北里大学病院移植医療支援室は、移植医療に携わる職員間の情報交換や連携を強化し、移植医療の発展と充実を図ることを目的とし2006年に設置されました。
当院は、特定機能病院であり三次救急医療体制をはじめとした高度医療を実施しております。また、これと同時に移植医療の基幹病院であります。救命を第一とし最善を尽しておりますが、医療の限界により救命が果せない場合もございます。この際に、患者さんご自身が臓器・組織を提供することを、「希望しない」、「希望する」、または「臓器・組織提供や移植医療について知りたい」など、患者さんやご家族の意思を十分に生かせるよう、病院としての体制を整え機能する役割を移植医療支援室が担っております。また、移植治療を受けることをご希望される患者さんの診療やケアは、担当する各診療科が医療チームのもとで実施しております。
当院では、「提供すること」「移植を受けること」の双方に関わる立場の医療者が協働し移植医療に関わる様々な共通の課題について、共に取り組む体制をとっております。また、移植医療支援室は移植医療に係る情報を院内ならびに地域に発信し、移植医療の正しい情報や知識を地域社会へ普及できることを目指しております。
院内でのお問い合わせは、担当医師または看護師にお申し出ください。
北里大学病院(代表)
月曜日~金曜日 9時00分~16時30分
代表へお電話いただき、「移植医療支援室」をお呼び出しください。
電話番号:042-778-8111
海外で臓器移植を受けられた方の受診につきましては、必ず「海外渡航移植を受けられた患者さんへ(PDF形式、294KB)」をご確認ください。