薬学研究科

薬学研究科

薬科学履修コース:16の専門分野で最先端の研究に従事して、高度な専門的知識・技能に加え、薬学関連分野の幅広い知識や問題解決能力を備えた生命科学・創薬科学分野における技術者、研究者及び教育者等を育成します。

臨床統計学履修コース:適切な統計学的理論に基づいて臨床試験データを解析し、効率的な臨床試験計画を立案できる技術者、研究者及び教育者等を育成します。

医薬開発学履修コース:医薬品開発に必要な包括的な知識を習得して、戦略的かつ国際的な医薬品開発企画を立案できる技術者、研究者及び教育者等を育成します。

薬学履修コース:研究室の専門分野で最先端の研究に従事して、医療薬学・臨床薬学関連の高度な専門知識に加え、医療現場での問題発見・解決能力を習得することで、医療現場等で指導的な立場で活躍できる研究者及び教育者等を育成します。

医療薬学履修コース:がん領域の専門家として、がん領域を通して社会に貢献できる人材を育成します。
  • 修士課程
  • 博士課程

薬科学専攻【修士課程】

薬科学履修コース

授業科目

主科目(特論、演習、特別実験)
有機化学系、有機化学特論、有機化学演習、有機化学特別実験、創薬情報科学系、創薬情報科学特論、創薬情報科学演習、創薬情報科学特別実験、薬理・薬物学系、薬理・薬物学特論、薬理・薬物学演習、薬理・薬物学特別実験、薬剤・分析学系、薬剤・分析学特論、薬剤・分析学演習、薬剤・分析学特別実験、衛生薬学系、衛生薬学特論、衛生薬学演習、衛生薬学特別実験、生化学・微生物学系、生命薬学特論、生命薬学演習、生命薬学特別実験

