検査の注意事項

検査の適応、患者さまへの説明および注意事項

超音波検査【腹部・腹部カラードプラ・表在】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 肝臓・胆道・膵臓・脾臓
  • 消化管・腎臓・副腎・膀胱・子宮
  • 卵巣・大動脈・甲状腺・乳腺

等の疾患

  • 超音波により腹部臓器や血管の輪切り写真を撮ります。
  • ベッドに仰向けになり腹部等に超音波を発生する物をあてるだけで、痛みや生体に対する影響などは全く伴いません。
  • 腹部検査では、当日のお食事は予約時間の6時間前までに済ませてください。
  • 子宮・卵巣・膀胱の検査では、膀胱に尿をためておいてください。

超音波検査【血管超音波】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 動脈硬化・深部静脈血栓
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 頸動脈プラーク 他
特に注意事項はありません。

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呼吸機能検査【呼吸機能一般・肺拡散能力試験】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 気管支喘息
  • 慢性気管支炎
  • 肺気腫
  • 肺線維症 他
口で楽な呼吸をしていただいたり、胸一杯息を吸い込んでから勢いよく吐いたりする検査です。
  • 検査前はできるだけ安静にし、検査直前の飲食・煙草は避けてください。
  • 検査直前約90分は、原則として服薬(吸入・注射)を避けてください。

呼吸機能検査【睡眠時呼吸モニター】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
睡眠時無呼吸症候群
  • 睡眠中の呼吸状態を、携帯型呼吸モニターに記録します。
  • 携帯型呼吸モニターを自宅で患者さま自身に装着していただきます。
検査説明と機器返却のため2日間連続で来院していただきます。

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循環機能検査【心電図12誘導】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
不整脈・心筋炎・心筋症・冠動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞・リウマチ熱・バセドウ病 他
  • 手足や胸に電極を付けて心電図を記録します。
  • 痛みや苦痛はありません。
  • 検査時間は約5分です。
検査当日は、なるべく脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

循環機能検査【ホルター心電図】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
不整脈・心筋炎・心筋症・冠動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞・リウマチ熱・バセドウ病 他
  • 1日(24時間)の日常生活の心電図を検査します。
  • 携帯用心電計に心電図を記録します。
  • お弁当箱程度の大きさの機械を、約24時間身につけていただきます。検査当日は、なるべく脱ぎ着しやすい服装でお越しください。検査中の入浴は禁止です。その他については、いつもと同じに行動されて結構です。
  • 機器装着と取外しのため、2日間連続で来院していただきます。

循環機能検査【心臓超音波】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
不整脈・心筋炎・心筋症・冠動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞・リウマチ熱・バセドウ病 他
  • 超音波により心臓の輪切り写真を撮ります。
  • 胸に超音波を発生する物をあてるだけで、痛みや生体に対する影響などは全く伴いません。
特に注意事項はありません。

循環機能検査【エルゴメータ】

適応症と禁忌症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
適応症
虚血性心疾患(安定狭心症・陳旧性心筋梗塞・リウマチ熱)や不整脈疾患(頻脈性・除脈性不整脈)の診断・薬剤の治療効果判定・運動耐用能評価
禁忌
急性心筋梗塞・不安定狭心症・明らかな重症不整脈・重症大動脈弁狭窄・重症大動脈弁下狭窄・急性または重症心不全・急性肺塞栓・重症高血圧・急性心筋炎・急性心外膜炎・急性心内膜炎・重症貧血・高熱・精神的に不安定または非協力的な患者さま
  • 検査室内にある自転車をこぐ検査です。
  • 機械により徐々に自転車のペダルが重くなっていきますので、これに合わせてペダルをこいでいただきます。
  • 心電図と血圧を測定します。
  • 動き易い服装でお越しください。
  • 検査前に医師の説明を受け、「説明・同意書」への署名をいただきます。当日の担当医の判断で、検査を中止とする場合があります。

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循環機能検査【トレッドミル】

適応症と禁忌症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
適応症
虚血性心疾患(安定狭心症・陳旧性心筋梗塞・リウマチ熱)や不整脈疾患(頻脈性・除脈性不整脈)の診断・薬剤の治療効果判定・運動耐用能評価
禁忌
急性心筋梗塞・不安定狭心症・明らかな重症不整脈・重症大動脈弁狭窄・重症大動脈弁下狭窄・急性または重症心不全・急性肺塞栓・重症高血圧・急性心筋炎・急性心外膜炎・急性心内膜炎・重症貧血・高熱・精神的に不安定または非協力的な患者さま
  • 検査室内のベルトコンベアの上を歩きます。
  • 機械により徐々にスピード傾きが上昇します。
  • 心電図と血圧を測定します。
  • 動き易い服装でお越しください。
  • 検査前に医師の説明を受け、「説明・同意書」への署名をいただきます。当日の担当医の判断で、検査を中止とする場合があります。

