看護学研究科

看護学研究科

看護学研究科は、高齢化社会・福祉社会の到来に伴う看護ニーズの高まりに応え、看護の質を高めることを通じ、看護学全体の発展と保健・医療の向上に寄与することを目標としています。修士課程の人材養成の方針は、専門看護師をはじめとする看護スペシャリストの養成です。特色ある9つの専門分野により構成されています。博士後期課程では、修士課程の専門分野をさらに絞って実践看護学(感染・クリティカルケア・がん・家族)と機能看護学(看護生涯教育学、地域・看護システム学)が置かれています。いずれも高度な知識をもつ専門性の高い看護師や、研究・教育の専門家を養成しています。
  • 修士課程
  • 博士後期課程

看護学専攻【修士課程】

授業科目

主科目
基礎看護学、感染看護学、クリティカルケア看護学、がん看護学、小児看護学、ウイメンズヘルス看護学、老年看護学、精神看護学、地域・看護システム学、看護学演習、看護学実習、看護学特別研究、看護学課題研究
関連科目
看護研究論演習、看護倫理学、理論看護学、看護管理学、看護情報学、国際看護学、コンサルテーション学、臨床薬理学、フィジカルアセスメント学、病態生理学
なお、一部の科目については社会人(有職者)のために夜間も開講しています。
詳細は本研究科入試係に照会してください。

募集専攻分野

次の 8 専攻分野について募集します。
専門看護師教育課程(38単位)として認定されている専攻分野(CNSコース)は 7 分野です。
感染看護学・クリティカルケア看護学・がん看護学・小児看護学・ウイメンズヘルス看護学・老年看護学・精神看護学
※論文コースとCNSコースでは,学費が異なります。
  • 基礎看護学
  • 臨床看護学
  • 生涯発達看護学
  • 生活支援看護学
基礎看護学
指導教員概要
戸田 肇(教授)看護の対象者の健康状態の好転に向け、看護実践能力を働かせながら展開している看護職者や学生の看護実践・指導-学習過程そのものを見つめ、その中に潜む論理を自らの問題意識に照らしてつかみ取ることができるようにする。この科学的な頭脳の訓練と研究成果を踏まえ、実践・教育・指導のできる知的で人間的な心のこもった人材を育成する。
城戸 滋里(教授)基礎看護領域としての、看護技術、看護教育、看護臨地実習に関する諸問題、もしくは、看護職者やその他の労働者の労働環境に関する諸問題に関心を持ち、これらを科学的根拠に基づいて理解し、研究につなげていける人材を育成する。
松谷 伸二(教授)看護介入によって対象者あるいは看護者自身にどのような変化がもたらされるかを、おもに生理学的なアプローチにより明らかにし、よりよい援助のあり方を探求する。さらにこのような過程を通して、からだの構造や機能についての教育・研究が行なえる人材を養成する。
中山 栄純(准教授)看護実践やその教育方法に関する諸テーマについて様々なアプローチからその効果について明らかにし、その科学的根拠の構築、より望ましい方法について開発検討していける人材を育成する。

感染看護学
専攻分野概要
堀 良子(教授)
伊藤 道子(准教授)
今日の医療関連感染防止の重要性から、広く地域及び施設における感染防止活動・感染症患者の看護に専門的能力を発揮して取り組める人材を育成する。特に総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって他の医療チーム員と恊働し、高度な実践、卓越した看護ケアを提供できる人材の育成を重視する。

クリティカルケア看護学(今年度の募集はありません)
指導教員概要
後任は未定どのような病気であってもクリティカルな時期、つまり重症期や急性増悪期を経験する患者は多く、その時期には集中的な治療及びヒューマニスティックなケアが必要とされる。クリティカルケア看護学では、救命救急センター/ICU/CCUに加えて、クリティカルケアが必要とされる状況を広く捉え、このような状況に置かれた対象者への看護実践能力の向上を重視する。また、医療機器管理、感染予防、創傷管理の知識と技法も学び、クリティカルケア看護領域のスペシャリストとしての役割がとれる人材を育成する。

