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北里大学病院

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栄養部

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栄養部長
比企 直樹

略歴

学歴および職歴

1990年3月 北里大学医学部卒業
1990年4月 東京大学医学部付属病院分院第3外科学教室医員(研修医)
1992年7月 ドイツ・ウルム大学一般外科学教室(臨床研究フェロー)へ渡航
1993年2月 東京大学医学部付属病院分院第3外科学教室医員
1993年3月 青梅市立総合病院外科 外科病棟医 出向
1995年4月 東京大学大学院医学系研究科(外科学専攻)博士課程
1995年10月 ドイツ・ウルム大学一般外科学教室(臨床研究教育指導)へ渡航
1999年4月 東京大学医学部付属病院分院第3外科学教室助手
2001年4月 東京大学医学部付属病院胃食道外科医員
2005年4月 公益財団法人がん研究会有明病院・消化器外科医員
2011年7月 徳島大学消化器外科 臨床教授 併任
2012年4月 公益財団法人がん研究会有明病院・栄養部部長
2013年8月 公益財団法人がん研究会有明病院・消化器外科 胃外科担当部長
2015年5月 公益財団法人がん研究会有明病院・消化器外科 胃外科部長
2016年6月 公益財団法人がん研究会有明病院・機器開発センター長兼任
2019年1月~ 北里大学医学部上部消化管外科学 主任教授
2021年7月 北里大学病院 副院長(人事・労務担当)
2022年4月~ 北里大学病院 栄養部部長
2024年7月~ 北里大学 大学院 医療系研究科長

学会活動等(役員・評議員・専門医など)

日本栄養治療学会 理事長、代議員、学術評議員、指導医、認定医
日本消化器外科学会 理事、評議員、専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医
日本外科代謝栄養学会 理事、評議員、教育指導医
日本胃癌学会 理事、代議員
PEG・在宅医療学会 理事、専門胃瘻造設者、専門胃瘻管理者
日本エンドトキシン研究会 理事
佐々木研究所 理事
日本外科学会 代議員、専門医、指導医、認定医
日本臨床外科学会 評議員、幹事
日本内視鏡外科学会 評議員、技術認定医
日本消化器内視鏡学会 評議員
日本癌治療学会 代議員
日本病態栄養学会 学術評議員

部門基本方針

  • 管理栄養士が主体的に患者の栄養治療を行い、医療の質向上に貢献する
  • おいしく、楽しいと思える食事を提供する
  • 栄養治療における臨床研究を推進する

臨床業務

入院中の栄養管理について

入院中の皆様の治療が円滑に進むよう、医師、看護師、管理栄養士等からなる医療チームで栄養管理を行っています。管理栄養士は病棟担当制となっております。食事や栄養でお困りの場合は病棟スタッフへお声かけください。

栄養相談のご案内

お食事や栄養に関するご相談を 医師の指示のもと管理栄養士が行っています。ご希望される方は、担当医師にお申し出ください。予約制になっています。
栄養相談の場所は、トータルサポートセンター、内科栄養相談室、小児科外来(曜日限定)、腎移植外来(曜日限定)、入院病棟などで行っています。

栄養相談の料金

病名やお食事の種類に応じて保険診療となります。<下記参照ください>
(初回は2,600円(非課税)、2回目以降は2,000円(非課税)。保険の自己負担割合が3割の場合は、初回は780円(非課税)、2回目以降は600円(非課税)となります。)
保険診療以外の病名・食事の種類の方が栄養相談を希望される場合は、全額自己負担となります。

保険の対象となる食事の種類
腎臓食、肝臓食、糖尿食、膵臓食、貧血食、脂質異常症食、痛風食、高血圧症・心臓疾患・妊娠高血圧症候群等の減塩食、高度肥満症食(肥満度+40%以上またはBMI30以上)など。胃潰瘍食、十二指腸潰瘍食、消化管術後食、クローン病及び潰瘍性大腸炎等により消化管機能が低下している場合の低残渣食、てんかん食など。
メープルシロップ尿症食、フェニルケトン尿症食、ホモシスチン尿症食、ガラクトース血症食、治療乳、小児食物アレルギー食(食物アレルギーを持つことが明らかな9歳未満の小児)など。
がん患者さん、摂食機能または嚥下機能が低下した患者さん、低栄養状態にあると医師が判断した患者さんも対象になります。

栄養相談の時間

相談の時間は、初回は30分間、2回目以降は20分間となります。

  • 栄養相談の様子1
  • 栄養相談の様子2

エッセン(患者さん向け小冊子)

患者向けの小冊子を年に1回発行しています。

献立購入業務

献立管理

医師の指示栄養量(エネルギー、蛋白質、脂質、塩分)に基づき、病態に合わせた献立を作成します。指示栄養量と献立の栄養量は5~10%の誤差範囲で管理します。
献立はニュークックチルシステムに適応した料理を中心に、美味しく召し上がっていただけるよう嗜好や季節に配慮した内容としています。

メニュー例

季節に合わせた行事食など

  • 開院記念祝い膳
    開院記念祝い膳
  • クリスマスメニュー
    クリスマスメニュー
  • 七夕 そうめん
    七夕 そうめん
  • メッセージ付きの料理
    メッセージ付きの料理

小児病棟の手作りおやつ

  • 小児病棟の手作りおやつ1
  • 小児病棟の手作りおやつ2
  • 小児病棟の手作りおやつ3

購入管理

献立に合わせ、鮮度のよい食材を購入しています。産地、配送ルートも含め、業者教育を行いながら安全な納品管理を行っています。
また、作物の成長収穫が天候に左右される食品も多く、常に情報を集め食品の確保に努めています。
当院使用の食材に関わる外部業者には、定期的に細菌検査報告書を義務づけ、安全への認識を高く保つよう指導を行っています。

調理管理業務

ニュークックチルシステム

安全を第一に考えた給食システム

当院の食事は、厳しい温度管理に基づくニュークックチルシステムを採用しています。
このシステムはスウェーデンで開発され、日本では航空機の機内食で導入された方法です。
料理は配膳直前まで、細菌の増殖が抑制される低温度で管理され、器に盛り付けた後、配膳用のカートの中で再加熱されます。

  • ニュークックチルシステム1
  • ニュークックチルシステム2
ニュークックチルシステム3

トータル温度管理システム

HACCP概念のオール電化厨房

厳しい温度管理を支えるため、厨房はオール電化のシステムとなっています。
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害要因分析・重要管理点)の概念を導入し、食品や料理の衛生を守るため、温度管理システムによって常に一定の温度に保たれているかを監視しています。
食品・料理の温度はポイントを定めて、コンピュータ端末へ測定・記録されます。
厨房内の室温はコンピュータ制御による自動換気システムで管理されており、働く人の快適さにも配慮しています。

食物アレルギーへの対応

加工食品は、製造の情報収集を行って使用しておりますが、コンタミネーション(意図しない混入)については考慮しておりません。また、調理場はアレルギー専用ではありませんが、器具洗浄・調理・盛り付けを慎重に行っております。

宗教上などの理由により召し上がることができない食事について

地域の医療関係者向け~当院の嚥下調整食について~

当院の嚥下調整食についてです。詳細は以下をご覧ください。

職員向け広報誌「北里大学病院ニュースあいあい」栄養部関連記事

2)栄養部 第2回コンテスト ~お酢編~
1)栄養部 第1回コンテスト ~出汁編~
栄養部長に就任して

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