栄養部長
比企 直樹
入院中の皆様の治療が円滑に進むよう、医師、看護師、管理栄養士等からなる医療チームで栄養管理を行っています。管理栄養士は病棟担当制となっております。食事や栄養でお困りの場合は病棟スタッフへお声かけください。
お食事や栄養に関するご相談を 医師の指示のもと管理栄養士が行っています。ご希望される方は、担当医師にお申し出ください。予約制になっています。
栄養相談の場所は、トータルサポートセンター、内科栄養相談室、小児科外来(曜日限定)、腎移植外来(曜日限定)、入院病棟などで行っています。
病名やお食事の種類に応じて保険診療となります。<下記参照ください>
(初回は2,600円(非課税)、2回目以降は2,000円(非課税)。保険の自己負担割合が3割の場合は、初回は780円(非課税)、2回目以降は600円(非課税)となります。)
保険診療以外の病名・食事の種類の方が栄養相談を希望される場合は、全額自己負担となります。
相談の時間は、初回は30分間、2回目以降は20分間となります。
患者向けの小冊子を年に1回発行しています。
発行号 | 内容 |
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2024年5月13日 | たんぱく質を上手に摂ろう(326KB) |
2022年11月26日 | 食塩摂取量を見直してみよう -1(281KB) 食塩摂取量を見直してみよう -2(290KB) |
2021年11月26日 | 体格とエネルギー必要量について(268KB) |
2020年10月26日 | 糖質や糖類の違いについて知っていますか?(346KB) |
2019年10月26日 | 脂質について知りましょう(291KB) |
2018年8月26日 | 慢性便秘症診療ガイドラインが作成されました(404KB) |
2018年1月26日 | アルコールとの上手な付き合い方(346KB) |
医師の指示栄養量(エネルギー、蛋白質、脂質、塩分)に基づき、病態に合わせた献立を作成します。指示栄養量と献立の栄養量は5~10%の誤差範囲で管理します。
献立はニュークックチルシステムに適応した料理を中心に、美味しく召し上がっていただけるよう嗜好や季節に配慮した内容としています。
献立に合わせ、鮮度のよい食材を購入しています。産地、配送ルートも含め、業者教育を行いながら安全な納品管理を行っています。
また、作物の成長収穫が天候に左右される食品も多く、常に情報を集め食品の確保に努めています。
当院使用の食材に関わる外部業者には、定期的に細菌検査報告書を義務づけ、安全への認識を高く保つよう指導を行っています。
当院の食事は、厳しい温度管理に基づくニュークックチルシステムを採用しています。
このシステムはスウェーデンで開発され、日本では航空機の機内食で導入された方法です。
料理は配膳直前まで、細菌の増殖が抑制される低温度で管理され、器に盛り付けた後、配膳用のカートの中で再加熱されます。
厳しい温度管理を支えるため、厨房はオール電化のシステムとなっています。
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害要因分析・重要管理点)の概念を導入し、食品や料理の衛生を守るため、温度管理システムによって常に一定の温度に保たれているかを監視しています。
食品・料理の温度はポイントを定めて、コンピュータ端末へ測定・記録されます。
厨房内の室温はコンピュータ制御による自動換気システムで管理されており、働く人の快適さにも配慮しています。
加工食品は、製造の情報収集を行って使用しておりますが、コンタミネーション(意図しない混入)については考慮しておりません。また、調理場はアレルギー専用ではありませんが、器具洗浄・調理・盛り付けを慎重に行っております。
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