就職と進学

本専攻を卒業することで視能訓練士の国家資格を受験できます。視能訓練士(Orthoptist)とは斜視や弱視の訓練をはじめとする視能矯正訓練と、視力や視野に代表される視機能検査を主な業務とする視覚のスペシャリストです。1929年に英国で初めて誕生し、日本では1957年に誕生しました。1971年には国家資格となり、第1回国家試験が実施されました。現在、有資格者は1万人を超えており、総合病院や大学病院、眼科診療所で活躍しています。日本における視能訓練士という職種は、医師や看護師のように一般的に知られていませんが、最近ではメディアでも多く取り上げられるようになり、知名度は上がってきています。また業務内容も視能矯正訓練だけではなく、レーシックなどの近視矯正手術や白内障手術など、眼科医療の発展や社会の変化に伴い多様化し、活躍の場も広がってきています。視能訓練士は今後ますますの活躍が期待される職種です。

就職について

在学早期から就職ガイダンスやセミナーを中心とした就職指導・支援を行っています。また卒業生や全学就職センターと連携してインターンシップや病院見学の積極的活用を行い、就職に対する意識向上に努めています。関東圏外へのUターン希望者も増えており、全国の医療機関だけではなく企業や公務員など新たな境界領域への就職先拡大を図るべく取り組んでいます。

【就職・進学実績(H26年度卒業生35名)】

取得できる資格

視能訓練士(国家資格)の受験資格。

就職分野

大学病院、総合病院、リハビリテーションセンター、眼科診療所、保健所などの医療行政機関、大学や養成施設などの教育・研究機関、医療機器関連企業、医薬関連企業など。

就職実績

大学病院

旭川医科大学病院、金沢医科大学病院、金沢大学医学部付属病院、北里大学病院、北里研究所病院、杏林大学医学部付属病院、近畿大学医学部附属病院、慶応義塾大学病院、埼玉医科大学病院、信州大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学附属病院、自治医科大学附属病院、昭和大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、聖マリアンナ医科大学病院、千葉大学医学部附属病院、東海大学医学部付属病院、東京医科大学病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院、東京女子医科大学病院、獨協医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、浜松医科大学医学部附属病院、兵庫医科大学病院、横浜市立大学附属病院、新潟大学医歯薬総合病院
他多数

総合病院

亀田総合病院、海老名メディカルプラザ、秀和総合病院、湘南鎌倉総合病院、新川橋総合病院、藤枝市立総合病院、松江赤十字病院、武蔵野赤十字病院、津久井赤十字病院、船橋市民病院、済生会埼玉栗橋病院、横浜労災病院、社会保険中京病院、JR東京総合病院、横須賀市立うわまち病院、大和市立病院、筑波記念病院、森下記念病院、三井記念病院
他多数

個人眼科

青木眼科、井上眼科病院、上岡眼科医院、えだがわ眼科クリニック、オリンピア眼科病院、海谷眼科、清澤眼科病院、清水眼科、宮田眼科病院、木村内科眼科病院、根本眼科
他多数

企業

(株)アステラス製薬、(株)オフテクス、(株)ベストメディカルサービス、(株)リィツメディカル

進学(大学院)について

本学大学院の最大の特徴は大きな自由度にあります。研究テーマは自分の興味ある分野から選び、自分の力で想像し、指導教授をはじめ、他の院生とディスカッションを繰り返すことで、研究遂行へのアプローチや論文を書く能力、学会発表のテクニック、臨床への応用力などを自然に学び取ることが可能となります。指導教員は、眼科医療や視覚科学の最先端で活躍されるスペシャリストです。眼科や視覚に限らずリハビリテーション医学や医療心理学など、異なる領域を研究することもできます。そのため既成概念に捉われず積極的に研究したい人、臨床での応用力獲得やさらなるスキルアップを目指したい人にとっては、最適な環境であると確信しています。

大学院

北里大学大学院医療系研究科視覚情報科学(修士課程)
修士課程修了後、より深く学び、医学博士号・医科学博士号を取得するために、博士課程に進学し、専門家としての基礎を学ぶこともできます。