東北地方太平洋沖地震 北里大学海洋生命科学部 震災復興支援プログラム

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北里大学海洋生命科学部「学術的震災復興支援プログラム」の推進について

トップ 東日本大震災による本学の被災状況と対策北里大学海洋生命科学部「学術的震災復興支援プログラム」の推進について

平成23年8月25日
北里大学海洋生命科学部長
緒方 武比古


 北里大学海洋生命科学部は、創設以来およそ40年にわたり、岩手県大船渡の地において地域の皆様に支えられながら教育、研究、社会貢献に取り組んでまいりました。研究活動においては、世界を視野に入れながらも三陸沿岸の環境、生物、水産業に関わる知見を蓄積してきました。

 東日本大震災による産業の被害は水産分野が著しく、基盤となる船舶、港、養殖施設、加工施設の多くが失われています。増養殖業も種苗そのものの喪失も含め、再開への道のりは平坦ではありません。沿岸環境の変化と生態系や生物生産への影響、さらにその回復過程を把握することも今後の水産業にとって大きな課題となっています。

 水産業振興への献身を期待されている東北地方沿岸の多くの研究機関が壊滅的な被害をこうむった中、本学部は、それら学術研究機関をはじめ学協会、地方自治体と手を携えながら、広域の水産業、沿岸環境の復興、回復に向けて次のような「学術的震災復興支援プログラム」を推進してまいります。


 東日本大震災による環境・生物への影響評価のための調査・研究
区分 研究テーマ 担当者
無脊椎動物・藻類 津波と地盤沈下が越喜来湾の潮間帯生物相に及ぼす影響
大船渡湾の外来フジツボ相と環境への影響
越喜来湾におけるアワビ等の生息状況調査
加戸隆介
加戸隆介
朝日田卓
プランクトン 震災後の有毒・有害プランクトン出現動態 緒方武比古
水質環境 大震災による吉浜湾、綾里湾、越喜来湾の養殖海域における水質環境
津波により流失したがれき類の漂流および深海底への蓄積状況とがれきに含まれる有害物質の解析
難波信由
三宅裕志
底質環境 湾港防波堤の存否が内湾の底質環境に与える影響評価
舞根湾のがれき清掃活動ならびに生物環境モニタリング(共同研究)
林崎健一
山田雄一郎
生態系 東北地方太平洋沖地震による深海生態系への影響 三宅裕志
漁業 盛川における天然アユ遡上に対する津波の影響推定
震災が岩手県のシロザケの回帰に与えた影響評価
朝日田卓
林崎健一

 三陸沿岸における水産業復興にむけた新規および継続的調査・研究
区分 研究テーマ 担当者
魚類 越喜来湾のサーフゾーンにおける仔稚魚の出現動態
岩手県沖合いにおける仔稚魚の出現動態
朝日田卓
朝日田卓
無脊椎動物・植物 越喜来湾の水質および潮間帯付着生物相の長期的変動 加戸隆介
プランクトン 岩手県大船渡湾における微細プランクトン群集構造の変化
− 麻ひ性貝毒原因藻Alexandrium属の増加原因の検討 −
山田雄一郎
漁業 三陸海岸におけるサケ幼稚魚の誘引保育放流技術開発
三陸沿岸におけるミズクラゲ類の漁業被害対策
山田雄一郎
三宅裕志
増養殖 サケの種苗放流効果を高める初期飼育法の開発
三陸沿岸の魚介類の再生・回復を目指した種苗生産体制の構築と実用化技術の確立
LED等を用いた光制御技術の活用によるヒラメ・マツカワ等の養殖技術の開発
三陸地方特産のアワビ、ナマコの優良種苗の開発
千葉洋明
森山俊介
高橋明義
奥村誠一
有効利用 三陸沖における新規有用微生物の探索 三宅裕志

註1 : 研究テーマは現在実施中と実施予定のものを表します。
註2 : 研究テーマは逐次更新いたします。最新情報は 海洋生命科学部ホームページ  をご参照ください。
註3 : 関連情報 2011.08.11 北里大学海洋生命科学部「学術的震災復興支援プログラム」の立ち上げに当たって


研究者、漁業者、水産加工業者の皆様、各機関・団体の皆様へ

 この件のお問い合わせは次にお願いいたします。

北里大学海洋生命科学部「学術的震災復興支援プログラム」推進委員会事務局
担当 : 前田 昌彦
TEL : 042-778-7915
FAX : 042-778-5010
e-mail : kaiyo@kitasato-u.ac.jp