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
生命薬化学
藤井 秀明
(教授)
  1. オピオイド系薬物の設計と合成
  2. 薬物受容体と薬物の相互作用の研究
  3. 鎮痛薬、薬物依存症治療薬、抗うつ・抗不安薬治療薬の研究開発
  4. 新規有機光反応の開発
生体分子解析学
加藤 くみ子
(教授)
  1. 革新的医薬品(ペプチド・ナノ医薬品等)の物性と動態に関する研究
  2. 医薬品等の分析法に関する研究
  3. モデル生物(線虫・シロイヌナズナ)を用いた遊離
    D型アミノ酸の生理機能に関する解析研究
  4. 細菌及び哺乳類の立体特異的アミノ酸代謝関連酵素に関する解析研究
薬品製造化学
長光 亨
(教授)
  1. 有用な生物活性を有する天然有機化合物の全合成研究
  2. 創薬を指向した天然有機化合物の構造活性相関研究
  3. 未知な作用機作を有する天然有機化合物のプローブ分子の作製
  4. 天然有機化合物の合成に応用可能な新規反応の開発
医薬品化学
牧野 一石
(教授)
  1. 有機触媒及び有機金属触媒による不斉合成法の開発
  2. 糖鎖及び配糖体の合成に関する基盤技術の開発
  3. ペプチド合成に関する基盤技術の開発
  4. 生物活性有機分子の化学的合成
生物分子設計学
志鷹 真由子
(教授)
コンピュータを用いたタンパク質構造情報にもとづく創薬情報科学研究
  1. タンパク質の分子認識(タンパク質-タンパク質、タンパク質-薬物などの相互作用)、機能に関する計算科学的手法の開発・応用
  2. タンパク質立体構造予測法(タンパク質複合体構造、タンパク質水和構造など)の開発・応用
生薬学
小林 義典
(教授)
伝統的薬用・食用植物及びその含有成分に関する評価解析研究
  1. メタボローム解析による品質評価
  2. 有用植物の保存、栽培、収穫、加工(修治)
  3. 活性評価(in vivo,in vitro)
  4. 活性成分の単離・同定と構造研究
  5. 作用メカニズム解析
  6. 創薬を目標とした天然化合物の化学修飾・全合成
衛生化学
今井 浩孝
(教授)
酸化ストレスによる疾患のメカニズム、予防法、治療法の解析
  1. 酸化脂質が起因となる疾患モデルマウスの解析
  2. 脂質酸化による新規細胞死の実行経路の解明
  3. 脂質酸化に応答する細胞生存シグナル経路の同定
  4. 腸内細菌叢変化による心不全抑制機構の解析
  5. 新規細胞増殖抑制、老化細胞シグナル経路の解明
公衆衛生学
清野 正子
(教授)
メチル水銀をはじめとする有害物質の生体防御機構の解明及び環境浄化
  1. オートファジーによるメチル水銀毒性防御機構の解明
  2. 無機水銀、有機水銀に対する細胞応答機構の解析
  3. 低濃度メチル水銀の解毒剤の探索
  4. 水銀耐性菌におけるメチル水銀等の有害物質の輸送機構の解析及び輸送体を用いた環境浄化技術の開発
  5. モデル植物(イネ・シロイヌナズナ)を用いたメチル水銀等の有害物質の輸送・耐性機構の解析
生化学
奥脇 暢
(教授)
細胞のがん化とがんの悪性化の分子機構の解明及び抗ウイルス薬開発
  1. 核小体機能と細胞のがん化
  2. ERK 及びp38MAPキナーゼ基質の網羅的同定
  3. 染色体転座による細胞のがん化機構
  4. 抗インフルエンザ薬の開発
薬理学
田辺 光男
(教授)
中枢神経系疾患の病態とその治療薬の理解を深め、さらに新規治療薬開発に向けた戦略的知見を得る。
  1. 慢性疼痛・痒みの病態発症・維持機構の解明とその治療薬開発に向けた多面的アプローチ
  2. ストレス応答の解明と抗うつ・抗不安薬開発に向けた探索研究
  3. 中枢神経特異的蛋白質リン酸化酵素の活性酸素制御機序と生理機能の解析、及び特異的阻害剤の検索における機能解析
分子薬理学
中原 努
(教授)
眼疾患の病態解明と新規薬物治療法開発のための基礎研究
  1. 網膜における神経−グリア−血管関連の成立・維持機構の解明
  2. 網膜症の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
  3. 緑内障の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
  4. 網膜色素変性症の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
微生物学
岡田 信彦
(教授)
病原細菌による感染現象の解明と感染予防の開発
  1. サルモネラによる感染機構の解明と宿主応答に関する研究
  2. クロモバクテリウム属細菌による病原性発現機構に関する研究
  3. マウスモデルを用いた腸管系病原細菌による感染機構の解明とその制御方法に関する研究
  4. 感染性胃腸炎における抗菌レクチンの役割の解明
  5. クローン病関連細菌の感染機構の解明
  6. 腸管出血性大腸菌における病原性発現機構に関する研究
  7. 乳酸桿菌属及びビフィドバクテリウム属細菌によるプロバイオティクス機能に関する研究
微生物薬品化学
大城 太一
(教授)
  1. 微生物資源からの生活習慣病(脂質異常症や脂肪肝など)、がん及び感染症(非結核性抗酸菌症や結核など)に有効な新規生物活性物質の探索
  2. 微生物由来生物活性物質の作用機序解析
  3. 微生物由来生物活性物質の生合成に関する解析
  4. 微生物由来生物活性物質のin vivoレベルでの有効性の証明
薬剤学
前田 和哉
(教授)
  1. 薬物動態の定量的予測に資する新規in vitro実験系・解析法の構築
  2. 数理モデル解析を活用した薬物の体内動態の定量的予測
  3. 輸送担体の遺伝子変異と輸送機能制御の解明
  4. 輸送担体を介した薬物吸収における相互作用の解明
創薬物理化学
田中 信忠
(教授)
コンピュータによる合理的医薬分子設計(structure-based/ligand-based drug design)
  1.  生体高分子と薬物との相互作用に関する計算化学研究(分子軌道法/分子動力学法計算、リガンドドッキングスタディ、結合自由エネルギー計算)
  2. イン・シリコスクリーニング
  3. パターン認識や多変量解析による薬物の三次元定量的構造活性相関解析
  4. 分子動力学シミュレーションによる標的蛋白質の溶液構造解析
情報薬学
※1 西端 芳彦
(准教授)
Cheminformaticsによる創薬研究支援手法に関する研究、特に新規バーチャルスクリーニング手法、新規化学構造数え上げ手法、化合物データベースシステム等に関する研究を行う。
※ 1  2022年 3 月退任予定。
臨床統計学履修コース

授業科目

主科目(特論、演習、特別実験)
臨床統計学特論Ⅰ、臨床統計学演習Ⅰ、臨床統計学実習、臨床統計学特論Ⅱ、臨床統計学演習Ⅱ、臨床統計学総合実習、臨床統計学特論Ⅲ、臨床統計学入門Ⅰ、臨床統計学入門Ⅱ

