医療衛生学部

医療衛生学部

相模原キャンパス

北里大学医療衛生部イメージ

時代が求めるコ・メディカルスタッフへ。その意欲を昇華させる、広域で高度な教育

いま、高度化した医療の現場では、チーム医療を支える有能なコ・メディカルスタッフが求められています。そのニーズに応えるために、医療衛生学部では、豊かな人間性と創造性に富み、高い専門知識・技術をもった人材を育てています。また、医療現場だけでなく、関係企業での技術指導や、人材養成の指導を担うことができる広域でハイレベルな教育を展開。物事を科学的な視点でとらえ、医療・保健衛生の現場で人類に貢献しようとする熱意のある人を待っています。

学びのポイント

Point
1
わが国の保健衛生学をリードするスタッフと研究者を養成チーム医療を支えるコ・メディカルスタッフの不足という社会的要請から生まれた学部。わが国の保健衛生学をリードする人材を養成します。
Point
2
現実に即応した4学科6専攻医療関連技術者に対応する8つの学科・専攻を開設した日本初の医療系学部。生命科学の総合大学という恵まれた環境で高度な医療と医学が学べます。
Point
3
健康科学も視野に入れた幅広い活躍フィールド医療の分野だけでなく、健康な人を対象とした健康科学や予防医学、環境科学分野の知識も広く学び、さまざまな分野での活躍が期待できます。
Point
4
臨床実習と卒業研究豊富な臨床実習や卒業研究への取り組みを通して専門職としての技術と研究者としての資質を身につけ、保健衛生分野のリーダーとなる人材を育てます。
Point
5
総合大学ならではの教育環境コ・メディカルスタッフとしての資質を磨くとともに、総合大学ならではの教養教育で人間性を育み、医療関連技術者としての豊かな人間形成を促します。

学科

  • 健康科学科
  • 医療検査学科
  • 医療工学科
  • リハビリテーション学科

予防医学の知識と技術を兼ね備えた専門家を養成

学科の特色
  1. 衛生管理者等の国家資格を活かし、高い就職実績を維持
  2. 合同企業研究会やインターンシップの機会があり、就職活動をサポート
  3. 本学大学院への進学で公認心理師と臨床心理士の受験資格も取得できる

4年間の学びのフロー

1年次
幅広い視野の習得幅広い視野と教養を身につけ、健康の専門家としてふさわしい人間性を磨くとともに、「解剖学」「生理学」「情報演習」などの履修により、専門課程の基礎となる知識と技術を習得します。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/情報演習/健康科学演習/チーム医療論(演習含)
健康科学科1年次
2年次
予防医学に関する基礎知識と技術の習得「解剖学実習」「生理学実習」など、基礎医学系の講義や実習で生命科学の基礎知識を身につけるほか、「公衆衛生学実習」「労働衛生学」「環境衛生学」「精神保健学(精神疾患とその治療)」などで健康と環境の関わりも学びます。

[おもな開講科目]
解剖学実習/生理学実習/公衆衛生学実習/労働衛生学Ⅰ・Ⅱ/環境衛生学Ⅰ・Ⅱ/精神保健学(精神疾患とその治療)
健康科学科2年次
3年次
コースを選択し、専門を深める2年次までに修得した知識をもとに、「共生環境学」「食品安全機能学」「産業保健・作業環境学」「臨床心理学・精神保健学」の4コースからひとつを選び、専門性を高めます。合同企業研究会、企業・行政等でのインターンシップの機会もあります。

[おもな開講科目]
環境工学Ⅰ・Ⅱ/健康食品学/作業環境管理学Ⅰ・Ⅱ実習/心理実習Ⅰ・Ⅱ
健康科学科3年次
4年次
卒業研究で専門性に磨きをかける先進の研究を卒業研究として選択できるほか、学内外の研究機関での卒業研究の機会もあります。また、卒業と同時に第一種衛生管理者、食品衛生管理者※、食品衛生監視員・環境衛生監視員※の資格を取得できます。
※任用資格です。任用資格とは、特定の業務に任用されて初めてその資格を得ることを指します。
[おもな開講科目]
卒業研究(環境衛生学特論、公衆衛生学特論、衛生管理学特論、精神保健学特論(心理学研究法))
健康科学科4年次

進路データ

医療現場のニーズに応えられる臨床検査技師を養成

学科の特色
  1. 臨床検査の基本となるバイオサイエンスや機器の高度化にしっかりと対応
  2. 3年次後期からは感染症をテーマとしたテュートリアル教育を実践
  3. 研究・実験方法も学び、将来は研究者としての道も開かれる

