第5回北里国際貢献賞の授賞について

第5回北里国際貢献賞の授賞について

 本学では、2017年度に、本学の卒業生あるいは大学院修了生の中から、国際的に顕著な貢献活動を行い本学の名声を高めた者を表彰し、もって卒業生・在学生の国際貢献意識の醸成を図ることを目的に「北里国際貢献賞」を創設しました。
 学長・副学長により構成された選考委員会(委員長:島袋香子学長)の審査を経て、北里大学学部長会の協議の結果、以下のとおり決定しました。

受賞者

渡部 明人
(世界保健機関本部保健システムガバナンス財政部門技官
(兼)UHC2030事務局、北里大学医学部卒業)

渡部明人

授賞理由

 渡部氏は、世界保健機関(WHO)と世界銀行が共同で事務局を運営する、官民公連携パートナーシップであるUHC2030事務局にてユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(注)の啓発・説明責任・政治プロセス等のプロジェクト責任者を務めている。特に2020年は国連機関、元政府首脳・大臣、世界有数の慈善財団やシンクタンク、そして各国の市民社会・民間企業、議員、研究者と連携しながら、昨今のコロナ禍の克服と次なるパンデミックに対応した形でのUHC実現を目指した第1回目となるUHCコミットメント報告書及び国連加盟国193カ国の状況を取りまとめることに尽力。12月12日の国連UHCの日には、この報告書に基づき世界的な政治リーダーがUHC実現に向けた新たな提言を各国にするに至り、多大な貢献となった。
 また、2021年から著名な経済学者であるジェフェリー・サックス教授が議長を務めるCOVID-19に関するランセット・コミッション国際保健外交・協力に関するタスクフォースにも参画しており、世界に向けたコロナ後の新たな提言策定にも取り組んでいる。
 渡部氏は、医学生時代から国際NGOへの参画や海外留学・インターンシップ(ガーナ・アメリカ・WHO)等の国際的活動に積極的に取り組んでおり、これまでの国際的な活躍は、日本政府ジュネーブ国連代表部のホームページ国連邦人職員会等にも記事が掲載されている。

(注:「全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを支払い可能な費用で受けられる状態」を指します。(厚生労働省HPより引用))

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