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
臨床統計学
岡田 信彦
(教授)
  1. Logistic Regression の共変量調節の頑健性
  2. 経時データ解析での途中脱落問題
  3. 重比較問題
  4. Martingale 理論での統計理論展開
  5. Meta Analysis の Random Effects の研究
  6. Bayesian/frequentist joint paradigm における推測理論の研究
  7. Censored data における予測モデルの推測方法及び評価方法
医薬開発学履修コース

授業科目

主科目(特論、演習、特別実験)
医薬開発学特論Ⅰ、医薬開発学演習Ⅰ、医薬開発学実習、医薬開発学特論Ⅱ、医薬開発学演習Ⅱ、医薬開発学総合実習、医薬開発学特論Ⅲ

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
医薬開発学
成川 衛
(教授)
  1. 新薬の開発戦略設計時の留意事項
    サロゲートマーカーの要件、臨床試験におけるプラセボ効果の要因、バイオ医薬品のリスク予測など、新薬の確実で効率的な開発戦略設計時の留意事項について研究する。
  2. 市販後安全対策の立案と実施
    リスク管理のための安全性監視・リスク最小化策の策定、治験及び市販後調査の手法・データの比較など、医薬品の市販後安全対策のあり方とパフォーマンスについて研究する。
  3. 初期臨床開発の効率化
    初期臨床試験におけるsafety marginの考え方、FIH(First in Human)試験の用量設定など、日本で初期臨床開発を安全かつ効率的に進めるための方法について研究する。
  4. 抗悪性腫瘍薬の開発戦略
    国際共同臨床試験を行う際の事前検討事項及び考慮点、併用療法の評価・確立、特に希少な癌に対する開発戦略などについて研究する。
  5. 薬効評価に与える民族的要因の影響評価
    欧米と異なる承認用量につながる要因の探索、用量・臨床反応やプラセボ効果における民族差の検討など、薬効評価に与える民族的要因の影響について研究する。
  6. リアルワールドデータの新薬開発への応用
    新薬開発の効率化や予見可能性の向上、市販後のエビデンス作りや安全対策に向けたリアルワールドデータの活用のための手法及び考え方について研究する。
  7. 薬事関連行政施策の評価及びその効果的な利用
    適応外公知申請、希少疾病用医薬品の指定、薬剤経済学的評価など、薬事関連行政施策の評価分析を行い、その効果的な利用について研究する。

薬科学専攻【博士後期課程】

薬科学履修コース

授業科目

主科目(特別講義、特別演習、特別研究)
生命薬化学、衛生化学、微生物薬品化学、生体分子解析学、公衆衛生学、薬剤学、薬品製造化学、生化学、創薬物理化学、医薬品化学、薬理学、情報薬学、生物分子設計学、分子薬理学、生薬学、微生物学

