主な研究テーマ
スポーツ外傷・障害の評価・予防・運動療法に関する研究
スポーツに関連するケガ(投球障害や足関節捻挫など)に対する評価・治療・予防に関する基礎研究や臨床研究を行っています。超音波や筋力計測などさまざまな運動機能評価機器を用いて,その妥当性や有用性を検証し,実際の患者さんに活用できる評価法や治療法に生かす研究を行っています。大学病院やスポーツ整形クリニックの医師や理学療法士と連携して共同研究を展開しています。また野球を中心としたスポーツ現場に出向き,メディカルチェックを通して傷害予防に貢献できる研究にも取り組んでいます。
スポーツに関連するケガ(投球障害や足関節捻挫など)に対する評価・治療・予防に関する基礎研究や臨床研究を行っています。超音波や筋力計測などさまざまな運動機能評価機器を用いて,その妥当性や有用性を検証し,実際の患者さんに活用できる評価法や治療法に生かす研究を行っています。大学病院やスポーツ整形クリニックの医師や理学療法士と連携して共同研究を展開しています。また野球を中心としたスポーツ現場に出向き,メディカルチェックを通して傷害予防に貢献できる研究にも取り組んでいます。
スポーツパフォーマンスのバイオメカニクス研究
様々なスポーツ動作(走る,飛ぶ,投げる,など)のパフォーマンスを観察し,そのメカニズムを解明したり,より効率的な動作を追求する研究を行っています。怪我や疲れが起こりにくい動きとは?早く回復するためには?という課題に対して,さまざまな視点から研究を進めています。2022年度には大学院生も多く入学することが決まっており,益々活発な研究室になりそうです。
様々なスポーツ動作(走る,飛ぶ,投げる,など)のパフォーマンスを観察し,そのメカニズムを解明したり,より効率的な動作を追求する研究を行っています。怪我や疲れが起こりにくい動きとは?早く回復するためには?という課題に対して,さまざまな視点から研究を進めています。2022年度には大学院生も多く入学することが決まっており,益々活発な研究室になりそうです。
担当科目
学年 | 科目名 | 授業の目的 |
1 | 理学療法概論 | リハビリテーションにおける理学療法の位置づけと役割を把握する。後期の臨床実習Ⅰを円滑に実施するための知識を修得する。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4103 |
2 | 生体運動分析学 | 身体運動を客観的に記述し、力学に基づき分析をする力を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4118 |
生体運動分析学実習 | 代表的な身体の関節機能について学習し、各種計測装置を使った運動分析の際に関節運動学に応じた分析を示せるようにする。日常生活動作の基本動作を運動学的な解釈のもとに説明できるようにする。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4119 | |
臨床運動学(実習含) | 生体運動分析学(および実習)で学んだ運動学の知識を用いて,実際の歩行(特に異常歩行)の成り立ちを理解し,運動学的な用語で表現できるようにする。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4120 | |
3 | 整形外科系理学療法学実習 | 整形外科疾患の理学療法について理解し、実際の手技(評価・治療)を修得する。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4147 |
臨床理学療法学Ⅱ | 整形外科疾患ならびに中枢神経疾患を対象とした理学療法を実施するための臨床的問題解決能力を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4137 | |
臨床理学療法学Ⅱ実習 | 整形外科疾患ならびに中枢神経疾患を対象とした理学療法を実施するための臨床的問題解決能力を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4138 | |
4 | 臨床実習Ⅲ | 臨床実習指導者の指導のもとで、様々な疾患の病態や障害に応じた理学療法を理解するとともに、基本的な評価(検査)および治療技術を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4163 |
臨床実習Ⅳ | 臨床実習指導者の指導のもとで、様々な疾患や障害に応じた理学療法過程を理解するとともに、基本的な評価(検査)、治療技術を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4164 | |
理学療法学特論Ⅰ | 理学療法を遂行するうえで必要とされる新たな知見を提示して、卒後の理学療法活動の基礎を確認する。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4161 | |
卒業研究 | 理学療法学の各領域における研究に参加することによって、研究テーマの設定や計画の立案、データの収集および解析、論文主旨の発表、論文の作成を学習する。理学療法学の概論を理解し、理学療法士としての生涯学習システムの基礎を身につける。 https://kitasato-ahs.e-campus.gr.jp/public/syllabus/2021/show/4165 |
経歴・業績等
主な学歴・経歴
学歴2006年3月 | 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 卒業 |
2008年3月 | 鹿屋体育大学大学院体育学研究科 修士課程 修了 |
2011年3月 | 鹿屋体育大学大学院体育学研究科 博士課程 修了(体育学博士) |
経歴
2008-2021年 | JA神奈川県厚生連 相模原協同病院医療技術部リハビリテーション室 |
2021年〜 | 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 講師(現在に至る) |
主な業績
著書
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
論文
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
研究発表
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
受賞
2011年 第12回日本クリニカルパス学会学術集会 ポスター賞
2003年 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻 北島賞
- 河端将司[分筆]:成田崇矢[編集]、脊柱理学療法マネジメント.第3章「回旋型腰痛」、pp. 146-160、東京、メジカルビュー社.2019.2.10.
