北里大学 KITASATO UNIVERSITY

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なりたいを超えていく

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「なりたい、を超えていく」

どんなことを学びたいか、その先の夢や目標はありますか?
大学の学びで身につく知識やスキル、深まる知的好奇心。
それらは今現在の夢や目標をさらに大きくしてくれます。

北里大学には、今なりたい自分を進化させる学びや、
さまざまな可能性を広げる学びがあります。

資格やスキルを身につけることが、ゴールではない。
あなたらしい道をみつけ、次のステップへ踏みだそう。
一人ひとりの本気に、本気でこたえる北里。

- 在学⽣からのメッセージ - 「なぜ?」という好奇心が成長のカギ、
夢に向かって学ぶ学生たちの進化とは

- 卒業生からのメッセージ - 「叡智と実践」北里スピリットを胸に
社会に、人に、貢献する

  • M.Tさん
    理学部 物理学科 2002年卒業
    北里大学 勤務

    生体内はミクロな小宇宙
    制御機能を解き明かしたい

    北里大学大学院の博士課程に在籍中、企業の研究所で共同研究を行ったことがタンパク質の研究に取り組む端緒です。博士号取得後は複数の研究所や大学で研究を続け、さらに複雑なタンパク質の構造解析研究にシフトしていきました。一方で大学教員として教育にも従事し、現在は出身学科である物理学科の教員として母校の後輩とともにタンパク質の物性・構造に関する研究活動に取り組んでいます。研究は決して予想通りにはいかず、柔軟な対応力や判断力が求められるもの。そんな力をもった後輩が増えるよう取り組んでいます。
    高校時代は物理と数学の勉強に専念していたので、初めて大学の生物学の講義でバクテリオファージの基本構造を見て「アポロ宇宙船にそっくり」と衝撃を受けました。物理というと宇宙や素粒子を想起しがちですが、次第に私の興味は“ミクロな小宇宙”である生体内に向かいました。それは多数の学部が集結する相模原キャンパスで、医療系学部や生物系学部に在籍する多くの友人たちと交流を重ねた影響が大きいと思います。生体内の機能は何がどのように制御するのか。関心の方向性や研究テーマもどんどん変容、深化して現在につながっています。

  • K.Kさん
    獣医学部 獣医学科 2017年卒業
    兵庫県農業共済組合
    但馬家畜診療所 勤務

    大動物臨床の獣医師として
    日本の畜産を支える

    兵庫県は世界に誇る神戸ビーフの生産地。酪農も盛んなことから和牛と乳牛の両方の経験が積めると「NOSAIひょうご」に入職しました。牛の病気や妊娠に関する治療や処置が主な仕事ですが、NOSAIの獣医師は死亡確認などの保険業務も行います。特に農家にとって使用価値がないと判断する「廃用確認」は難しい時もあり、牛がペットと違って経済動物であると再認識させられます。一方で人工授精した牛が妊娠したり治療していた牛が元気になったりすると、やりがいもひとしお。牛の命と農家経営を守る獣医師として考えも深まります。
    大学で牛などの大動物について学び、実習でも触れ合ううちに魅力を感じて大動物臨床を志すように。入学前は獣医師について「動物病院で働くペットのお医者さん」のイメージしかなかったので、進路を変えるほどの大きな変化でした。さらに大動物臨床の獣医師は全国的に人手不足と知り、日本の畜産を支える一助になりたい、という使命感も新たに芽生えました。仕事に就いても思いがけない状況や問題に直面する日々が続きますが、それを乗り越えることで畜産を支える獣医師としての深い知見やまなざしが養われると信じています。

  • B.Aさん
    海洋生命科学部 海洋生命科学科
    2018年卒業
    株式会社
    江ノ島マリンコーポレーション・
    新江ノ島水族館 勤務

    海の生き物への愛着が増し
    水族館で活躍

    幻想的なクラゲの展示などが人気で「えのすい」の愛称で親しまれる新江ノ島水族館に勤務しています。クラゲといえば私も在学中にクラゲの研究を行うため、自前のクラゲをもち飼育に力を入れていました。もともと生き物は大好きでしたが、大学での授業はもちろん、乗船実習や海洋実習などを通して海に関わる機会が増えたことにより、海の生き物や海洋そのものに対する興味がさらに深まりました。北里大学でなければ水族館に就職していなかったかもしれません。部活ではダイビングも始め、海に潜ってはその美しさを堪能していました。
    現在は展示飼育チームに所属し、相模原周辺に棲息する生き物の水槽とシラスの常設展示、カピバラの飼育やトレーニングを担当しています。掃除や給餌といった日常の世話だけでなく、野外調査や採集などを含めた研究活動も行っており、いずれはその成果を学会で発表することが目標のひとつです。今のやりがいは、お客さまが水族館を楽しむ姿や、生き物の成長を感じたり新しい命が誕生したりするのを見る時です。トレーニングを行っているカピバラが、今までできなかったことをできるようになった瞬間も愛おしいです。生き物たちとともに私も成長していきます。

