文字サイズ
拡大
標準
背景色

北里大学北里研究所病院 病院理念

北里大学北里研究所病院は、平成11年(1999年)の新棟開院にあたり「心ある医療」(患者さま中心の全人的医療)の実践を不変の病院理念として掲げました。

「思いやり」、「良心と誠意」、「プライバシーの尊重」、「インフォームド・コンセント」、「予防医学」そして「伝統と自己研鑽」をコンセプトに6つの行動指針を示し、基本理念は変わることがない「永遠の指導者」 として、理念の達成に向けて全職員が取り組んでいます。

  1. わたくしたちは、みなさまを笑顔と暖かい思いやりの気持ち、優しい言葉でおむかえします。
  2. わたくしたちは、生命の尊さを胸に刻み、良心と誠意をもって、みなさまと共に病気の克服に努めます。
  3. わたくしたちは、みなさま中心の医療を実行し、みなさまの誇り、プライバシーを尊重します。
  4. わたくしたちは、みなさまの診療について、わかりやすく説明し、理解を得るように努め、ご意志を尊重します。
  5. わたくしたちは、みなさまの健康の増進と病気の予防、一日も早い家庭や社会への復帰のために全力を尽くします。
  6. わたくしたちは、北里研究所の伝統を受け継ぎ、質の高い医療を目標にして、自分を磨き、常に向上進歩することに努めます。

基本方針

臨床

急性期から終末期に至るまでの全人的医療を、職員個々の責任と相互の信頼に基づき、全職員が一体となって実現する。診療にあたっては、科学的根拠(EBM)のみならず患者さまの個性(NBM)の両者を重視する。また、地域の医療・福祉施設や関連医療機関、産業保健分野との連携を進め、地域医療の充実、疾病の予防および健康の増進に寄与する。

教育

良質な卒前・卒後教育の環境を提供し、チーム医療に資する人材を育成することにより、現在・未来の医療に貢献する。

研究

各職種による実学の精神に則った基礎研究・臨床研究を推進し、医療と医学の発展に尽くす。

危機管理

患者さまと医療者の良好な信頼関係に基づく高いレベルの医療安全をめざし、すべての職種が協同して適切な安全管理を行う。

病院長 挨拶

byouinchou.jpg
北里大学北里研究所病院
病院長 土本寛二

 北里大学北里研究所病院は、慶應義塾の創始者である福澤諭吉先生のご支援のもと、北里柴三郎先生により明治26年(1893年)に設立された、本邦初の結核専門病院「土筆ヶ岡養生園」と大正6年(1917年)創立の北里研究所付属病院を前身とし、昭和48年(1973年)には総合病院として生まれ変わり、新たに総合的な医療の展開・充実に努めてまいりました。そして平成11年(1999年)には現在の病院棟を開設し、病院理念として「心ある医療」を掲げるとともに、北里研究所の創立時の定款に従い、臨床(診療・予防)、教育、研究、危機管理(医療安全)の4本柱を基本方針と定めて、当院を選ばれた皆さまから信頼され、満足される病院を目指しております。

 診療面においては、予防医学を推進するとともに、先進医療も視野に入れながら良質の標準医療を実践しています。「患者中心の医療」の精神のもと、「センター系医療」(特定の疾患に対して複数の診療科・部門が協力して、先進的かつ包括的な医療を提供するセンター体制)と「課題別医療」(緩和ケア、栄養サポート、感染対策など特定の課題に対して各医療部門が協力するチーム体制)、これらを縦軸、横軸としてチームを編成しています。これら多職種による「チーム医療」は、当院の特筆すべき特徴であり、診療面以外の教育、研究、危機管理すべてにおいても展開されており、「北里研究所病院における医療こそが真のチーム医療」と評価されるように実践しています。また「チーム医療」の一環として、医師会、近隣の医療機関や当院の関連企業の産業医の皆さまとの医療連携もさらなる充実に努めてまいります。

 教育面においては北里医学、慶應医学の伝統を承継し、特徴ある研修プログラムにより、医療の未来を担う人材育成に力をそそいでいます。また、研究面においては、医薬品開発のグローバル化や国による臨床研究の法制化など、臨床試験を取り巻く環境も大きく変化していることから、平成28年(2016年)7月に研究部を再編し、基礎研究から早期探索的臨床試験、診療科部門での研究および治験まで実施可能となる体制を整備しました。今後も意義ある基礎研究・臨床研究を行い、よりよい医療をより早くお届けできるよう、多くの実績を重ねていく所存でございます。

 最後に、学校法人北里研究所は、平成26年(2014年)には100周年という節目の年を迎えました。当院はこの北里研究所発祥の地「白金」において、敷地内に併設されている薬学部、東洋医学総合研究所、生命科学研究所など多くの教育・医療・研究機関と、より高度で緊密な連携を図り、さらに特色ある総合的な医療の展開を目指します。