質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)
- トップ
- 教育・研究
- 教育・研究の特色
- 文部科学省に採択された教育改革
- 質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)
文部科学省・質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)
成人期学生とシニア薬剤師の交差融合型教育
北里が申請した教育の質の向上につながる特色ある取組が、文部科学省・平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に選定さ大学れました。概要は次のとおりです。
大学名(学部名) | 北里大学 |
申請の形態 | 単独 |
申請区分 | 教育方法の工夫改善を主とする取組 |
取組名称 | 成人期学生とシニア薬剤師の交差融合型教育 医療において法理上の責任を十全に果し得る人間的基盤を持った薬剤師を養成するための成人期学生及びシニア薬剤師の交差融合型教育(クロスマッチ・エデュケーション・プログラム) |
取組学部等 | 北里大学薬学部 有限責任中間法人日本女性薬剤師会 |
取組の概要
本プログラムは、現代の厳しい医療環境の中で、法理に示される医療責任を十全に果たし得る人間的背景基盤を備えた薬剤師を養成する目的で、薬学生とシニア薬剤師(40歳代以降の年齢層)との世代間交流を通して、交差融合型教育(クロスマッチ・エデュケーション・プログラム)を行うものである。 本学部では、6年制薬学教育カリキュラムにおけるヒューマニズム教育及び医療人教育の第一次集約点として、成人期学生に対して、既に社会薬学実習を実施している。本実習は地域連携に立脚したものであり、以下の2つの流れで構成される。すなわち、1)様々な医療上のエピソードに関する報告・講演を視聴・追体験し、考察を加え、更に議論を行いつつ、その過程における考え方の変化変遷を自ら省察するものと、2)障がい・介助を生活レベルで実体験し、社会的弱者が抱える困難を理解し、医療従事者又は生活者として、不断に支援ができる姿勢を獲得するものである。本プログラムでは、個々の医療事例の議論に経験豊かなシニア薬剤師の参画を得ることにより、大学教員では伝え得ない多彩な臨床の現状を成人期学生に十分に伝えて共有を図る実践的医療倫理教育を行う。
一方、臨床の前線で活動しているシニア薬剤師は、薬学教育及び医療事情の激変期にあって、自己の資質の向上と職能・職責の再編の必要性を痛感しており、医療現場の改革のためにも、体系的リカレント教育を切望している。本プログラムでは、こうしたシニア薬剤師の要望に応えるために、充分な内容を有するカリキュラムを作成して、シニア薬剤師が薬学生とともに学ぶ機会を提供することにより、現代医療において必要なシニア薬剤師の学問的基盤の再構成を促す。また、上記のように、社会薬学実習への教育的な参画を求め、医療上の管理指導能力の向上を図る。 本プログラムは、(法)日本女性薬剤師会(資料参照)との共同事業として提案するものであり、将来は更に多方面の大学・職能団体等との提携を計画している。以上、薬学部学生教育とシニア薬剤師のリカレント教育をクロスマッチさせることで、学生はシニア薬剤師の経験をより現実的なものとして享受し、シニア薬剤師は医療人として更に一段の飛躍を図ることを目標とした交差融合型教育プログラムを提案する。
一方、臨床の前線で活動しているシニア薬剤師は、薬学教育及び医療事情の激変期にあって、自己の資質の向上と職能・職責の再編の必要性を痛感しており、医療現場の改革のためにも、体系的リカレント教育を切望している。本プログラムでは、こうしたシニア薬剤師の要望に応えるために、充分な内容を有するカリキュラムを作成して、シニア薬剤師が薬学生とともに学ぶ機会を提供することにより、現代医療において必要なシニア薬剤師の学問的基盤の再構成を促す。また、上記のように、社会薬学実習への教育的な参画を求め、医療上の管理指導能力の向上を図る。 本プログラムは、(法)日本女性薬剤師会(資料参照)との共同事業として提案するものであり、将来は更に多方面の大学・職能団体等との提携を計画している。以上、薬学部学生教育とシニア薬剤師のリカレント教育をクロスマッチさせることで、学生はシニア薬剤師の経験をより現実的なものとして享受し、シニア薬剤師は医療人として更に一段の飛躍を図ることを目標とした交差融合型教育プログラムを提案する。
取組の詳細 | 申請書(292KB) |
お問い合せ | 北里大学薬学部事務室 〒108-8641 東京都港区白金5丁目9番1号 TEL:03-5791-6270(直通) FAX:03-3442-5674 メールでのお問い合せはこちら 北里大学教学センター 〒228-8555 神奈川県相模原市北里1丁目15番1号 TEL:042-778-9752(直通) FAX:042-778-9761 メールでのお問い合せはこちら |