北里大学 一般教育部

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学校法人 北里研究所

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【2020ファカルティリポートNo.4】新任教員自己紹介(健康科学・池村司講師)

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  今年度4月に着任しました,池村と申します.専門はスポーツ・健康科学で,研究するきっかけは,大学生の頃にJリーグで審判をしているOBが,当時所属していたゼミを訪れた際に,「試合後半にミスジャッジすることが多い」といった話しを聞いたことでした.なぜミスジャッジが起きるのか,どうしたらミスジャッジを防げるのかを知りたい!と思ったのがきっかけで,当時はスポーツの現場で生かせる知識の蓄積に貢献したいと思っていました.現在は体の応答自体に,または健康づくりへの貢献に興味を持っていますが,自身の進路を考えている際に出会った小さなきっかけに,今となっては感謝しています.

  現在の主な研究テーマは運動中の目(眼底)の血液循環の応答についてです.人は外部情報のほとんどを視覚機能に頼っており,その機能を目の血流が支えています.昔は目や脳の血流は運動しても変化しない,と考えられていました.最近では変化することが明らかにされており,健康な人の目の血流は,運動中にどの程度変化するのか,また,運動内容(種目・強度・環境温度)によって応答が異なるのかを検討してきました.加えて,運動中の目の血流応答に影響を及ぼす因子を検討し,運動中の視覚機能の維持・向上に貢献できればと思っています.

  目の血液循環には,血管を目視できるという特徴があります.血管の状態を容易に評価することが出来るため,全身の血管年齢の指標として目の血管を用いたりもします.「運動は健康に良い」とされる理由の1つに,運動による血管の若返りが挙げられますが,大きな動脈から目にあるような小さな血管まで,すべての血管が同じように運動の効果が得られるのでしょうか.また,血管毎に運動の効果が現れやすい運動内容があるのかもしれません.本学での研究活動を通して,運動の効果を正しく理解するための知識を提供できるようになりたいと思っています.

大学院在籍時に初めて学会発表した際の写真

※大学院在籍時に初めて学会発表した際の写真



自転車運動で持久力を測定している様子

※自転車運動で持久力を測定している様子