生体分子動力学講座

北里大学 理学部 物理学科 / 北里大学大学院 理学研究科 生物科学専攻

S号館305室

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分子動力学シミュレーションとプロテオミクス実験という最先端の研究分野を開拓しています.

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4年生の卒業研究打ち上げ会


分子動力学ユニット:  教授 / 米田 茂隆 助教 / 渡辺 豪

新時代の巨大分子動力学シミュレーション


口蹄疫ウイルス
外殻蛋白質断面図
分子動力学シミュレーションとは、多数の原子の運動方程式をコンピュータで数値的に解いて、原子運動の軌跡をシミュレートする計算物理学の研究手法です。

コンピュータとシミュレーション技術の進歩により、世界的に、近年は原子数が20万個、計算時間は数マイクロ秒という超巨大な分子動力学シミュレーションが実用化されています.

さらに巨大で長時間のシミュレーションを目指して、新しい計算技術の提案と実際のプログラムの開発を行っています.

左の図は計算対象であるウイルスの外殻蛋白質です.ウイルスによりますが、原子数は数百万個から数千万個に及びます


疾患プロテオミクスユニット:  准教授 / 小寺 義男 講師 / 大石 正道

新時代のフーリエ変換質量分析法や電気泳動法

関連リンク:理学部附属プロテオミクスセンター


血液中の診断マーカータンパク質の
質量分析結果
真空中で原子や分子を飛翔させ電場や磁場で分離する質量分析法は古くからある物理学的実験法ですが、最近の進歩はめざましく、例えば、微量な高分子を超高精度で検出することができるフーリエ変換質量分析機等の新時代の技術が出現しています.

本ユニットでは、理学部附属疾患プロテオミクスセンターと連携しつつ、新時代の質量分析法や電気泳動法を生体内ペプチドの高精度な検出に応用するプロテオミクスと呼ばれる研究領域を開拓しています.

左図では、病気特異的なタンパク質の信号()が治療に伴って減少しています.これは治療が病気に対して有効であったことを示しています.


大学院、修士論文、博士論文の題名(H24年2月発表)
学位名前題名
理学博士元藤新規がんプロテオミクスの開発−抗リン酸化蛋白質モノクローナル抗体群による新規疾患診断法−
理学修士荒木血清ペプチドの詳細分析に向けた包括的な方法開発とその応用
理学修士田村新規分画法を用いた膀胱癌治療効果を反映する血中マーカータンパク質の探索
理学修士松沢哺乳動物の冬眠にともなう肝臓のプロテオーム変動の解析

学部4年生の卒業研究の題名(H24年2月発表)
名前題名
西田並列化分子動力学シミュレーションの開発
日堂質量分析計によるタンパク質比較定量精度の向上を目指したラベル化法の確立
金子バナナの保存状態に伴う糖度及びタンパク質成分変化の解析
三栗発芽に伴う種子タンパク質成分変化の解析
田上マグロはいつまで美味しく食べられるか〜プロテオーム解析によるマグロ筋肉蛋白質成分変化の解析〜
松尾半熟卵は本当に消化に良いのか?〜加熱処理による鶏卵タンパク質の変化〜
田代甲殻類及び貝類プロテオームによる種間差の解析
吉田ImageJによる二次元電気泳動ゲルからの新規プロテオーム上方の獲得