ABOUT 未来工学部について

データサイエンス学科 概要

まだ起きていない「未来の課題」に挑む

未来工学部では、「今ここにある問題」のさらに先にある、まだ起きていない未来の課題を工学的手法でいち早く見出し、技術の問題だけにとどまらない複雑で広範囲な社会課題に取り組むとともに、新たな価値を創造する人材の育成を目的とします。
データサイエンス学科では、「現在と過去からの蓄積である様々なデータを読み解き、今ある課題を適切に解決するだけでなく、顕在化していない将来の課題を見出す力」を習得した人材を輩出します。

工学 今をより良くする学問 未来工学 未来の課題に挑む学問

そのためには、現在そして将来社会に求められる高度なAIの知識と技術、データを解析しモデル化することにより深く理解することに留まらず、新たなデータ解析やモデリングのアイデアをプログラムとして実装する能力、それらを身に付けた人材を育成することが必要となります。

そのための具体的な教育研究上の目的は、(1)講義、演習、実習を通じ、ライフサイエンスなどの専門分野でのデータサイエンス研究・実務を遂行するための基礎となる知識を習得し、プログラミングをはじめ実験技術を教授する、(2)データサイエンスの数理的背景を理解させ、研究・実務遂行における課題の設定能力、問題解決能力を身に付けさせることです。

これらにより社会からの要請が強いライフサイエンス分野において活躍する人材を育成するとともに、新たな解析・モデル化手法の研究開発を進めていきます。

未来工学 生命科学の「知」の連携を加速する未来工学部

学部長メッセージ

先の読めない時代、
攻めのデータサイエンティストであれ。

これからの時代に求められるデータサイエンティスト像。それは、与えられたデータを解析するだけの人ではありません。もちろんプログラミングや数学力などの基礎的なスキルは必要です。しかしそれ以上に大切なのは、自ら現場に入って問題を探し出し、解決に向かって様々な仮説を立て、柔軟に行動していく力なんです。未来工学部では、そんな課題発見型の人材を育てていきたいと考えています。

北里大学には生命科学系の学部が集結しているため、医学、薬学、生物学など、研究現場で最前線のデータを解析できることが大きな魅力です。カルテやCT画像、ゲノムなどのヒトに関わるデータを扱うのはもちろん、学内で連携すれば、“犬を飼う人のメンタリティ”など自由な視点でデータを解析することもできるでしょう。これまで想像もしなかった未知の可能性や新たな知見を、データサイエンスは掘り起こします。

データサイエンスは、未来への羅針盤となる学問。私たちとともにワクワクしながら、新たな未来を切り拓いていきたいという人にぜひ入学してほしいですね。

学部長・研究科長 岡 浩太郎 教授 OKA kotaro

ページの先頭へ