北里の研究力

北里の研究力

学祖・北里柴三郎博士は、近代日本医学の黎明期を築き、疾病の原因・予防・治療法の研究ならびに公衆衛生全般に大きく貢献しました。その北里博士の人生を大きく左右した人物は、ドイツ留学で師事したローベルト・コッホ博士です。コッホ博士は、「学問は高尚なることを研究するのみにて、独り自らを楽しむのは本意にあらず。これを実地に応用し人類に福祉を与えてこそ学者の本分を尽くすものにして、真にこれ学者の任務なり」と説きました。
本学は、北里博士が顕現した「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を、建学の精神としています。この建学の精神を大切にし、「実学」を通して社会に貢献することを実践しています。つまり、研究で明らかになったことは、常に社会に還元することを創立以来続けて参りました。学祖・北里柴三郎博士は、1901年の第1回ノーベル賞の最終候補者に残りました。また、2015年ノーベル生理学・医学賞に輝いた特別栄誉教授の大村 智博士の研究成果は、毎年3億人もの人々を感染症から防いでいます。このことは、「生命科学のパイオニアとして、国際的にも有為な人材を育成し、教育・研究・医療の成果を社会に還元する」という本学のビジョンが世界的に証明されたものと受け止めています。
昨今の社会情勢を踏まえ、各大学は独自性を強め、研究者のモチベーションを高めるとともに新たな学生募集につなげる取組を進めています。本学も、農医連携、感染制御、高度医療などの分野で豊富な研究実績を有しており、これらをさらに持続的に発展させて、ブランディングを推し進めて参ります。

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