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地域理学療法学

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医療衛生学部

リハビリテーション学科 理学療法学専攻 基礎理学療法学理学療法評価学理学療法治療学
地域理学療法学

更新日:2013年5月19日

担当教員

〔講師〕 横山美佐子,木村雅彦

研究分野の概要

我が国では医療技術の急速な進歩を背景に,これまで救命困難であった重症高齢者や重症低出生体重児の生命予後が改善した。さらに,救命後の早期退院が図られていることから,障害高齢者,障害児の多くが自宅で生活できるようになった。これにともない,在宅の障害者(児)に対する理学療法は,医療・介護・保健の広い分野にわたり,その役割はますます大きくなってきている。
このような社会背景をふまえて,特に呼吸・循環・代謝機能といったいわゆる内部障害者(児)に対する,安全かつ適切な理学療法介入による機能回復と二次予防の効果を明らかにすることが,地域理学療法学の大きな研究テーマとして求められている。本研究単位では,内部障害者(児)に対する理学療法介入の研究を特色として,学内外との共同研究を推進している。

講座重点研究等主な研究課題

【講座重点研究】

    1) 地域在住内部障害者(児)に対する理学療法効果に関する研究
    健常者と内部障害者における身体機能や生活機能の特性を明らかにすること,また,理学療法介入の汎化を進めるために必要な理学療法の作用機序と効果の科学的な解明に重点をおいている。

【学外研究機関との共同研究】

    1) 療育支援体制地域ネットワーク作りに関する研究(多施設介入研究)
    地域に密着した療育支援体制を整えることを目的として,神奈川県央地区の地域在住障害児(内部障害児を含む)や家族が必要としている援助の内容とその効果的な支援法を検討する。

    2) 乗馬療法の効果に関する研究(麻布大学との共同研究)
    麻布大学動物介在研究室とともに騎乗者の身体的特徴を評価し,かつ乗馬が騎乗者に与える影響(呼吸・循環応答を含む)を明確にし,乗馬療法の効果と方法を検討する。

    3) 地域在住高齢呼吸不全者の身体および生活機能障害に対する理学療法介入に関する研究
    慢性閉塞性肺疾患(COPD)など地域在住高齢慢性呼吸不全者は増加しているが,その障害の詳細は明らかでなく,さらに作用機序を明確にした理学療法の介入研究は極めて少ない。診療所ならびに患者会との共同研究により,具体的な介入方法の立案と介入効果の検証を行う。

    4) 脳性麻痺児の生活機能スキルのデータベース作成に関する研究
    地域在住の脳性麻痺を持つ子どもたちとその親を対象に,生活機能スキルの状況を把握でき,且つ目標設定ができるツールをインターネット上に作成し,データベース化する。

【学内共同研究】

    1) 在宅における呼吸リハビリテーション(北里大学病院リハビリテーションセンター部)
    入院期に実施する呼吸理学療法手技はその特殊性から退院後に在宅で適用できる場合が少ない。呼吸障害患者(児)とその家族が在宅で実施可能な手技を開発し,その効果を検討する。

    2) 小児肥満児に対する介入研究(北里大学医学部・看護学部・大学病院栄養部との共同研究)
    近年,肥満度20%以上の小児は増加しており,中高年における生活習慣病やメタボリックシンドロームを予防するためにも小児期からの食育や運動実践といった生活習慣形成が望まれている。そこで,小児肥満児の特性を評価したうえで,介入プログラムを開発し,より効果的な介入プログラムを構築する。

    3) 北里大学心臓二次予防センターにおける疾患管理に関する研究(北里大学医学部・大学病院・東病院との共同研究)
    生活習慣病や循環器疾患患者に対する,長期的な疾患の発現や再発を予防する方策が求められている。定期的な心血管検査と疾患管理指導を実施する地域連携ネットワーク機能を有する心臓二次予防システム登録患者の運動機能等に対する縦断的な観察研究及び介入研究を行う。

    4) 慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の運動機能に関する縦断的研究(北里大学医学部・大学病院との共同研究)
    COPD患者の運動機能ならびに日常生活における身体活動量は再入院の回避や生命予後に関与し,二次予防を図るうえでその評価と適切な理学療法介入を行うことが求められる。我々は北里大学医学部呼吸器内科学教室との共同研究として,安定期COPD患者の運動機能ならびに身体活動量を縦断的に調査し,評価指標の妥当性を検証すること,ならびに介入研究を計画している。