NEWS & REPORTS
2024.07.30
2024
ファカルティリポートNo.4
2024年度科研費獲得応援フォーラムが開催されました
本年度の科研費獲得応援フォーラムは猪瀬研究委員長司会のもと、3名の登壇者を迎えて以下の題目で講演が行われました。
(1)人文社会科学単位 猪原 敬介 講師
「緊急かつ重要」なテーマ設定と無慈悲なコメントの必要性
(2)数学単位 宮崎 直 准教授
科研費申請で心がけたことについて
(3)研究支援センターURA室から
ご講演の要点について、猪原先生と宮崎先生にお話を伺いました。
猪原先生
今回の私の講演では、①誰しも自分の研究テーマは重要だと思っていますが、その中でも緊急性が高いことをアピールできるストーリーにしないと、採択可能性は高まらないということ、②作成に100時間をかけた申請書に「計画のストーリーそのものがダメ。全部やり直し」という無慈悲なコメントができる読み手に読んでもらって、謙虚に書き直すことがやはり必要、ということをお話しました。色々な仕事を抱えつつの科研申請はキツイ仕事ですが、得られるものも多いので、私も引き続き頑張っていきたいと思いました。
宮崎先生
科研費の申請には必勝法はありませんが、自分の研究業績を踏まえて、「何をどのように説明すれば、審査委員を説得できるか」ということを考えて、申請書を書くことが大切だと思います。今回の講演の前半では損をしないために知っておいた方がよい基本的な審査の情報と対策を紹介し、後半では申請書の書き方の一例として、研究業績のなかから「自分の強み」を最初に決めてから、それを最大限アピールできるように構想を練るという方法についてお話しさせていただきました。
(1)人文社会科学単位 猪原 敬介 講師
「緊急かつ重要」なテーマ設定と無慈悲なコメントの必要性
(2)数学単位 宮崎 直 准教授
科研費申請で心がけたことについて
(3)研究支援センターURA室から
ご講演の要点について、猪原先生と宮崎先生にお話を伺いました。
猪原先生
今回の私の講演では、①誰しも自分の研究テーマは重要だと思っていますが、その中でも緊急性が高いことをアピールできるストーリーにしないと、採択可能性は高まらないということ、②作成に100時間をかけた申請書に「計画のストーリーそのものがダメ。全部やり直し」という無慈悲なコメントができる読み手に読んでもらって、謙虚に書き直すことがやはり必要、ということをお話しました。色々な仕事を抱えつつの科研申請はキツイ仕事ですが、得られるものも多いので、私も引き続き頑張っていきたいと思いました。
宮崎先生
科研費の申請には必勝法はありませんが、自分の研究業績を踏まえて、「何をどのように説明すれば、審査委員を説得できるか」ということを考えて、申請書を書くことが大切だと思います。今回の講演の前半では損をしないために知っておいた方がよい基本的な審査の情報と対策を紹介し、後半では申請書の書き方の一例として、研究業績のなかから「自分の強み」を最初に決めてから、それを最大限アピールできるように構想を練るという方法についてお話しさせていただきました。