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北里大学病院

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IVRセンター

センター長あいさつ

IVRセンター長

IVRは「Intervetional Radiology」の略称で、日本語では画像下治療と呼んでいます。X線などを使った画像で体内を観察しながら、様々な病気の治療を行います。当院のIVRセンターは血管造影装置4台を有し、血管造影検査や血管造影を用いたIVRを実施しています。血管造影下IVRでは、血管にカテーテルと呼ばれる細長い管を挿入し、X線画像を観察しながら目的とする部位までカテーテルを進め、詰まった血管の通りをよくしたり、血管をふさいで腫瘍や出血を治したり、動脈にできたこぶ(動脈瘤)を治療したりします。外科手術と比べて体の負担が少ない、先進的な医療です。

IVRセンターでは、IVRに精通した様々な診療科の医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士が協力して、効果的な医療を安全に届けるべく努めています。

IVRセンター長 井上 優介

IVRセンターの概要・特徴

IVRセンターには血管造影装置4台が設置されています。循環器内科、脳神経外科、放射線診断科、心臓血管外科、消化器内科、小児科、一般・消化器外科といった診療科が当センターで診療を行っています。看護師、診療放射線技師、臨床工学技士もIVR専門のスタッフが配属され、安全で質の高い診療を実現しています。定期的にIVR運営委員会という会合を開催し、診療科横断的な意思疎通を行い、一体的な診療体制を構築しています。

なお、北里大学病院にはこの他に救命救急・災害医療センターおよび総合手術センターに血管造影装置が設置されており、役割を分担して最適な医療提供を実現しています。

IVRセンター 業績(件数)

  2021年度 2022年度 2023年度
循環器領域      
 診断 660 729 664
 冠動脈形成術 198 185 144
 アブレーション関係 404 380 432
 その他 93 126 131
脳血管領域      
 診断 139 182 183
 動脈瘤塞栓術 34 50 53
 血栓回収術 11 18 15
 頸動脈ステント留置術 14 15 18
 その他 24 15 37
体幹部・四肢領域      
 診断 43 24 15
 肝動脈塞栓術 120 112 92
 血管形成術 71 111 51
 血管塞栓術 71 73 79
 その他 90 123 91
合計 1,972 2,143 2,005

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