がん看護学
指導教員概要
久保 五月(教授)
三藤 久(准教授)
がんサバイバーシップの概念に基づき、がんの予防・早期発見から終末期にいたる様々な時期にある人と家族のニーズに専門的に応えられる人材を育成する。特に、治療を受けた後の生活の質に注目し、長期的な視点からケアを継続できることを重視する。また、広く地域及び施設においてチーム医療を実践し、がん看護のスペシャリストとしての役割がとれる人材を育成する。

小児看護学
指導教員概要
小島 ひで子(教授)成長発達及び家族に関する諸理論を基盤とした援助のための高度な知識・技術を修得し、小児看護領域において複雑で解決困難な看護問題について水準の高い看護ケアを実践し、またそのようなケアを効率よく提供することを目指した教育・研究に専門的に携わることのできる人材を育成する。
特に看護実践では、小児看護のスペシャリストとしての役割がとれることを重視する。

ウイメンズヘルス看護学
指導教員概要
島袋 香子(教授)
香取 洋子(准教授)
新しい家族の誕生期にある母子や家族が健康な生活を営めるように、また、女性が生涯を通して健康な生活を送れるように、看護実践、研究、教育に携わることのできる人材を育成する。特に、看護実践では、周産期の母子援助におけるスペシャリストとしての役割がとれることを重視する。

老年看護学
指導教員概要
小山 幸代(教授)
綿貫 恵美子(准教授)
複雑で多様な健康問題を持つ高齢者が、人生の最終段階をより健康的に生活できるように、様々なケアチームの中で看護実践、教育、研究に携わることのできる人材を育成する。特に、認知症及び慢性疾患を持つ高齢者とその家族への看護の専門性を強化する。
また、看護実践においては、老年看護のスペシャリストとしての役割がとれることを重視する。

精神看護学
指導教員概要
出口 禎子(教授)施設内に限らず広く地域精神保健福祉活動のなかで、精神看護のスペシャリストとして積極的なリーダーシップを発揮できる人材を育成する。また、包括的な保健医療チームのなかで精神看護コンサルテーションの役割を担える人材を育成する。

地域・看護システム学
指導教員概要
田中 美加(教授)
眞茅 みゆき(教授)
個人、集団の健康状態やQOLを向上させ、あらゆる健康段階においてその人らしい社会生活が営めるよう、看護・医療・保健情報を収集、分析する能力及び分析に基づいた看護実践を構築するための知識、技術を修得し、病院、地域、国際保健など、幅広い分野において看護実践、研究、教育に携わることのできる人材を育成する。

看護学専攻【博士後期課程】

授業科目

実践看護学
機能看護学

募集専攻分野

  • 実践看護学
  • 機能看護学
家族・生涯発達看護学Ⅰ
指導教員研究内容
小島ひで子(教授)
島袋 香子(教授)
  1. 母・子及びその家族の看護に関する研究
  2. Women's Healthに関する研究
  3. 子どもと家族のグリーフケアに関する研究
家族・生涯発達看護学Ⅱ
指導教員研究内容
小山 幸代(教授)
  1. 認知症を有する高齢者と家族への看護実践に関する研究
  2. 老年看護技術に関する研究
  3. 高齢者と家族への看護の質の評価に関する研究
看護生涯教育学
指導教員研究内容
出口 禎子(教授)
戸田  肇(教授)
  1. 学生や看護職者が,看護の本質に照らし現象の意味づけをしながら具体的なケアの方向性を見出し、看護過程を展開していく能力の自己形成を促す看護学教育の探究
  2. 学生や看護職者が看護現象を表象化し、さらに理論的な根拠へと抽象化を進めるといった、看護過程を構造化していく能力の自己形成を促す看護学教育の探究
  3. 上述の看護実践能力の自己形成をめざした看護学教育の有効性を、教授(指導)-学習過程の実際を構造分析することにより、相手の立場から評価できる教員や実習指導者の看護学教育実践能力の向上にむけた看護教育学の探究
地域・看護システム学
指導教員研究内容
眞茅 みゆき(教授)
  1. 先駆的な看護システムの確立を目指した看護・医療情報を活用した分析研究
  2. 個人、集団の健康状態やQOLの向上を目指した看護介入に関する評価研究
  3. 病院看護と在宅看護の連携等に関する実証的研究