獣医学部

獣医学部

獣医学科・動物資源科学科 
 1年次    :相模原キャンパス 
 2年次~4年次:十和田キャンパス(生物環境科学科1~4年次は相模原キャンパス)
グリーン環境創成科学科  
 1年次~4年次:相模原キャンパス

北里大学_獣医学部

青森と相模原から、動物生命科学の革新をリードする

1年次は相模原キャンパスで、2年次以降(生物環境科学科以外)は自然環境に恵まれた十和田キャンパスで学ぶ獣医学部。
過去20年間の獣医師国家試験の平均合格率は、私立5獣医系大学中第1位を誇ります。この学部で扱うのは人と動物の共存、動物の疾病の治療や予防、地球環境、食と健康など、「動物生命科学」を主軸にした幅広いテーマ。3学科が有機的に連携しながら、世界で活躍できる獣医学のスペシャリストを育成します。

学びのポイント

Point
1
動物生命科学を中心に、幅広い視野で学ぶ人間の健康と福祉への貢献を目的に、ウイルスから大型動物まで幅広く生命科学を追究。遺伝子から地球環境までを視野に入れていることが特徴です。
Point
2
日本で初めて哺乳動物の体外受精に成功日本で最初に哺乳動物の体外受精に成功した獣医学部(旧 獣医畜産学部)。体外受精や受精卵移植を機軸に、繁殖技術や動物の病気の基礎研究を行います。
Point
3
広く深く学べるバランスのとれた3学科動物生産、畜産物の利用、飼育過程での健康管理までが一貫して学べる獣医学・動物資源科学・グリーン環境創成科学の3学科で理想的な教育内容を整えています。
Point
4
他学部・外部機関と連携したバランスの良い体制他学部と協力しあい、国立私立の研究機関や海外の大学との連携による実習や研究を行うなど、バランスのとれた研究・教育体制をとっています。
Point
5
相模原・十和田、2つのキャンパスで学ぶ獣医学科・動物資源科学科:1年次は相模原キャンパスで基礎力を養い、2年次からは八甲田連峰を臨む十和田の大自然の中で、人と自然の調和と共存という視点から学びます。
グリーン環境創成科学科:1年次~4年次まで相模原キャンパスで学びます。2年次からフィールドデータサイエンス、環境リノベーション、グリーンバイオ創成の3分野を学び環境問題の解決に向けた実践的な知識と技術を身につけます。

学科

  • 獣医学科
  • 動物資源科学科
  • グリーン環境創成科学科
  • 生物環境科学科
    (募集停止)

動物の健康と公衆衛生の向上に寄与する獣医師の育成

学科の特色
  1.  「小動物診療センター」「大動物診療センター」の2つの附属動物病院で臨床実習ができる
  2. 全国の獣医師40,000 人のうち4,000 人が北里大学卒業生。全体の10分の1を占める
  3. これからの理系人材に必要な語学力やコミュニケーション力を養成する海外研修を実施

6年間の学びのフロー

年次
獣医学への土台をつくる専門教育科目を受けるための基礎知識を中心に、幅広い視野をもつ人間性豊かな科学人になるため
の素地をつくります。

[おもな開講科目]
心理学A・B /日本国憲法A・B /仕事と人生/動物分類学/獣医学概論
獣医学科1年次
2年次
十和田キャンパスで学びに没頭いよいよ専門科目がスタート。2年次からは十和田キャンパスで学びます。落ち着いた環境で獣医師としての心構えを身につけます。動物遺伝学や獣医生理学などの基礎的専門科目を学びます。

[おもな開講科目]
獣医学入門/動物遺伝学/獣医解剖学/獣医生理学Ⅱ・Ⅲ/獣医生化学Ⅱ・Ⅲ
獣医学科2年次
3・4年次
興味のある領域の研究にまい進生命現象の本質を究明する「基礎獣医学系科目」に加え、畜産振興と公衆衛生の向上に関連の深い「予防獣医学系科目」や「臨床系科目」など実践的教育が本格化します。また4年次後期からは興味のある研究室に所属し、専門研究を開始します。

[おもな開講科目]
獣医公衆衛生学総論/獣医衛生学Ⅰ・Ⅱ/獣医内科学/獣医臨床病理学
獣医学科3・4年次
5・6年次
実習と卒業研究で実践的な学び附属動物病院での臨床実習が始まり、家畜保健衛生所、動物園、動物病院での学外実習を通して現場を体験。所属研究室での卒業研究も本格化します。

[おもな開講科目]
小動物総合臨床学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/大動物総合臨床学Ⅱ・Ⅲ/卒業論文
獣医学科5・6年次

進路データ

人と動物、食と健康など、多様なつながりを意識する

学科の特色
  1. 人間と動物との共存を図りながら、動物資源・食糧資源を開発・利用するための専門知識が身につく
  2. 「農医連携教育プログラム」で、動物資源科学と人の健康や医療とのつながりが理解できるようになる
  3.  体外受精や不妊治療の増加に伴って需要が高まる生殖補助医療胚培養士への道が拓ける

4年間の学びのフロー

年次
生命倫理を理解するための学び入学後の1年間は相模原キャンパスで基礎力を養いながら、幅広い視野をもつ人間性豊かな科学人としての素地を築きます。「農医連携教育プログラム」は、1年次から始まります。

