トップ> 東日本大震災による本学の被災状況と対策 >文部科学省「平成23年度東北マリンサイエンス拠点形成事業(新たな産業の創成につながる技術開発)」に本学のプログラムが採択されました
「東日本大震災からの復興基本方針」には、震災により激変した海洋生態系の解明をはじめ、漁場の復興、関連産業の創出に役立たせるための大学、研究機関、民間企業等によるネットワーク形成、さけ・ます等の種苗生産体制の再構築や藻場・干潟等の整備、科学的知見も活かした漁場環境の把握、適切な資源管理等により漁場・資源の回復などが掲げられています。
この具体的な推進のために、文部科学省は、「平成23年度東北マリンサイエンス拠点形成事業(新たな産業の創成につながる技術開発)」により、当該分野において、大学等の技術シーズを活用し被災地域に新たな産業振興を目的とした、新たな養殖技術の研究開発や未利用資源の利用技術の研究開発等を公募し、これに対する申請件数52件、採択件数17件のところ、本学から応募した次の2つのプログラムが採択されました。
テーマ名 | 管理型漁場の創出を目的とした被災浅海域活用技術の開発 |
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実施体制 | 北里大学(海洋生命科学部) |
研究代表者 | 朝日田卓教授 |
事業費 | 2,980万円 |
テーマ名 | 三陸沿岸における水産重要魚介類3種の効率的完全養殖を目指す技術開発 |
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実施体制 | 北里大学(海洋生命科学部、理学部、釜石研究所) |
研究代表者 | 森山俊介教授 |
事業費 | 3,000万円 |
この事業については、平成23年度はフィジビリティースタディーとして実施され、その成果をもとに、平成24年度から平成27年度までの4年間、継続して研究技術開発が予定されているものです。平成23年度の総事業費は5億円とされています(詳細は次のURLを参照)。
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1314827.htm |