北里大学病院 放射線科概要

 

スタッフ

☆:専門医・認定医

早川 和重 教授 放射線治療全般 ☆ 菅 信一 診療教授 神経放射線診断、IVR ☆
西巻 博 専任講師 救急放射線、IVR ☆ 新部 譲 専任講師 放射線治療、婦人科腫瘍 ☆
北野 雅史 非常勤講師 放射線治療、前立腺 ☆ 松永 敬二 診療講師 画像診断、IVR ☆
ウッドハムス 玲子 乳腺画像診断、IVR ☆ 浅野 雄二 医師 核医学 ☆
石山 博條 医師 放射線治療 ☆ 河村 砂織 医師 画像診断、IVR

早川  和重
早川 和重
1952年生まれ
群馬大学医学部卒
医学博士
菅 信一
菅 信一
1948年生まれ
慶応義塾大学医学部卒
医学博士

特色

 北里大学病院は病床数1033床の特定機能病院である。放射線科のスタッフは全員が日本医学放射線学会の専門医で、他学会の指導医や認定医の資格も持っている。画像診断では、消化管造影、IVP、CT、MRI、核医学検査を担当し、全ての画像所見の報告書を作成し、放射線部ではこれら画像情報の中央管理を行っている。また、インターベンショナルラディオロジィ(IVR)の領域では、閉塞性動静脈疾患、上大静脈症候群などの血流動態の改善を目的としたステント留置術や、腫瘍内への抗がん剤の動注・塞栓術など高度な技術を用いた治療を展開している。一方、放射線腫瘍学部門では,各科の協力のもとに、多くの悪性腫瘍と一部の良性疾患に対して単独であるいは手術や化学療法との併用で、高精度な治療を行っている。とくに,各科専門医との合同診察やカンファレンスを通じてEBM(Evidence Based Medicine:医学的根拠に基づく医療)の実践に心がけている。

症例数・治療・成績

 2002年度の検査件数は一般撮影132,207件、MRI10,910件、CT23,380件、核医学検査7,945件、2003年度の心臓を除いた血管造影およびIVRは241件であった。IVRは当該科に入院の上、施行される。脳神経領域の血管造影・IVRは、脳外科医と共同で行っている。放射線治療患者数は外部放射線治療833人、小線源治療は子宮腔内43人、前立腺癌45人などであった。平成16年5月からは 前立腺癌に対するヨウ素125密封小線源永久刺入療法を行っている。放射線治療の対象疾患としては、肺癌、頭頸部癌、乳癌、前立腺癌、婦人科癌が多く、いずれも各科との連携により良好な治療成績がえられている。


 放射線治療では計画CT、治療計画コンピュータ、ライナックがオンラインで接続されており、病変部に限局した正確な放射線照射が可能である。また、治療計画装置は計画用CT画像とMRI画像、核医学画像との合成画像を用いた計画も可能である。治療効果を高めるために、症例に応じて抗癌剤の同時併用や多分割照射などを採用している。

 肺癌は呼吸器内科・外科との合同カンファレンスで最適な治療方針が決定される。また、JCOG(Japan Clinical Oncology Group:厚生労働省科学研究助成金で運営されている臨床試験研究組織、ホームページ:http://www.jcog.jpこのページは別ウィンドウで開きます。 )やWJTOG(West Japan Thoracic Oncology Group:特定非営利活動法人・西日本胸部腫瘍臨床研究機構、ホームページ:http://www.wjtog.org/このページは別ウィンドウで開きます。 )の臨床試験にも参加している。最近では、末梢発生の早期肺癌には体幹部定位放射線照射(ピンポイント照射)を行い、70%以上の局所制御率がえられている。

 頭頸部癌では、耳鼻科専門医との合同診察で治療方針決定から治療中、治療後の経過観察まで一緒に行い、救済手術を含めて機能温存を目指した治療を優先している。喉頭癌、下咽頭癌の喉頭機能温存率は進行期でも50%を越える。★脳動静脈奇形・聴神経腫瘍・転移性脳腫瘍などに対しては、脳外科専門医との共同作業で定位手術的照射を週1回実施しており、多くの症例で良好な経過がえられている。

 前立腺癌には、ヨウ素125密封小線源永久刺入(週2例)、イリジウム192小線源治療+外部3次元照射(週1例)、3次元放射線治療単独と症例に応じて治療法を選択している。泌尿器科との緊密な連携により、ホルモン療法など補助療法に関わる他施設との病診連携もスムーズに行われている。


医療設備

 MRI3台、CT4台(MDCT2台)、治療計画専用CT、ガンマカメラ5台、血管撮影装置3台、X線エネルギー可変型ライナック、C-arm型ライナック(定位照射対応)、高線量率イリジウム小線源治療装置、ヨウ素125密封小線源永久刺入療法手術室。

外来診療

  1. 放射線治療診療は月〜金毎日。土曜は1、3、5週。
  2. 受付は午前8時30分〜11時、原則として予約制
  3. 主治医の先生の紹介状と検査・画像データが必要。
  4. 他院からの画像検査は病診連携室を通じて予約受付(随時)。
  5. 定期的な画像診断・IVR外来診療は月曜9時〜12時に行っている。

  • ページトップへ