北里大学

北里大学農医連携教育研究センター

お知らせ

小児科領域におけるドッグセラピー

2013/06/08
小児医療の先進化により難病の救命率は向上しましたが、治療に難渋し入院の長期化を余儀なくされる場合が少なくありません。子供の入院は、保護者との分離不安や治療と痛みへの恐怖に耐えられず、病院が「2度と来たくない」場所として記憶に残ることもあります。つらい経験の渦中であっても笑顔でいてほしい、保護者のみならず病棟スタッフの望みでもあります。数年前に米国小児病院で研修し、セラピードッグの訪問を見学する機会がありました。患者さんが訪問犬・ハンドラーとプレールームで遊ぶ光景に感銘し、小児病棟を"ワン"ダーランドに変えよう、と新たな目標を持ちました。その夢を実現するためのプロジェクトチームが北里大学メディカルセンターで編成されました。小児科・精神科医師、獣医学部、看護部、医療衛生学部研究員を中心とした学部横断型の構成メンバーです。All Kitasato 動物介在療法の展開に向け活動を開始しています。
坂東 由紀 北里大学農医連携教育研究センター員
(北里大学医学部小児科学准教授、北里大学メディカルセンター副院長・小児科部長)