チーム医療教育プログラム

学びの4本柱
チーム医療教育プログラム

4つの医療系学部と2つの専門学校、3つの附属病院が緊密に連携
北里だから実現できる、チーム医療実践教育


医療現場のスタッフが連携しながら、患者さん一人ひとりに合った医療を実践するのが「チーム医療」。病院は医療の最前線であり、チーム医療が最も発揮される場です。患者さんが入院されると、医師をはじめ看護師や薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、さらには管理栄養士など、さまざまな専門職種からなる医療チームを形成し、患者さんの病態、検査結果、診断情報などを共有しながら問題点をリストアップして最善の治療方針を討議します。そして決定した治療方針のもと、それぞれの専門的な立場から、すべての医療職種が連携・協力しあって患者さんの治療にあたるのです。大きな問題が生じたときこそ、チームの力が最大限に発揮されるとき。全員で力を結集し、「心の通う医療」の提供をめざします。

チーム医療教育1

チーム医療教育2

北里大学における医療系教育

北里大学における医療系教育

オール北里チーム医療演習の目的
患者中心の質の高い医療の提供を目標に、 チーム医療の構成員の専門性を理解し、 自らの専門性をいかして多職種協働できるようになるために、チーム医療に関する基本的能力を修得する。

オール北里チーム医療演習の到達目標
  1. チームで取り組む事例の療養過程を理解し、医療上の問題点を説明できる。
  2. 患者や家族の意思や希望をふまえて、チームで目指すべき方向を検討できる。
  3. 医療上の問題を解決していくために協働する職種を列挙できる。
  4. 多職種協働の中で、自らの職種が担うべきことについて説明できる。
  5. 各職種の専門性、役割および責任を相互に関連づけられる。
  6. 他チームが取り組むチーム医療についての討議に積極的に参加できる。
  7. チーム医療の意義や課題を議論できる。
  8. チームの構成員とコミュニケートできる。
  • オール北里チーム医療演習
  • チーム医療論
  • チーム医療病院実習
  • 国際チーム医療演習
医療系4学部ならびに保健衛生専門学院・看護専門学校の学生約1,200名が相模原キャンパスに一堂に会して2日間にわたる演習を行います。
各学部(将来の職種)をバランスよく配置した10名前後のグループに分かれ、現代医療の課題に対しチーム医療で何ができるかを、ディスカッションします。「力を合わせて良質な医療を作る」という創造的協働を、学生時代に体験できる「チーム医療演習」。多様な医療系学部などをもち、それらが相互に密接に連携して教育を行っている本学ならではの教育プログラムです。

主なテーマ
  • 救急医療-心筋梗塞患者
  • 大災害時の医療-大災害時の避難所における医療
  • 生活習慣病-糖尿病と合併症
本講義では、チーム医療の構成員として自身の専門性を活かし積極的に医療に参画し、より安全で質の高い医療を実践できるように、医療の流れ、医療チーム構成員とその職能・役割、医療倫理をはじめとしてチーム医療に関する基本的知識を修得することを目標として、各学部および医療現場(病院長や看護部長など)からの教員による講義を行っています。

主な講義内容
  • 専門職種の理解(医療関連職種の職能、役割など)
  • 疾患と医療チーム(医療現場で形成される医療チームとその成員の連携プレーの具体例)
  • 医療安全、医療倫理、コミュニケーション論など
チーム医療病院実習とは
チーム医療教育のさらなる充実を因るために、臨床の現場でより実践的にチーム医療について学ぶプログラム「チーム医療病院実習」を実施しています。
「オール北里チーム医療演習」で多職種の学生とのグループワークや発表等を通じて培った経験を生かして、病院実習に参加しています。
実習対象者
原則として、「オール北里チーム医療演習」を履修した薬学部、医学部、看護学部、医療衛生学部、保健衛生専門学院、看護専門学校の学生
実習場所
北里大学病院、北里大学北里研究所病院、北里大学メディカルセンター
開催時期
例年8月頃に実施
プログラムについて
半日から1日で完結するものが多く、毎年20を超えるプログラムが実施されています。
急性期・亜急性期のものから回復期のものまで多岐にわたり、臨床の現場で医師、看護師、薬剤師、栄養士など、様々な職種の方々と関わることができる機会となっています。
主なプログラム
  • 救急救命、災害医療
  • MRI検査実習
  • リハビリテーション
  • 病棟退院支援
  • 緩和ケア
  • 栄養管理
  • 糖尿病教育
  • 高齢者医療支援
  • AAT(動物介在療法)
国際チーム医療演習とは
北里大学がこれまで提供してきた質の高い教育に加え、国際感覚に優れ、国内のみならず世界各地で活躍できる医療人を養成することを目標とし、海外留学生とチーム医療演習を行います。
チームは10名程度に分けられ、様々な職種・国籍の人々と交流し、細かく設定された患者症例を基にディスカッションを進めていきます。

国際チーム医療演習の目的
  • 医療に関わる最前線の科学や技術について学びを深め、それぞれの国における価値観や倫理観についても深い理解を得る。
  • 異なる分野・言語・文化を持つ学生同士が、チームとして演習を行う上での工夫について経験し、卒後医療従事者としてチーム医療を実践していくための技術を身につける。

主なテーマ
  • 症例A:糖尿病と合併症
  • 症例B:脳梗塞後遺症

2018年度参加大学一覧
  • トーマス・ジェファーソン大学(米国)
  • FHキャンパス・ウィーン(オーストリア)
  • カレル大学(チェコ)
  • ダヌンツィオ大学(イタリア)
  • ケンタッキー大学(米国)
  • カルフォルニア大学ロサンゼルス校(米国)
  • ヤンゴン医療技術大学(ミャンマー)

国際チーム医療演習1

国際チーム医療演習2