4年間の学びのフロー

1年次
4年間の学びの土台をつくる一般教養科目で人間形成の基礎科目や自然科学の科目を中心に学ぶとともに「医療学概論」「解剖学」「生理学Ⅰ」を履修し、医療や人体に対する理解を深めます。

[おもな開講科目]
医療学概論/解剖学/生理学Ⅰ/チーム医療論(演習含)
医療検査学科1年次
2年次
生命科学の知識と専門性を獲得「組織細胞学」「生化学」「病理学」などの専門基礎科目に加えて、「遺伝子検査学」「微生物検査学」「免疫検査学Ⅰ」「臨床生理学ⅠA」など、臨床検査にまつわる主要科目を履修します。

[おもな開講科目]
解剖学実習/生理学Ⅱ/生理学実習/病理学/病理検査学実習
医療検査学科2年次
3年次
確固たる知識を身につける「血液学」「臨床生理学」「臨床化学」の講義・実習のほか、「臨床細胞学」「検査機器学」「検査管理学」などを履修し、実践的な知識を身につけます。

[おもな開講科目]
公衆衛生学実習/医用工学概論/医用工学実習/臨床病態学/臨床生理学ⅠB
医療検査学科3年次
4年次
卒業研究のほか、国家試験対策も3年次の11月からスタートする病院での臨床実習や卒業論文を通して、倫理観、論理的思考、自ら考える力をさらに磨きをかけます。また、年間を通じて国家試験対策も重点的に行い、目標達成に向けて学びを積み重ねます。

[おもな開講科目]
臨床検査総論Ⅱ/臨床実習/卒業研究
医療検査学科4年次

進路データ

医療工学科
  • 臨床工学専攻
  • 診療放射線技術科学専攻

研究・開発にも携わることができる臨床工学技士をめざす

専攻の特色
  1. 高度な医療機器の操作や開発のための医学・工学を基礎から学ぶ
  2. 医療機器の保守管理に欠かせない工学技術を身につけることができる
  3. 病態シミュレーションなど、実際の医療現場さながらの実習を展開

4年間の学びのフロー

1年次
医療と工学を多方面から習得呼吸や循環、代謝など、生命維持に関わる医療機器を扱うための工学を基礎から学びます。数学や統計学、物理学など、医療機器を工学的側面から支える基礎知識の習得も重視します。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅰ/公衆衛生学/生理学Ⅰ/医用工学総論/医用機器学Ⅰ(演習含)/チーム医療論(演習含)
医療工学科臨床工学専攻1年次
2年次
医療機器の役割や使命を理解臨床医学の基本的な事項として、器官別の疾患と病態及び診断・治療法を学びます。各種医療機器の原理や役割、操作、保守管理などに必要な知識も身につけます。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅱ/生理学Ⅱ(演習含)/計測工学/生体計測装置学(演習含)/医用治療機器学/臨床医療学Ⅰ
医療工学科臨床工学専攻2年次
3年次
充実した施設で専門医療を学ぶ医療現場で使われる機器が揃う施設で実習を経験し、即戦力として活躍するための力を磨きます。4年次の臨床実習に備え、チーム医療の一員となるために臨床工学技士としてスキルアップします。

[おもな開講科目]
薬理学/電子工学Ⅱ/電子工学実習/物性・材料工学/医用治療機器学実習/生体機能代行装置学Ⅲ/医療ケア安全管理学
医療工学科臨床工学専攻3年次
4年次
実習や卒業研究で総仕上げ臨床工学の知識と技術を最先端医療の現場で体験する「臨床実習」に臨みます。また、研究室に所属し、4年間の総仕上げとなる卒業論文を執筆する卒業研究にも取り組みます。

[おもな開講科目]
臨床工学総合演習/臨床実習/卒業研究
医療工学科臨床工学専攻4年次

進路データ

医療の最前線で活躍できる診療放射線技師を養成する

専攻の特色
  1. 第一線で活躍する現役の診療放射線技師による講義や実習が充実
  2. 充実した実習設備での実践的な臨床実習で高度な知識と技術を身につける
  3. 診療放射線技術に関わる英語教育の実施や国際教育を促進

4年間の学びのフロー

1年次
医療機器の基礎知識を養う一般教養科目を履修しながら、医療放射線を専門とする診療放射線技師に必要な画像診断や放射 線治療の基礎知識と考え方を学びます。チーム医療に関わる医療人としての心構えも習得します。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/医療学概論/放射線物理学/放射線生物学Ⅰ/チーム医療論(演習含)
診療放射線技術科学専攻1年次
2年次
身体や疾患を知り、臨床に活かす身体の構造とはたらき、各疾患に関する知識や診療放射線技師として必要な画像検査や放射線検出・測定に関する知識、撮影法・解析法を学びます。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅱ/生理学Ⅱ(演習含)/放射線計測学/放射化学/画像解剖学/診療画像技術学Ⅱ
診療放射線技術科学専攻2年次
3年次
医療現場に即した知識を習得X線CTやMRI、超音波、放射性同位元素(RI)を投与する核医学検査、がんの放射線治療など、最先端の治療をサポートする知識と技術を身につけます。大学附属病院を中心とした臨床実習も始まります。

