学長からのご挨拶

学長からのご挨拶

北里大学は7つの学部を擁する生命科学の総合大学として、日本でも有数の私立大学に成長しました。先人の開拓精神と苦難を克服する不撓不屈の精神の賜物であり、それをしっかりと受け継いでいる現在の教職員、学生そして卒業生の不断の努力が結実したものと理解しております。さらに、学祖北里柴三郎博士に始まる先駆者のご努力にも敬服するばかりです。本学は、北里博士が顕現した「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を、建学の精神としております。確固たる建学の精神があるからこそ、一貫した教育姿勢を堅持できています。今後もこの建学の精神を大切にし、「実学」を通して社会に貢献して参ります。

本学の教育・研究の特徴として、医療系学部・併設校と4病院連携によるチーム医療教育、食・環境・健康をテーマとする農医連携教育・研究、北里研究所創立当初からの歴史を持つ感染制御教育・研究、知財を活用した医工連携教育・研究、さらには我が国の東洋医学の中核的な役割を担ってきた東洋医学教育・研究が挙げられます。このような部門横断型教育や全学共同プロジェクト研究は、北里ならではと自負しております。一方で、社会からの要請として、国際化、内部質保証体制の確立などにも、積極的に取り組んで参ります。

伊藤智夫

特別栄誉教授である大村智博士のノーベル生理学・医学賞受賞により、本学の認知度は飛躍的に向上しました。「生命科学の北里」というブランドをさらに発展させて、優秀な学生と教職員の獲得及び育成に努めて参ります。私たちは、今改めて学祖北里柴三郎博士の「終始一貫」の精神を胸に刻み、生命科学を学ぶ総合大学として、着実に歩みを進めて行きます。
北里大学 学長
伊藤 智夫