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呼吸器外科

呼吸器外科 独自Webサイトへ

佐藤 之俊

科長
佐藤 之俊
副院長(診療担当)

この診療科のご連絡先
042-778-8439

主な対象疾患

肺癌(含 気管・気管支腫瘍)、 転移性肺腫瘍、 縦隔腫瘍(含 重症筋無力症における胸腺摘出術)、 自然気胸(嚢胞性肺疾患)、 膿胸、 感染性肺疾患、 先天性肺疾患(小児肺疾患)、 胸壁・胸膜疾患、 手掌多汗症

特徴・特色

呼吸器外科は、食道および心臓大血管を除くすべての胸部領域の外科手術を担当しています。特に肺癌の手術は、早期例には侵襲の少ない胸腔鏡手術を推進する一方、進行肺癌に対しては、呼吸器内科・放射線科と連携した集学的治療をいち早く導入し、最先端の治療を行っております。なお、開院以来施行している拡大手術においては、我が国のリーダー的存在になっています。また、手掌多汗症に対する胸腔鏡下治療は、手術翌日の退院が可能で、術後の調査でも90%以上の方が手術の結果に満足されています。

特記事項

呼吸器外科は、外科疾患の中でも特殊な分野ですが、肺癌を中心とした呼吸器外科手術は、増加の一途をたどっており、呼吸器内科や放射線科との密接な連携のもと、相模原地区を中心として、今後も高度先進医療を担っていきたいと考えています。

1:対象となる疾患および治療法

肺癌、転移性肺腫瘍、良性肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁および胸膜腫瘍、自然気胸、血胸、膿胸、感染性肺疾患、小児(先天性)肺疾患(注:漏斗胸につきましては、はじめに形成外科にお問い合わせ下さい)、胸部外傷、重症筋無力症における拡大胸腺摘出術、肺気腫に対する肺容量減少手術、肺気腫に対する肺容量減量手術、(手掌)多汗症に対する胸部交感神経焼灼術、その他。

2:悪性疾患に対する治療方針

原発性肺癌あるいは転移性肺腫瘍をはじめとした胸部領域の悪性疾患に対しては、呼吸器センターにおいて、呼吸器内科、放射線科をはじめとした関連部門における各専門医の間で密接に連携をとりあい、患者さん一人一人に対して、最良の治療方針をとることを実践しております。したがって、たとえ呼吸器外科に初診で受診された方でも、「手術が最良の治療手段かどうか」を、常に他科の専門医と話し合い(カンファレンスといいます)の上で決定しています。

3:低侵襲手術および拡大手術

良性疾患や、早期の癌に対しては、患者さんの手術による負担を可能な限り軽減するよう低侵襲(ていしんしゅうと読みます)手術をめざして、胸腔鏡手術を推進しています。 一方、進行癌の場合は、手術に加え化学療法および放射線療法を組み合わせる集学的治療を行っております。とくに、肺癌術後の補助化学療法としての化学療法は、呼吸器内科との連携により安全に施行しています。時には、心臓血管外科チームとの連携のもとで拡大手術により完全切除をめざしています。

4:呼吸器リハビリテーション

呼吸器センターにおける看護師およびリハビリテーション科等と協力して、肺機能の悪い方に対しては、禁煙指導と術前術後の呼吸器リハビリテーションを積極的に導入し、手術合併症を未然に防ぐ様努力しています。

病診連携行事

  1. チェストカンファレンス:毎週水曜日18時より
  2. 呼吸器腫瘍研究会:第3木曜日(年4回) 
  3. 相模原外科医会 

病診連携への取り組み

悪性疾患に対する終末期医療に対しても、積極的に取り組んでおります。相模原地区における在宅ネットワークを作ることにより、緊急時には、24時間大学病院でサポートできる体制をとりながら、在宅医療を推進されている地域医療機関と密接な連携をとっていきたいと考えております。

紹介して頂く時の留意事項

ご紹介は、下記の紹介用外来担当表(医療機関向け)をご覧ください。

呼吸器疾患でお困りの場合、内科疾患・外科疾患を問わず御紹介下されば、院内の合同カンファレンスにて検討の上、ご返事申しあげます。御紹介の際、過去に胸部レントゲン写真やCT写真上の経過がある場合は、診断にあたり重要な資料となりますので、可能な範囲で持参させて下さる様お願い申し上げます。その際も紹介いただきました医療機関にご迷惑がかからない様、十分配慮致します。

手術実績

平成23年度の中央手術室での手術件数は182例でした。主な疾患の内訳は、原発性肺癌102例、転移性肺腫瘍24例、縦隔腫瘍17例、気胸および嚢胞性疾患22例、重症筋無力症3例などでした。胸腔鏡手術も全体の80%(182例中122例)を占めています。原発性肺癌101例のうち、腺癌が65例と全体の約73%を占め、扁平上皮癌は12例(約13%)でした。さらに、最近の傾向として術前未確診の肺末梢小型病変や胸膜病変に対する胸腔鏡下生検も増加しており、そのほとんどが悪性腫瘍でした。また、原発性肺癌のうち病理病期 I 期が63%(56例)を占めていました。術後は、病理所見を踏まえ、呼吸器内科、放射線科、呼吸器外科の3科合同カンファレンスにより補助治療あるいは追加治療の必要性が討議、決定され、迅速な対応をとって診療にあたっています。なお、胸部外傷、血気胸などの緊急手術や自然気胸など準緊急性を有する疾患に対しても中央手術室の協力により迅速な対応ができました。平成23年度も手術死亡、在院死亡ともにありません。

呼吸器外科医師一覧

医師名 職位・役職 専門分野 認定・専門医
佐藤 之俊 教授 呼吸器外科全般
細胞診
外科病理学
日本呼吸器外科学会専門医指導医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本胸部外科学会認定医
日本外科学会専門医指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
塩見 和 診療講師(研究員) 呼吸器外科全般 日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
内藤 雅仁 研究員 呼吸器外科全般 日本外科学会専門医
三窪 将史 研究員 呼吸器外科全般 日本外科学会専門医
がん治療認定医

呼吸器外科 外来担当表


(第1・3・5)
午前 三窪 将史 佐藤 之俊 佐藤 之俊
(不定期)

塩見 和
松井 啓夫
医師不定 松井 啓夫
三窪 将史
医師不定
午後 塩見 和 三窪 将史

紹介用外来担当表(医療機関向け)


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