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1 金属ポルフィリン化合物の合成と反応
血液中の赤血球では、鉄を中心に含んだポルフィリン化合物とその仲間が体のすみずみに酸素を運ぶ機能を担っています。私たちの研究室ではルテニウム、ロジウムなどの貴金属ポルフィリンを使って、
(i) 14族(C, Si, Ge, Sn, Pb)ドナーとの単結合・二重結合
(ii) 金属−金属結合
という特徴をもつ新機能性物質の開拓を行っています。
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例えば、2価の炭素であるカルベンの結合したルテニウムポルフィリンを設計合成し、そのシクロプロパン化反応における触媒活性を調べています。
また、ポルフィリンによる金属−金属結合の安定化を目指し、ロジウム(I)ポルフィリンアニオン(1)を金属ハロゲン化物と反応させ、安定なロジウム−金、ロジウム−スズ結合をもつ化合物を合成しました。
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2 リンの有機金属化合物 (Rh, Ir, Pd, Pt) とその反応特性
立体障害をより軽減したコンパクトなホスホランを用いることにより、初めてシス-ビス(ホスホラニド)錯体の合成・単離に成功しました。ホスホラニドイリジウム錯体ではリンから金属へのジアステレオ選択的な炭素転位反応を見出しています。
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