- 河端将司[分筆]:西薗秀嗣、加賀谷善教[編著]、ケガをさせない エクササイズの科学.第9章「科学的根拠に基づいた筋力エクササイズ−体幹−」pp. 138-155. 大修館書店.2015.
- 河端将司[分筆]:福林 徹、蒲田和芳[監修]、Sports Physical Therapy Seminar Series 4: 筋・筋膜性腰痛のメカニズムとリハビリテーション、 第9章「腹腔内圧のバイオメカニクス」.pp. 72-83.東京、 ナップ.2010.
- 河端将司、宮武和馬、他3名. 特集 投球障害を捉える〜動作、機能解剖、エコーの活用、予防に対する理学療法士の英知〜、肩肘痛を有するスポーツ選手の末梢神経障害の捉え方.理学療法ジャーナル 医学書院.54(5). 2020. 5月号pp. 549-.558
- 河端将司.体幹について考える−体幹・腹圧・呼吸.Sportsmedicine. 2019. 10月号. 214. pp. 25-28.
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
論文
- Kawabata M、Shima Norihiro. Interaction of breathing pattern and posture on abdominal muscle activation and intra-abdominal pressure in healthy individuals: a comparative cross-sectional study. Sci Rep.2023 Jul 13;13(1):11338.doi: 10.1038/s41598-023-37629-5.
- Kawabata M、他9名. Reliability and validity of ultrasonographic automated length measurement system for assessing talofibular anterior instability in acute lateral ankle sprain. Sci Rep.2023 Feb 22;13(1):3098.doi: 10.1038/s41598-023-30079-z.
- Kawabata M、 Miyata T、 他9名. Ultrasonographic prevalence of ulnar nerve displacement at the elbow in young baseball players. PM R.2022 Aug;14(8):955-962.doi: 10.1002/pmrj.12658.Epub 2021 Jul 22.
- 河端 将司, 中井 大輔,他3名.肩関節前上方インピンジメントと重篤な肩甲骨運動異常にて投球不能に至った男子高校野球選手の1例.JOSKAS 2016. 41(3) 674-680
- Kawabata M、 Shima N、 他1名. Regular change in spontaneous preparative behavior on intra-abdominal pressure and breathing during dynamic lifting. Eur J Appl Physiol. 2014. 114:2233–2239.
- Kawabata M、 Miyata T、 他5名. Reproducibility and validity of the Japanese version of the Western Ontario Rotator Cuff Index. J Orthop Sci. 2013. 18:705-711.
- Kawabata M、 Shima N、 他3名. Changes in intra-abdominal pressure and spontaneous breath volume by magnitude of lifting effort: highly trained athletes versus healthy men. Eur J Appl Physiol. 2010. 109:279–286.
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
研究発表
- 河端将司.第29回埼玉県理学療法学会『シンポジウムⅡ:運動器理学療法におけるデータの活用』 Online 2021.1.17 (シンポジスト決定)
- 河端将司,宮武和馬,稲葉裕.『シンポジウムⅠ:運動器エコーの新たな展開 医師と理学療法士が強力タッグ~超音波ガイド下ハイドロリリースと運動療法との融合~』 下肢スポーツ障害に対するハイドロリリースと運動療法の融合.In 第31回日本整形外科超音波学会.2019.7.6.名古屋.(指定シンポジウム)
- 河端将司.『シンポジウムⅣ:運動に関わる体幹の機能とトレーニングへの応用』 体幹部の構造と機能からみたトレーニング.In第26回日本運動生理学会2018. 7. 28 大阪.(指定シンポジウム)
- 河端将司,宮田徹,佐藤陽介,嶋田綾,鈴木伸之,直井大地,芦原光明,太附広明,草場洋平,柏崎裕一.『主題:スポーツにおける肩関節障害の現状と課題』 少年野球障害既往者の頭頚部・上位胸郭部・胸腰部の体軸回旋角.in日本肩関節学会.2016.広島.(主題シンポジウム)
*その他、researchmapを参照: https://researchmap.jp/kawaba_chan
受賞
2011年 第12回日本クリニカルパス学会学術集会 ポスター賞
2003年 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻 北島賞