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
生命薬化学
藤井 秀明
(教授)
  1. オピオイド系薬物の設計と合成
  2. 薬物受容体と薬物の相互作用の研究
  3. 鎮痛薬、薬物依存症治療薬、抗うつ・抗不安薬治療薬の研究開発
  4. 新規有機光反応の開発
生体分子解析学
加藤 くみ子
(教授)
  1. 革新的医薬品(ペプチド・ナノ医薬品等)の物性と動態に関する研究
  2. 医薬品等の分析法に関する研究
  3. モデル生物(線虫・シロイヌナズナ)を用いた遊離
    D型アミノ酸の生理機能に関する解析研究
  4. 細菌及び哺乳類の立体特異的アミノ酸代謝関連酵素に関する解析研究
薬品製造化学
長光 亨
(教授)
  1. 有用な生物活性を有する天然有機化合物の全合成研究
  2. 創薬を指向した天然有機化合物の構造活性相関研究
  3. 未知な作用機作を有する天然有機化合物のプローブ分子の作製
  4. 天然有機化合物の合成に応用可能な新規反応の開発
医薬品化学
牧野 一石
(教授)
  1. 有機触媒及び有機金属触媒による不斉合成法の開発
  2. 糖鎖及び配糖体の合成に関する基盤技術の開発
  3. ペプチド合成に関する基盤技術の開発
  4. 生物活性有機分子の化学的合成
生物分子設計学
志鷹 真由子
(教授)
コンピュータを用いたタンパク質構造情報にもとづく創薬情報科学研究
  1.  タンパク質の分子認識(タンパク質-タンパク質、タンパク質-薬物などの相互作用)、機能に関する計算科学的手法の開発・応用
  2.  タンパク質立体構造予測法(タンパク質複合体構造、タンパク質水和構造など)の開発・応用
生薬学
小林 義典
(教授)
伝統的薬用・食用植物及びその含有成分に関する評価解析研究
  1. メタボローム解析による品質評価
  2. 有用植物の保存、栽培、収穫、加工(修治)
  3. 活性評価(in vivo,in vitro)
  4. 活性成分の単離・同定と構造研究
  5. 作用メカニズム解析
  6. 創薬を目標とした天然化合物の化学修飾・全合成
衛生化学
今井 浩孝
(教授)
酸化ストレスによる疾患のメカニズム、予防法、治療法の解析
  1. 酸化脂質が起因となる疾患モデルマウスの解析
  2. 脂質酸化による新規細胞死の実行経路の解明
  3. 脂質酸化に応答する細胞生存シグナル経路の同定
  4. 腸内細菌叢変化による心不全抑制機構の解析
  5. 新規細胞増殖抑制、老化細胞シグナル経路の解明
公衆衛生学
清野 正子
(教授)
メチル水銀をはじめとする有害物質の生体防御機構の解明及び環境浄化
  1. オートファジーによるメチル水銀毒性防御機構の解明
  2. 無機水銀、有機水銀に対する細胞応答機構の解析
  3. 低濃度メチル水銀の解毒剤の探索
  4.  水銀耐性菌におけるメチル水銀等の有害物質の輸送機構の解析及び輸送体を用いた環境浄化技術の開発
  5.  モデル植物(イネ・シロイヌナズナ)を用いたメチル水銀等の有害物質の輸送・耐性機構の解析
生化学
奥脇 暢
(教授)
細胞のがん化とがんの悪性化の分子機構の解明及び抗ウイルス薬開発
  1. 核小体機能と細胞のがん化
  2. ERK及びp38MAPキナーゼ基質の網羅的同定
  3. 染色体転座による細胞のがん化機構
  4. 抗インフルエンザ薬の開発
薬理学
田辺 光男
(教授)
中枢神経系疾患の病態とその治療薬の理解を深め、さらに新規治療薬開発に
向けた戦略的知見を得る。
  1.  慢性疼痛・痒みの病態発症・維持機構の解明とその治療薬開発に向けた多面的アプローチ
  2. ストレス応答の解明と抗うつ・抗不安薬開発に向けた探索研究
  3.  中枢神経特異的蛋白質リン酸化酵素の活性酸素制御機序と生理機能の解析、及び特異的阻害剤の検索における機能解析
分子薬理学
中原 努
(教授)
眼疾患の病態解明と新規薬物治療法開発のための基礎研究
  1. 網膜における神経−グリア−血管連関の成立・維持機構の解明
  2. 網膜症の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
  3. 緑内障の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
  4. 網膜色素変性症の発症・進行機序の解明と治療薬の探索
微生物学
岡田 信彦
(教授)
病原細菌による感染現象の解明と感染予防の開発
  1. サルモネラによる感染機構の解明と宿主応答に関する研究
  2. クロモバクテリウム属細菌による病原性発現機構に関する研究
  3. マウスモデルを用いた腸管系病原細菌による感染機構の解明とその制御方法に関する研究
  4. 感染性胃腸炎における抗菌レクチンの役割の解明
  5. クローン病関連細菌の感染機構の解明
  6. 腸管出血性大腸菌における病原性発現機構に関する研究
  7. 乳酸桿菌属及びビフィドバクテリウム属細菌によるプロバイオティクス機能に関する研究
微生物薬品化学
大城 太一
(教授)
  1. 微生物資源からの生活習慣病(脂質異常症や脂肪肝など)、がん及び感染症(非結核性抗酸菌症や結核など)に有効な新規生物活性物質の探索
  2. 微生物由来生物活性物質の作用機序解析
  3. 微生物由来生物活性物質の生合成に関する解析
  4. 微生物由来生物活性物質の in vivo レベルでの有効性の証明
薬剤学
前田 和哉
(教授)
  1. 薬物動態の定量的予測に資する新規 in vitro 実験系・解析法の構築
  2. 数理モデル解析を活用した薬物の体内動態の定量的予測
  3. 輸送担体の遺伝子変異と輸送機能制御の解明
  4. 輸送担体を介した薬物吸収における相互作用の解明
創薬物理化学
田中 信忠
(教授)
コンピュータによる合理的医薬分子設計(structure-based/ligand-based drug design)
  1. 生体高分子と薬物との相互作用に関する計算化学研究(分子軌道法/分子動力学法計算、リガンドドッキングスタディ、結合自由エネルギー計算)
  2. イン・シリコスクリーニング
  3. パターン認識や多変量解析による薬物の三次元定量的構造活性相関解析
  4. 分子動力学シミュレーションによる標的蛋白質の溶液構造解析
情報薬学
※1 西端 芳彦
(准教授)
Cheminformaticsによる創薬研究支援手法に関する研究、特に新規バーチャルスクリーニング手法、新規化学構造数え上げ手法、化合物データベースシステム等に関する研究を行う。
※1 2022年3月退任予定。
臨床統計学履修コース

