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学校法人北里研究所

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北里大学の求める教員像

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I 総論

 21世紀を担う人材の育成と高度な学術研究を推進する大学への社会的な期待はますます高まっている。それに伴い,教育・研究・医療及びそれらの成果の普及を通して公共の福祉と文化の向上,社会の発展に寄与する大学への期待も,従来の教育・研究の役割に加え,多様で社会のニーズを色濃く反映したものに広がってきている。
  大学が社会の広範な要請に応えその公共的役割を果すためには,教員は,使命感と倫理観をもって教育・研究・医療・社会連携を意欲的に遂行することが求められる。教育と研究に携わる教員の使命感と職業倫理の基盤は,学生を始め関係当事者に対する人権の尊重と誠実性に根ざしている。
  生命科学・医療科学の領域で高度の学術研究と専門職業人の育成に取り組む北里大学の教員は,自律的な意思をもってこの基盤に立ち,建学の精神(北里精神)と大学の理念,教育方針の下に,学生の学習を支援し,学生が能動的な学習者として自らの入学目標を達成できるよう,知的営みの先達として導くことを期待されている。本学教員はこれを第一義とすべきことを認識していなければならない。また私立大学である本学は,教育の成果をもって学生の経済的負託に十二分に応える義務を負っており,それはまた本学の果すべき説明責任の一端でもある。以上のような基本的認識への理解がこの「北里大学の求める教員像」の前提である。

II 各論

 本学の求める教員像を4つの分野に分け,各々に求められる諸元として以下に述べる。

第1 建学の精神(北里精神)の理解と生命科学の探究
  本学の教員は,建学の精神※1と大学の理念※2を理解し,本学の目的の達成に貢献する。

(1)
北里柴三郎博士が顕現した,「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈の精神」の建学の精神を理解し,教育・研究・医療及び成果の普及を通して社会に貢献する。
(2)
大学の理念を理解し,21世紀の北里大学像※3である「健康・環境・食の連携により,生命科学と医療科学を学ぶ総合大学」を目指して,日々,教育・研究・医療の向上に努める。
(3)
生命科学の教育と研究に携わる者として高い倫理観をもち,生命科学の発展に対する使命感と熱意をもって教育・研究・医療及び成果の普及を実践する。

第2 教育
  本学の教員は,教育において学生の信頼に応え,知的営みの先達として学生の学習する場を確保,提供する。また,本学が定めるカリキュラムに従った教育活動を実践し,人材育成の目標を他の教員と協力して達成する。

(1)
授業及び研究指導において,学生の人格を尊重し,学生の思いを理解しその信頼に応えるとともに,教育者として学生の自由な学習を支援する。
(2)
定められたカリキュラムに従い,すべての学生に対して,社会にとって有為な人材に育てようとするまじめで熱心な態度をもって,平等に教育を行う。
(3)
自己の教育能力を開発し,授業の内容及び方法を改善することについて,不断に努力することを怠らない。
(4)
自己の教育活動に対する学生の評価・批判に真摯に応答する。
(5)
成績評価,単位認定など学生指導全般において公正に努める。
(6)
倫理的,道徳的思考を養い,仁愛(思いやり)のある心を育むように努める。

第3 研究
  本学の教員は,自己の専門分野と関連領域の学術研究の進展に努めるとともに,研究成果を学生の教育及び研究指導に反映させる。また,教員に保障されている「学問の自由」が,社会的責任を伴うものであることを自覚し,研究者として求められる倫理を遵守する。

(1)
自己の専門分野と関連領域の学術研究の進展について常に関心をもち,それらの研究に熱意をもって取り組み,その成果を学生の教育及び研究指導と社会の発展に反映させる。
(2)
新たな研究分野の開拓や新規技術の開発,学際的研究にも関心をもつ。
(3)
研究者として求められる倫理を遵守し,私的利益を目的とする研究や,日本学術会議「声明 科学者の行動規範について」(2006.10.3)及び北里大学研究倫理基準(2007.7.20)※4に反する研究は行わない。
(4)
研究費の適切な使用,管理に努める。

第4 社会連携
  本学の教員は,教育・研究・医療及び成果の普及を通して公共の福祉と文化の向上,及び社会の発展に寄与し,もって社会的責務を果たす。

(1)
自己の専門分野の知識・技能を生かし,公共の福祉と文化の向上,及び社会の発展に寄与する。
(2)
学生を専門分野の指導的な人材として社会へ送り出すために最善を尽くし,もって社会に貢献する。
(3)
教育・研究・医療及び成果の普及を国際的な視点から推進する。

参 考

※1:建学の精神(北里精神)

  開拓:「事を処してパイオニアたれ」
        科学の世界でパイオニアとなり,独創性に富んだアイディアをもつ。
  報恩:「人に交わって恩を思え」
        自分を育ててくれた人と社会に感謝し,社会に貢献することで恩に報いる。
  叡智と実践:「そして叡智をもって実学の人として」
        学んで得た知識と技術を実践の場に生かし社会に還元する。
  不撓不屈:「不撓不屈の精神を貫け」
        そのためにはいかなる困難にも屈することなく果敢にチャレンジする。

※2:大学の理念

(理事長・学長所信表明「北里大学近未来企画委員会答申を踏まえた本学の将来構想について」,
平成11年9月20日)

本学は,生命科学の最先端に位置する教育学術研究機関となる。【生命科学のフロンティア】
本学は,社会の要請に応じた教育と基礎研究・応用研究に最善を尽くし,絶えず改善改革を進める。
本学は,新研究分野の開拓や新規技術の創出ができる独創性と開発能力の涵養を通し,生命科学をリードする研究者,教育者を養成する一方,専門職業人として必要な高度専門知識・技術を教授し,社会に有為な人材を養成する。
本学は,生命科学の最新の知見を,本学を訪れる学生,教育者,研究者のすべてに望みどおりに提供する。
本学は,教育・研究・医療の諸活動を通して社会貢献を目指す。

※3:21世紀の北里大学像

  「健康・環境・食の連携により,生命科学と医療科学を学ぶ総合大学」


※4:日本学術会議「声明 科学者の行動規範について」(2006.10.3)
          http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-s3.pdf
      北里大学研究倫理基準(2007.7.20)
          http://www.kitasato-u.ac.jp/research/hatsumei/download/rinrikijyun.pdf