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ABI

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 動脈硬化
  • 下肢閉塞性動脈硬化症
  • 両手足の血圧を同時に測定します。多少の圧迫感だけで痛みはありません。
  • 検査時間は約10分です。
特に注意事項はありません。

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平衡機能検査【眼振電図を用いる検査】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • めまい
  • 良性発作性頭位性眩暈
  • 脊髄小脳変性症
  • その他、平衡障害をきたす疾患
  • 眼の周りに電極と呼ばれる線を付けて、色々な指標を眼で追ったり見つめたりしていただきます。
  • 人により、多少気持ち悪くなる場合がありますが、すぐに消失します。
  • 検査時間は約30分から45分です。
目の周りをアルコールで拭きます。アルコールにより皮膚がかぶれやすい方はお申し出ください。

平衡機能検査【重心動揺】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 台の上に足を揃えて立ち、眼を開けている時と閉じている時の身体のふらつきを計測します。
  • 検査時間は約5分です。
足にしびれや麻痺がある方はお申し出ください。

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聴覚機能検査【耳小骨筋反射・Tympanogram・SISI・自記オージオ・語音弁別】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 中耳炎
  • 突発性難聴
  • 鼓膜穿孔
  • 音響外傷
  • 老人性難聴
  • その他難聴
  • メニエール病 他
  • 音が聞えた時に患者さまにボタンを押していただき、聞き取った文字を書いていただく検査です。
  • 痛みや苦痛はありません。
  • 検査時間は「標準純音聴力」で15分から30分です。その他1項目毎に5分から10分程かかります。全項目で約1時間かかります。
  • 中耳炎等で耳にガーゼが入っている時はお申し出ください。
  • 補聴器装着の患者さまは、検査室に入ったら補聴器を外してください。

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脳波検査【脳波・昼間睡眠ポリグラフ】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • てんかん
  • 脳腫瘍
  • 頭部外傷
  • 硬膜下血腫
  • 脳卒中
  • 薬物中毒
  • 肝性昏睡
  • 意識障害
  • 睡眠障害
  • 認知症
  • 精神疾患 他
  • 頭部に20本程度の電極と呼ばれる線を付けて行う検査です。
  • 痛みは、ありません。
  • 検査時間は、約1時間です。(昼間睡眠ポリグラフは約1時間30分から2時間です。)
  • 検査前の生活は、主治医の指示がない限り普通にしてください。
  • また、食事は普通に済ませてください。(空腹ではできません)
  • 検査は眠った状態も調べますので、検査前には昼寝などをしないようにしてください。
  • 検査前に必ずトイレを済ませてください。
  • 車・バイク・自転車での来院は避けてください。

依頼施設様へのお願い

  • 「てんかん」の場合は、発作型と現在処方している薬剤(種類と用量)を依頼用紙へ御記入ください。
  • 検査の協力性困難が予想され、前処置として薬の処方が必要な患者さまの場合は、事前にその旨をお知らせください。

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神経・筋機能検査【運動神経伝導検査・知覚神経伝導検査・反復刺激検査・BLINK REFLEX・H波・F波】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
神経・筋疾患の検索と推定
  • 末梢神経障害
  • 神経筋接合部病変
  • その他
  • 筋電図検査は、神経や筋肉の機能を調べる検査です。主に手足のしびれなどの感覚障害や、筋力低下などの運動障害がある際の、病態の評価や診断に有用な検査です。
  • 誘発筋電図検査では、電気の刺激がビクッと出る為にやや不快感を伴います。
  • 検査時間は約1時間です。
  • 検査前に、トイレを済ませてください。
  • なるべく脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
  • アルコールのアレルギーのある方は、お申し出ください。
  • 検査終了後に注意することはありません。お食事もご入浴などもいつも通りで構いません。

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誘発反応検査【体性感覚誘発電位(SEP)・短潜時体性感覚誘発電位(SSEP)・聴性脳幹反応(ABR)】

適応症 患者さまへの検査の説明 患者さまへの注意事項
  • 多発性硬化症・脳血管障害
  • 脊髄小脳変性症・ミエロパチー
  • 代謝性脳症・糖尿病性神経障害
  • 変形性脊椎症・椎間板ヘルニア
  • 脊椎管狭窄症・脊髄腫瘍
  • 脳腫瘍 他
  • 電気(SEP、SSEP)・音(ABR)などの刺激に対する脳の反応をみる検査です。
  • SEP、SSEPは多少の痛みがありますが、ABRは横になっているだけで痛みもありません。
  • 検査時間は、約1時間から1時間30分です。
SEPでは足の神経も刺激しますので、膝上あたりまで出せるような服装でお越しください。

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