保健衛生学科

授業・カリキュラム


環境保健学コース
臨床心理学コース

環境保健学コース

授業紹介

※シラバスは2024年度現在のものです。講義内容は変更になる可能性があります。
健康食品学実習
健康食品学実習
食品の安全性、機能性に関する実験を、3~4名のグループで行います。ヒスタミン食中毒の原因となるヒスタミンが魚に含まれているかどうか測定したり、野菜、フルーツ等から抗酸化物質であるポリフェノールを抽出し、種類や量、抗酸化能を測定したりします。どの食材を使うか、どのようなタイムスケジュールで実験するかについてはグループで話し合って決めます。実習の最終日には研究発表会を行い、意見交換をして理解を深めます。
生物・生態環境工学
生物・生態環境工学
水環境における人への健康影響因子である病原微生物や薬剤耐性菌などの病原体、化学物質の生態毒性 の種類と評価法について学びます。
産業衛生管理学実習
産業衛生管理学実習
労働環境に存在する有害要因(有機溶剤、重金属、騒音等)による労働者の健康への影響を評価する方法やその予防対策、疲労の評価法、救急法等の基礎を実習を通して修得します。
PICK UP 水環境調査の体験
環境衛生学・工学実習では、2022年7月5日に環境保健学コース3年生15名と相模川の現地調査を行いました。この実習は水環境の保全のために水処理技術や水質調査を学ぶもので、今回は相模川の水質が水質環境基準などを満たしているかを評価しました。水試料の採取方法は水質試験項目ごとに決まりがありますので、それを実習を通して学びます。採取した河川水試料は大学に持ち帰り、後日の実習で、大腸菌などの微生物学的水質項目および懸濁物質(SS)や窒素・リンなどの化学的水質項目の測定を行います。
河川水調査
この日はあいにくの天候でしたが、受講生全員で協力して河川水試料の採取と水質項目の測定を行いました。
河川水調査2
電気伝導度という水質項目をポータブル導電率計で測定しているところです。この他に、現地では水温、pH、濁度、溶存酸素濃度を測定しました。

卒業研究の例

卒業研究は、公衆衛生学研究室、環境衛生学研究室、衛生管理学研究室のほか、学内・学外の研究室でも受けることができます。これまでの学びから興味を持ったテーマ・研究室を選んだり、実習や講義を通して身につけた知識と技術を活かして最先端の研究テーマに取り組みます。 
公衆衛生学研究室
公衆衛生
食から健康の維持を目指す研究

「油」と聞くと「体に良くない」と考えがちですが必ずしもそうではありません。各種油の特徴を実験によって明らかにし、上手に油を食べることで健康になることを目指す「植物油の生活習慣病予防効果のメカニズム解析研究」を進めています。その他、農作物が育つ土壌に注目し、生物由来の廃棄物を再利用して土壌を改良し、そこから得られた農作物の機能性や美味しさを研究するなど、多角的に食と健康の研究に取り組んでいます。
環境衛生学研究室
環境保健学コース実験風景
水環境中における薬剤耐性菌と耐性遺伝子の存在実態と発生源の解明

世界中で、抗生物質に耐性を持つ病原菌(薬剤耐性菌)が増えています。薬剤耐性菌はどこで発生して、環境中でどのような挙動を示すのか、環境中の薬剤耐性菌による人の健康リスクはどの程度あるのか、などをフィールド調査を通して明らかにしています。
衛生管理学・産業保健学研究室
衛生管理学
カドミウムの短期曝露によるメタロチオネインⅠ遺伝子発現について

有害物質を扱う労働者の健康状態を評価する方法として、有害重金属による健康影響の指標となるものを探索しています。卒業研究では、重金属による影響について、血液や尿等を用いて遺伝子解析や重金属濃度を調べ、その影響を受ける遺伝子の探索を行います。

環境保健学コースのカリキュラム

HS環境コース_カリキュラム

臨床心理学コース

授業紹介

※シラバスは2024年度現在のものです。講義内容は変更になる可能性があります。
臨床心理学概論、発達心理学、障害者・障害児心理学
心理・卒業研究
すべて公認心理師科目ですが、北里大学ではこれらの科目をリハビリテーション学科の理学療法学専攻、作業療法学専攻、言語聴覚療法学専攻、視覚機能療法学専攻の学生とともに学びます。学びを共にすることで、他職種の考え方や目指すものも知ることができます。
産業衛生管理学実習
産業衛生管理学実習
労働環境に存在する有害要因(有機溶剤、重金属、騒音等)による労働者の健康への影響を評価する方法やその予防対策、疲労の評価法、救急法等の基礎を実習を通して修得します。環境保健学コースと共通の必修科目で、理系大学ならではの実習内容です。
PICK UP 模擬講義の動画
オープンキャンパスで公開した「健康・医療心理学」の模擬講義の動画を視聴できます。
心理模擬講義

卒業研究の例

卒業研究は、臨床心理学コース専任教員のほか、学内・学外の研究室でも受けることができます。これまでの学びから興味を持ったテーマ・研究室を選んだり、実習や講義を通して身につけた知識と技術を活かして最先端の研究テーマに取り組みます。 
がん患者における抑うつ・不安発生メカニズムおよび心理支援についての研究
市倉先生研究がん患者が抱える特有のストレスに着目し、どのように対処することで不安や抑うつが下がり、健康につながるのか、ストレス対処法(ストレスコーピング)について研究します。がん患者の心理療法に対する期待や、臨床で実際に行われている心理療法の実態を明らかにすることは、心理療法やカウンセリングを受けることへのハードルを下げることにもつながります。長期的には、がん患者さんが一人で苦しむことがないような環境づくりをめざしています。
依存症予備軍の実態調査と効果的な予防策についての研究
村瀬先生研究
飲酒やギャンブルなどへの依存症は、意志の弱さからなる病気だと誤解されがちです。しかし依存症になる仕組みは実は心理学の視点から説明できることが多く、その支援方法の開発においても心理学が重要な役割を果たしています。依存症の問題を持つ人々をより効果的に支援することと、社会の人々に依存症への理解を深めてもらうことを目標に、依存症になるリスク因子やその予防策を研究をします。

再犯・再非行防止を目的とした心理学的アプローチに関する研究

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犯罪や非行の問題は、一般的に、罰を与え、反省させることが再び同じ過ちを犯さない方法だというイメージがあります。しかし、それらの効果は限定的であることがわかっています。そこで、再犯・再非行防止に有効な心理学的アプローチの研究を行っています。ある卒業研究では、家族などの親密な相手に暴力を振るってしまった人を対象に新旧2つの心理学的技法を実施し、新しい技法の効果を検証しました。このように実証的な研究を積み重ねて、再犯・再非行防止に有効な方法の確立をめざしています。

臨床心理学コースのカリキュラム

HS臨床心理学コース_カリキュラム