2024年4月より、医師の時間外・休日労働の上限規制が開始され、医師が教育・研究に従事する時間が更に減少した場合、我が国における将来の医学・医療の充実・発展を阻害することが懸念されています。
当院を含む医師養成課程を置く国公私立大学の附属病院本院は、医師の働き方改革の推進と教育・研究・診療機能の維持の両立を図るため、必要な運営体制を整備し、将来に渡り持続可能な経営基盤の確立に向けて取り組むことが求められております。
今般、文部科学省が策定した大学病院改革ガイドラインを基に、2029年度までの6年間に取り組む内容を大学病院改革プランとして策定をいたしました。
2024年6月
当院は、第三者による評価として、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価(一般病院3)を2023年3月に受審し、2023年11月10日付けで認定を受けました。
今後も引き続き、当院の理念である「患者中心の医療」「共に創りだす医療」を掲げ、患者の人権を尊重し、信頼される安全で高度な医療の実践を目指します。
※改善要望項目については改善に向けた検討を重ねており、認定期間内に確認審査を受審する予定です。
病院機能評価は病院の組織全体の運営管理および提供される医療について、公益財団法人日本医療機能評価機構が中立的、科学的、専門的な見地から審査する第三者評価です。
病院機能評価により、一定の水準を満たした病院は「認定病院」となります。認定病院は、地域に根ざし、安全・安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、日常的に努力している病院と言えます。
当院が認定を受けた「一般病院3」は、高度の医療の提供、高度の医療技術の開発・評価、高度の医療に関する研修を実施する病院または準ずる病院(特定機能病院、大学病院本院等)を対象とするものです。
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