[おもな開講科目]
医用放射線計測学/画像診断機器工学実習/核医学技術学Ⅱ/放射線治療技術学実習/臨床実習Ⅱ・Ⅲ
診療放射線技術科学専攻3年次
4年次
技師としての専門性を磨く研究室に所属して学びの集大成となる卒業研究に取り組みます。技師としての専門性を高めるため
に、関係法規も理解するほか、画像診断や放射線治療技術に関する演習も体験します。

[おもな開講科目]
核医学・画像診断学/放射線科学総合演習/画像診断学演習/卒業研究
診療放射線技術科学専攻4年次

進路データ

リハビリテーション学科
  • 理学療法学専攻
  • 作業療法学専攻
  • 言語聴覚療法学専攻
  • 視覚機能療法学専攻

身体機能の回復を助ける理学療法のプロを養成

専攻の特色
  1. 小児から高齢者、さらに疾患別理学療法など幅広い科目を展開
  2. 1年次から病院や施設での実習を行い、医療人としての自覚を身につける
  3. スポーツから介護の理学療法まで、幅広い専門科目

4年間の学びのフロー

1年次
医療人としての人間性を養う一般教養科目を中心に履修し、視野を広げ、豊かな人間性を養います。専門科目では、医療技術者が果たすべき役割や心構え、リハビリテーションの概念や理学療法の役割を学びます。

[おもな開講科目]
医療学概論/解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/リハビリテーション概論/理学療法学概論/チーム医療論(演習含)
リハビリテーション学科理学療法学専攻1年次
2年次
理学療法の基礎固め専門的な講義や演習、実習が始まります。解剖学や生理学の実習に加え、運動学の実習を行います。さらに理学療法の評価に必要な検査・測定法、臨床的問題解決の考え方などを学習します。

[おもな開講科目]
解剖学Ⅱ/解剖学実習Ⅰ・Ⅱ/基礎理学療法学/生体運動分析学実習/理学療法評価学実習
リハビリテーション学科理学療法学専攻2年次
3年次
疾患などに応じた療法を学ぶ運動療法や物理療法について、講義・演習・実習を通して学習。小児から高齢者まで、また、整形外科系・中枢神経・内部障害まで、幅広い対象の検査法や評価法、治療法も学びます。

[おもな開講科目]
リハビリテーション医学/小児理学療法学/老年理学療法学
リハビリテーション学科理学療法学専攻3年次
4年次
実習と研究で知識を自信に隣接する大学附属病院をはじめとする臨床現場で実習。指導を受けながら、これまでに学んだ知識と技術の理解を深めていきます。さらに、卒業研究では研究法の基礎を学びます。

[おもな開講科目]
理学療法研究法実習/理学療法学特論Ⅰ/臨床実習Ⅲ・Ⅳ/卒業研究
リハビリテーション学科理学療法学専攻4年次

進路データ

作業療法によって患者の精神や身体の回復をめざす

専攻の特色
  1. 作業療法士として必要な人間性と知識・技術を段階的に学習する
  2. 1年次から4年次まで、充実した病院実習を通じ、知識と技術を統合する
  3. 実践能力だけでなく、未来の作業療法を創造できる高度な研究能力を身につける

4年間の学びのフロー

1年次
教養を身につけ、豊かな人間に多様な一般教養科目を履修して人間・社会・自然への理解を深めるとともに、豊かな人間性を身につけます。作業療法士が果たす役割や医療人の心構えも学びます。

[おもな開講科目]
医療学概論/解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/リハビリテーション概論/臨床実習Ⅰ/チーム医療論(演習含)
作業療法学専攻1年次
2年次
講義・実習で理解を深める解剖学や生理学の知識をふまえた実習で身体構造を理解します。運動学で身体の機能と人の動きを解析する方法を学びます。各障害に対する評価も理解します。

[おもな開講科目]
解剖学実習Ⅰ・Ⅱ/生理学実習/作業療法評価学/作業療法評価学実習/運動学/運動学実習/地域作業療法/地域作業療法実習/臨床実習Ⅱ
作業療法学専攻2年次
3年次
作業療法の広範な分野を理解身体障害、精神保健から日常生活活動まで、幅広い領域を講義・演習・実習を通じて理解します。病態や症状の発現機序や評価法、作業療法のゴール設定、結果の予測、アプローチ立案などを行います。