[おもな開講科目]
動物資源科学概論1・2
動物資源科学科1年次
2年次
動物資源科学を体系的に学ぶ2年次からは十和田キャンパスへ。恵まれた環境のなか、動物資源科学科ならではの幅広い講義や実習がスタート。附属牧場では草地・施設実習・肉牛実習・酪農家見学なども体験します。

[おもな開講科目]
生物有機化学/家畜品種論/動物生理学/動物飼育管理学/動物栄養学実習
動物資源科学科2年次
3年次
研究室で自分のテーマを深める幅広い学問領域を包含する動物資源科学の各専門分野を学びながら、3年次後期に9つの研究室から興味のあるものを選択し、各自がテーマに沿った研究を開始します。

[おもな開講科目]
分子生物学/動物生殖学実習/応用動物行動学実習/農医連携特定実習1・2・3・4
動物資源科学科3年次
4年次
知識を結集させて研究に臨む4年間の集大成として、卒業研究に取り組みます。テーマは動物の繁殖・生産管理、細胞、畜産食品加工・利用といったように多岐にわたります。結果は論文にまとめ、発表します。

[おもな開講科目]
卒業論文/伴侶動物行動学/人工授精・胚移植論/家畜審査論・実習/動物検査学
動物資源科学科4年次

進路データ

地球の健康を守るため、環境科学からデータサイエンスまで多分野を融合し、未来の地球ドクターを育成する

学科の特色
  1. 多分野にわたる学び:環境科学、自然科学、データサイエンス、農学など、さまざまな分野をボーダレスに学ぶことができる
  2. 実践的なフィールドワーク:フィールドワークとICT・IoT技術を組み合わせて環境を分析し、環境にやさしい食料生産技術や生物多様性保全に最適な環境管理手法を提案できる
  3. 多様な研究室:環境創成、物質循環、生物機能の3つの分野にわたる6つの研究室で、持続可能な社会の実現を目指す

4年間の学びのフロー

年次
地球の健康を守る視点を醸成1年次は他学部・他学科の学生とともに相模原キャンパスで一般教養を学び、広い視野と人間性を培います。一般教育科目に加え、専門基礎科目として「グリーン環境創成科学概論」を学びます

[おもな開講科目]
グリーン環境創成科学概論/分析化学/基礎生態学/環境統計学
グリーン環境創成科学科1年次
2年次
専門的な知識と技術の習得2年次からは、環境科学やデータサイエンス、農学などの専門科目を本格的に学び始めます。フィールドワークや実験を通じて、実践的なスキルを身につけ、環境問題の解決に向けた具体的なアプローチを学びます。

[おもな開講科目]
環境分析学/物質循環学/生体情報解析学/生物多様性学
グリーン環境創成科学科2年次
3年次
多角的な視点の深化3年次には、さらに専門性を高めるための高度な科目を履修し、研究テーマを選定します。異なる分野の知識を統合し、環境問題に対する多角的な視点を養います。

[おもな開講科目]
リモートセンシング/生物機能開発学/土壌環境創成科学/微生物生態学
グリーン環境創成科学科3年次
4年次
研究と実践の集大成4年次には、選定した研究テーマに基づいて卒業研究を行います。これまでに学んだ知識と技術を総動員し、実際の環境問題に対する解決策を提案・実践します。

[おもな開講科目]
卒業論文/グリーン環境創成科学特定講義Ⅰ・Ⅱ
グリーン環境創成科学科4年次

野生動物から土壌・水、植物まで、総合的に学ぶ

学科の特色
  1. 生態系を診る知識と技術を学ぶことができる
  2. フィールドワークの機会が豊富にあり、実践を通じて人と自然の調和を考察できる
  3. 持続可能な社会の研究を展開する環境創造、物質循環、生物生態の3系統8研究室を開講

4年間の学びのフロー

年次
人と自然を見つめる視点を醸成1年次は他学部・他学科の学生とともに相模原キャンパスで一般教養を身につけ、広い視野と人間性を培います。一般教育科目以外に、専門基礎科目として「生物環境科学概論」を学びます。

[おもな開講科目]
生物環境科学概論Ⅰ・Ⅱ/基礎生態学
生物環境科学科1年次
2年次
専門的な講義・実習で学びを深める専門的な講義・実習がスタート。生態学・環境科学的な視点や環境保全に必要な技術を学ぶ科目のほか、附属牧場を見学する実習もあります。

[おもな開講科目]
生物環境科学実習/測量学実習Ⅰ/水環境学/緑地保全学/野生動物学
生物環境科学科2年次
3年次
将来の目標に適した科目を選択卒業後の進路や目的にあわせて専門科目を選択し、独自の教育プログラムで学びを深めます。後期からは研究室に所属し、各自の研究テーマを追究します。

[おもな開講科目]
測量学実習Ⅱ/応用動物行動学/環境分析学実験/生態計測学
生物環境科学科3年次
4年次
研究室で各々の研究を進める生物環境の保全に必要な知識や技術を身につけながら、3年次の後期に所属した研究室で卒業論文の作成をスタート。4年間の集大成として取り組みます。

[おもな開講科目]
卒業論文/生物環境科学特定講義Ⅰ・Ⅱ
生物環境科学科4年次

進路データ