  • O.Mさん
    薬学部 薬学科 1999年卒業
    板橋中央総合病院 薬剤部長

    臨床に地域医療に活躍する、
    「行動する薬剤師」を育成

    病院薬剤師の業務は調剤・監査が中心と思われがちですが、板橋中央総合病院を中心とするIMSグループでは、入院、外来を含めて薬剤師が積極的に臨床に携わっています。病棟服薬指導はもとより、医師への処方提案や効能・副作用のチェック、退院後の生活を視野に入れた薬物療法の提案から地域の多職種連携まで、薬を通して「人」を支える。それはまさに私が求めた薬剤師像であり、管理職になった今は、同じ姿勢でさらに活躍の場を広げられる後進の育成に注力しています。特に地域包括ケアが進む中、蓄えた知識を病院内のみならず、地域医療においてもどんどんアウトプットしてほしい。これからの薬剤師には「この人なら」という個の信頼が大切です。そして信頼を築くうえでの基盤には、北里大学の卒業生という誇りも確かに根ざしています。

  • N.Sさん
    医学部 医学科 2012年卒業
    医療法人社団優青会 理事長

    訪問診療をライフワークに、
    治療に経営に奔走

    専門医の資格を取得して今後のキャリアを考えた時、脳裏に浮かんだのがこれまでの患者さんです。社会的にも数々の問題を抱え、退院後も適切な治療を受けられない患者さんたちを、このまま病院で“待つ”だけでいいのか。行き着いた答えが地域で支える「訪問診療」でした。
    法人理事長を務める優青会は、全国でも高齢化が加速する埼玉にあり、人口あたりの医師数も最少。それだけに挑みがいがあり、複数の在宅療養支援診療所の経営に携わりつつ、医師としても高齢者施設を中心に訪問診療に奔走する毎日です。大学時代は、医学の知識を時には「拡大鏡」のように緻密に用いる一方、未来に起こり得る事態を連想する「望遠鏡」のように使うことも学びました。一人でも多くの人が適切な医療を受けられるよう、この視点を保ち続けていきます。

  • Y.Kさん
    看護学部 看護学科 2018年卒業
    北里大学病院 勤務

    正解がない看護を模索し、
    一人ひとりに寄り添う

    学生時代から看護の理想に「患者中心の医療」「共に創り出す医療」に相当する想いを抱くようになりました。後からこの言葉が北里大学病院の理念と知った時は感動を覚えました。入職後は循環器内科の看護師として、心臓系の疾患をもつ患者さんの手術前後のケアなどを行い、急性期から看取りまでさまざまな段階の患者さんを支援しています。
    看護師は患者さんに一番近い存在として苦しい状況をともに乗り越え、病状が安定すれば喜びを分かちあうことができ、やりがいに満ちています。ですが全員が回復するとは限りません。最期の時を迎えるまでいかに苦痛を和らげ、“その人らしさ”を守りきれるか。正解がない中、日々チームで模索し、その人の人生に寄り添う支援を行うことも専門職としての誇りとやりがいです。

  • N.Kさん
    医療衛生学部 リハビリテーション学科
    理学療法学専攻 2012年卒業
    北里大学病院 勤務

    臨床・教育・研究に精通する理学療法士に

    心臓リハビリテーションは心臓病の再発や再入院防止、さらには死亡率の低下が期待できる注目のリハビリです。時には刻一刻と状態が変化する患者さんに、集中治療室で理学療法を行うこともあります。生死をさまよった患者さんが元気に回復されるのは何よりの喜びです。
    理学療法士を志したのはサッカーでのケガがきっかけです。当初はトレーナーなどのスポーツ領域を考えていましたが、大学で理学療法の領域の広さや、学問としての奥深さを学んだことにより新たな道を発見。今では心臓リハビリテーションの循環器領域において、臨床・教育・研究のすべてに精通する理学療法士をめざしています。北里大学病院の心臓リハビリテーション部門はかねてから全国で名を馳せており、“雲の上の存在”のような先生方に教わる幸福をかみしめています。

- 学部長メッセージ - 自らの未来を切り拓き、
自分を超えていきたい君たちへ

なりたい、を超えていく 未来の私のその先へ
北里大学で未来を拓こう

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