[おもな開講科目]
身体障害作業療法学実習/精神保健作業療法学実習/発達障害作業療法学実習/作業療法研究法/臨床実習Ⅲ
作業療法学専攻3年次
4年次
実習と研究で4年間の集大成これまでに学修した知識と技術について、隣接する大学附属病院などの臨床現場で指導を受けながら学びます。また、関心のあるテーマを選んで検証・研究し、卒業研究を行います。

[おもな開講科目]
作業療法学総合/臨床実習Ⅳ/卒業研究
作業療法学専攻4年次

進路データ

コミュニケーション機能の改善を援助する専門家に

専攻の特色
  1. 心理学、音響・音声学、言語学など、充実した専門基礎科目
  2. 豊富な臨床経験や専門知識をもつ教員による高度で実践的な学び
  3. 少人数制教育により、一人ひとりの学生の特性をふまえた臨床教育や卒業研究指導

4年間の学びのフロー

1年次
医療人としての人間性を養う言語聴覚療法の対象となる患者は、乳幼児から高齢者までと幅広く、パーソナリティや社会的背景もさまざまです。1年次では豊かな人間性を身につけ、言語聴覚士の心構えを学びます。

[おもな開講科目]
医療学概論/解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/リハビリテーション概論/言語聴覚療法学概論(実習含)/チーム医療論(実習含)
言語聴覚療法学専攻1年次
2年次
学びを深め、基礎を固める専門的な講義・実習がいよいよスタート。耳鼻咽喉科学や歯科・口腔外科学、言語学、音響学、音声学など、臨床的問題解決に向けた知識と技能を習得します。

[おもな開講科目]
基礎言語聴覚療法学(実習含)/聴覚検査学/聴覚検査学実習/構音障害学Ⅰ(実習含)
言語聴覚療法学専攻2年次
3年次
さまざまな障害を理解する講義での学びやそれを発展させる実習を通じて、失語症や小児のことばの遅れ、聴こえの障害、声や発音の障害、嚥下障害など、さまざまな病態や症状の発現機序や種類を理解します。

[おもな開講科目]
失語・高次脳機能障害学(実習含)/言語発達障害学/音声障害学(実習含)/嚥下障害学(実習含)/補聴器・人工内耳(実習含)
言語聴覚療法学専攻3年次
4年次
現場で活躍できる実力をつける臨床実習でこれまでに得た知識や技術を確かなものにします。卒業研究では、研究法の基礎を学び、科学的に考える思考法と研究者としての方法論を身につけます。

[おもな開講科目]
言語聴覚療法学総合演習/臨床実習Ⅱ/卒業研究
4年次

進路データ

視機能検査や視能矯正のスペシャリストを養成

専攻の特色
  1. 少人数制教育による手厚い指導で、高い国家試験合格率を誇る
  2. 最先端の話題提供と最新医療機器による充実したカリキュラム
  3. 保育実習など、実際の医療の現場を想定した実践的な学び

4年間の学びのフロー

1年次
視能訓練士のベースを築く一般教養科目で幅広い視野と豊かな人間性を身につけ、医療人としての心を養います。また、人体の形態や構造、機能を理解し、視覚と脳の関係を理解して次の学びにつなげます。

[おもな開講科目]
医療学概論/解剖学Ⅰ/生理学Ⅰ/リハビリテーション概論/視覚機能療法学概論Ⅰ/チーム医療論(演習含)
視覚機能療法学専攻1年次
2年次
視機能への理解を深める感覚器の構造や動き、光学の基礎知識を修得。盲学校や高齢者施設を見学し、視能訓練士としての自覚を身につけます。検診などで接する子どもへの関わり方も「保育実習」で学びます。

[おもな開講科目]
保育実習/視器解剖・病理学/視器解剖・病理学実習/視覚臨床生理学
2年次
3年次
現場で機器や検査法を学ぶ医療チームの一員として視能訓練士が現場で接する機会の多い疾患とその治療法を理解します。また、各種臨床検査機器の使い方や検査法などについて学び、実習で体得します。

[おもな開講科目]
視覚臨床生理学実習/眼科学/眼科薬理学/視能矯正学総論実習Ⅱ
視覚機能療法学専攻3年次
4年次
実習や研究で知識と技術を向上これまで得た知識や技術を臨床現場で実践し、視覚機能の専門家として必要な態度・知識・技術へと高めます。卒業研究では研究法の基礎を学び、科学的に考える姿勢を身につけます。

[おもな開講科目]
視覚矯正工学/視能矯正学各論Ⅱ/視能矯正学特論/臨床実習/卒業研究
4年次

進路データ