研究紹介                                 


研究分野の概要

1) ピロホスファチジン酸(ホスファチジン酸ダイマー)の生化学的研究(須貝昭彦・宇田郁子)
2) 極限環境微生物群のうち,超好熱菌から中等度好熱菌に分布するアーキア(古細菌)の生体膜脂質の構造と機能に関する研究(宇田郁子・須貝昭彦)
3) 気体電子回折装置の開発(江川 徹)
4) レーザジェット分光法による分子内ポテンシャルとコンホメーションの決定(江川 徹,山口佳美,大極光太)
5) へテロ原子を含む有機化合物および含窒素複素環化合物の合成と機能に関する研究(山口佳美)
6) 蛍光蛋白質の生体外発現を利用した遺伝情報系の評価(野島高彦)
7) 大規模量子化学計算,分子動力学計算による生体内分子間相互作用の解明(能登香)
8) 金属錯体(カチオン-π相互作用)の電子状態と反応機構に関する論理的研究と大学初年次化学教育用教材の開発(大極光太)

講座重点研究等主な研究課題

【講座重点研究等】

    1) ピロホスファチジン酸関連化合物の化学的合成とその生化学的活性
    アシル基やアルキル基の異なる各種のピロホスファチジン酸を化学合成し,その生化学的活性を調べ,医学・薬学への応用をはかる。
    2) 超好熱菌Pyrococcus horikoshiiの生体膜脂質組成の生育温度による変動
    Pyrococcusは,現在知られている生物の中で最も高温の110℃付近で生息するアーキアである。生育温度と膜の流動性の相関を明らかにする。
    3) 小型で可搬な気体電子回折装置の開発
    小型の電子顕微鏡に組み込んで気体電子回折装置として使用するための部品を設計し,工作室に製作を依頼する。これを組み上げて電子ビームの安定性などの基礎的な動作チェックを行う。
    4) 含窒素複素環化合物のコンホメーションの決定
    いくつかの含窒素複素環化合物を合成し,ジェット冷却下での多光子イオン化スペクトルを測定する。理論計算により推定したこれらの分子の電子基底状態と電子励起状態のポテンシャル曲面に基づいて,スペクトルを帰属・解析し,コンホメーションについての知見を得る。
    5) 四環性1,5-benzodiazepine骨格を有する化合物の新規な合成法
    四環性ベンゾジアゼピン構造を有する新規な化合物の簡便な合成法を開発し,得られた化合物の機能について検討する。
    6) DNAの精密分子認識能を用いた論理演算システム(H23-H27文部科学省科学研究費 基盤研究(C))
    生体高分子を用いた化学反応を組みあわせて,情報処理や論理演算を実行する分子システムを構築する。
    7) 生体内糖タンパク質の構造情報を利用した糖鎖認識機構解析のための手法の開発と応用(2018-2020 文部科学省科学研究費 基盤研究(C))
    糖鎖に対するタンパク質の認識機構及びその定量的解釈のため,糖タンパク質上に並ぶ糖鎖結晶構造の情報を利用した新たな糖鎖認識シミュレーション法の開発と応用を行う。
    8) 分子間力と化学反応の量子化学計算に基づく可視化動画教材開発(H27-H29 文部科学省科学研究費 若手研究(B))
    大学教養課程の化学で学ぶ「分子間相互作用」と「化学反応」について、分子間の 振動や化学結合の組み換えに伴う電子・電荷分布・エネルギー曲線を可視化した動画教材を研究・開発する。

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