授業科目

専門分野
臨床統計
授業科目
臨床統計学特別講義、臨床統計学特別演習、臨床統計学特別研究

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
臨床統計学
岡田 信彦
(教授)
  1. Logistic Regression の共変量調節の頑健性
  2. 経時データ解析での途中脱落問題
  3. 多重比較問題
  4. Martingale 理論での統計理論展開
  5. Meta Analysis の Random Effects の研究
  6. Bayesian/frequentist joint paradigm における推測理論の研究
  7. Censored data における予測モデルの推測方法及び評価方法
医薬開発学履修コース

授業科目

専門分野
医薬開発学
授業科目
医薬開発学特別講義、医薬開発学特別演習、医薬開発学特別研究

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
医薬開発学
成川 衛
(教授)
  1. 新薬の開発戦略設計時の留意事項
    サロゲートマーカーの要件、臨床試験におけるプラセボ効果の要因、バイオ医薬品のリスク予測など、新薬の確実で効率的な開発戦略設計時の留意事項について研究する。
  2. 市販後安全対策の立案と実施
    リスク管理のための安全性監視・リスク最小化策の策定、治験及び市販後調査の手法・データの比較など、医薬品の市販後安全対策のあり方とパフォーマンスについて研究する。
  3. 初期臨床開発の効率化
    初期臨床試験におけるsafety marginの考え方、FIH(First in Human)試験の用量設定など、日本で初期臨床開発を安全かつ効率的に進めるための方法について研究する。
  4. 抗悪性腫瘍薬の開発戦略
    国際共同臨床試験を行う際の事前検討事項及び考慮点、併用療法の評価・確立、特に希少な癌に対する開発戦略などについて研究する。
  5. 薬効評価に与える民族的要因の影響評価
    欧米と異なる承認用量につながる要因の探索、用量・臨床反応やプラセボ効果における民族差の検討など、薬効評価に与える民族的要因の影響について研究する。
  6. リアルワールドデータの新薬開発への応用
    新薬開発の効率化や予見可能性の向上、市販後のエビデンス作りや安全対策に向けたリアルワールドデータの活用のための手法及び考え方について研究する。
  7. 薬事関連行政施策の評価及びその効果的な利用
    適応外公知申請、希少疾病用医薬品の指定、薬剤経済学的評価など、薬事関連行政施策の評価分析を行い、その効果的な利用について研究する。

薬学専攻【博士課程】

薬学履修コース

授業科目

主科目(特別講義、特別演習、特別研究)
薬物治療学 I 特別講義、薬物治療学 I 特別演習、薬物治療学I特別研究、薬物治療学II特別講義、薬物治療学 II 特別演習、物治療学 II 特別研究、薬物治療学 III 特別講義、薬物治療学 III 特別演習、薬物治療学 III 特別研究、薬物治療学 IV 特別講義、薬物治療学 IV 特別演習、薬物治療学 IV 特別研究、保険薬局学特別講義、保険薬局学特別演習、保険薬局学特別研究、臨床薬学教育特別講義、臨床薬学教育特別演習、臨床薬学教育特別研究、生体制御学特別講義、生体制御学特別演習、生体制御学特別研究、病態解析学特別講義、病態解析学特別演習、病態解析学特別研究、薬物動態学特別講義、薬物動態学特別演習、薬物動態学特別研究、中毒学特別講義、中毒学特別演習、中毒学特別研究、医療心理学特別講義、医療心理学特別演習、医療心理学特別研究

募集専門分野

専門分野(研究室)
指導教員(責任者)
研究内容
薬物治療学 I
※1 厚田 幸一郎
(教授)
北里大学病院
薬剤部長
医薬品の適正使用に関する研究
  1. 糖尿病治療薬の適正使用に関する研究
  2. がん患者における抗悪性腫瘍剤の適正使用に関する研究
  3. がん化学療法における支持療法に関する研究
  4. 緩和医療における薬物療法の適正使用に関する研究
  5. 精神科領域における臨床研究
  6. 薬物動態解析による患者個別投与法に関する研究
  7. 感染症における抗菌薬の適正使用に関する研究
  8. 経管投与患者における医薬品の最適な投与法に関する研究
薬物治療学 II
平山 武司
(准教授)
医療における安全管理及び医薬品の適正使用に関する研究
  1. 医療事故における要因分析及び安全対策に関する研究
  2. 薬物治療における有害事象の発生要因及び予防に関する研究
薬物治療学 III
※1 松原 肇
(教授)
北里研究所病院
薬剤部長
薬物治療に関する薬学的評価
  1. 糖尿病療養指導の実践とその有用性に関する研究
  2. 糖尿病治療薬の適正使用に関する研究
  3. 周術期抗菌薬の適正使用に関する研究
  4. 炎症性腸疾患に関する研究
  5. 輸液・栄養管理に関する研究
薬物治療学 IV
尾鳥 勝也
(教授)
北里大学
メディカルセンター
薬剤部長
  1. バイオマーカーや生体反応を指標とした病態及び薬物治療の評価に関する研究
  2. 病院薬剤師のファーマシューティカルケアに関する研究
    1 ) HD(hazardous drugs)曝露に配慮した取り扱いと経管投与に関する研究
    2 ) 糖尿病治療薬の適正使用に関する研究
    3 ) 高齢者におけるポリファーマシーに関する研究
保険薬局学
※2 吉山 友二
(教授)
  1. 医薬分業とかかりつけ薬剤師・薬局の今後のあり方に関する研究
  2. 地域包括ケアシステムにおけるかかりつけ薬剤師・薬局の役割に関する研究
  3. 重複投薬の防止や残薬解消による医療費の適正化と薬物療法の安全性・有効性向上に関する研究
  4. 地域住民の健康支援における保険薬局の役割に関する研究
  5. 緩和医療における薬物療法の推進と充実に関する研究
臨床薬学教育
久保田 理恵
(教授)
〔薬学教育に関する研究〕
  1. 教育手法の評価に関する研究
  2. 学習成果の評価に関する研究
〔薬物治療の適正化に関する研究〕
  1. 医薬品の適正使用に関する研究
  2. 医薬品の副作用評価に関する研究
  3. 医療経済に関する研究

生体制御学
鈴木 雄介
(教授)
各種疾患モデルを用いた病態解明及び薬物評価に関する研究を行う。
  1. 肺がんにおけるがん免疫
  2. IBDにおける腸管免疫
  3. コレステロールの代謝調節機序
薬物動態学
小林 昌宏
(准教授)
薬物動態学および薬力学に基づいた薬物投与設計に関連する研究を行う。
  1. 薬物動態処方支援システムの開発に関する研究
  2. 薬物動態解析ソフトウエアの開発に関する研究
  3. 臨床薬物動態学の教育手法の改善に関する研究
  4. 母集団薬物動態解析と投与設計に関する研究
  5. 法的脳死判定に影響を与えうる薬物の判断手順の確立に関する研究
中毒学
※1 厚田幸一郎
(教授)
中毒・救急医療における診断・治療の科学的根拠となる基礎的研究
  1. アセトアミノフェン中毒の新規バイオマーカーに関する研究
  2. タバコによるニコチン中毒の毒性評価に関する研究
  3. 新規乱用薬物中毒の毒性評価に関する研究
  4. 金属及び元素物質による中毒の分析学的研究
  5. 活性炭吸着療法の新規選択基準の検討
医療心理学
有田 悦子
(教授)
適切な医療者-患者関係構築のために患者心理の理解を目的とする研究を実践している。
  1. 医療者-患者間のコミュニケーションに関する研究
  2. 患者心理と治療態度・効果に関する研究
  3. 治療選択時(治験参加時)の意志決定に関する研究
  4. 医療人教育に関する研究
※1 2022年3月退任予定。
※2 2023年3月退任予定。
医療薬学−がん領域−履修コース

授業科目

臨床腫瘍学概論 I 特別講義、臨床腫瘍学概論 II 特別講義、がん薬物治療学 I 特別講義、がん薬物治療学 II 特別講義、がん医療学 I 特別講義、がん医療学 II 特別講義、がん社会学特別講義、医療薬学特別演習、医療薬学特別研究