診療科・部門

心臓血管外科

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宮地 鑑

科長
宮地 鑑
副院長 (医療支援・臨床研究担当)

当科では小児心臓外科と成人心臓外科を2本柱とし、新生児から成人先天性心疾患・乳幼児の内視鏡手術、冠動脈疾患・弁膜症・大動脈・心不全・低侵襲手術・救急と、あらゆる心臓血管外科手術領域をくまなくカバーし、年間400例以上の手術を行っております。地域の患者に最先端の治療を提供しながら後進の教育を行い、血流解析学では世界をリードする臨床研究を行って、様々な学会発表・論文執筆を通して世界に情報を発信しています。

主な対象疾患

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心臓弁膜症、胸部大動脈瘤、不整脈、その他の成人心疾患(心臓腫瘍、収縮性心膜炎など)、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、ファロー四徴症、単心室、その他新生児・乳児を含む小児の重症心疾患

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外来担当表

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
(第1・3・5)
午前 宮地 鑑
平田 光博
大久保 博世
小林 健介
鳥井 晋三
北村 律
美島 利昭 大久保 博世 北村 律
小林 健介
 
午後 鳥井 晋三
(第1・3)
  • 北村 律
  • (第1・3・5)
    小林 健介
    (第2・4)
美島 利昭 平田 光博    

紹介用外来担当表(医療機関向け)

【紹介用】診療担当医一覧表PDFファイル

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特徴・特色

1. 成人心臓外科

冠動脈バイパス手術では、低侵襲術式である人工心肺を用いない方法(OP-CAB)を症例を選んで行っており、最近5年間のバイパスグラフト開存率は97%と良好です。また心筋梗塞の危険な合併症(心室中隔穿孔左心室瘤など)に対しても術式の工夫を行い、成績向上に努めています。胸部大動脈瘤に対しては、従来の人工血管置換手術に加え、低侵襲術式であるステントグラフト内挿術を症例を選んで行い、好成績をあげています。

2. 小児心臓外科

小児の心臓手術では、生直後の新生児や未熟児の複雑心奇形に対しても積極的に人工心肺下の根治手術を行い、好成績をあげています。また多くの症例に低侵襲手術(小切開手術・内視鏡手術 など)や無輸血体外循環を積極的に行い好結果を得ています。

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特記事項

  • 患者中心の医療を基本的理念として循環器内科、小児科、救命救急センターとの緊密な連携のもと、常に迅速で質の高い医療を提供できるよう心掛けています。
  • 98年4月に76床の心臓血管センターが開設され、ますます地域のニーズに応えられる体制を整え、年間300例以上の心臓血管手術を行っています。
  • 第3次救急指定病院として24時間緊急対応しており、急性大動脈解離や急性心筋梗塞の合併症なども積極的に受け入れています。
  • 当科においては成人心臓外科と小児心臓外科を2本柱としており、新生児・乳児の複雑心奇形を含む先天性心疾患から虚血性心疾患(冠動脈疾患)、心臓弁膜症、胸部大動脈瘤、不整脈などほとんどの心臓大血管手術を守備範囲としています。
  • また緊急手術、再手術、新生児や高齢者などハイリスク症例の手術にも積極的に取り組んでおり好成績をあげています。

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病診連携への取り組み

当科に紹介していただいた患者様は、術後安定した段階でご紹介していただいた医療機関へお返しするのを原則にしております。ただし人工弁置換患者やその他重症例で、当科におけるフォローアップが必要と判断される症例に関しては、引き続き当科で定期的に診させていただく場合もあります。なお当科におけるカンファレンスは公開ではありませんが、ご希望があればいつでも参加は可能です。

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紹介して頂く時の留意事項

ご紹介は、上記の紹介用外来担当表(医療機関向け)をご覧ください。

心臓血管外科は、多くの場合、循環器内科や循環器小児科ですでに診断と手術適応が明らかとなった症例を手術目的で紹介していただく部門なので、地域の先生方から直接ご紹介いただくことは稀です。それゆえ心臓病や心奇形の疑いがある場合には、まず循環器内科か循環器小児科に紹介して下さい。ただしCT検査などで胸部大動脈瘤が明らかに疑われる場合は、最初から心臓血管外科紹介でもけっこうです。

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手術症例数・治療法・成績など

手術症例数・治療法・成績などの詳細はこちら

  • 週4日(月、火、水、木)の予定手術日に加えて緊急手術を行っており、最近5年間の心臓血管手術(体外循環手術)は99年270(148)例、00年313(184)例、01年347(207)例、02年370(174)例、03年333(166)例であった。
  • 03年度には333例の心臓手術があり、内訳は小児先天性が84(死亡4)例、冠動脈63(死亡2)例、弁膜症31(死亡1)例、胸部大動脈25(死亡3)例うちステントグラフト内挿術13例、成人先天性その他14(死亡0)例、ペースメーカー手術113例、植え込み型除細動器(ICD)7例であった。難易度の高い手術が多かったが、全体の手術死亡率は3%と良好であった。
  • 先天性心疾患:生直後の新生児や未熟児の複雑心奇形に対しても積極的に人工心肺下の根治手術を行い、好成績をあげている。03年には体重1.1kgの大動脈中隔欠損症の開心根治手術にも成功した。また多くの症例に低侵襲心臓手術(小切開手術)や無輸血体外循環手術を積極的に行い、在院日数の短縮を得ている。なお03年より、内視鏡およびロボット使用下の動脈管閉鎖術が導入され、着々と実績を上げています。
  • 冠動脈外科:冠動脈バイパス手術は、平均グラフト本数2.6本で、グラフト材料としては若年者や鍵となる重要冠動脈には積極的に動脈グラフトを使用しています。なお03年度のグラフト開存率は98.5%と良好であった。低侵襲術式である人工心肺を用いない方法(OP-CAB)は99年に始め、絶対的適応例(頭頚部動脈病変・大動脈石灰化・坦癌患者や肺機能障害を有する重症例など)を中心に行っています。02年度のOP-CABは38%であった。心筋梗塞の危険な合併症である心室中隔穿孔、左室自由壁破裂、左心室瘤や虚血性心筋症に対しても最新の術式を取り入れ成績向上に努めています。
  • 弁膜症の外科治療:安定した成績が得られる人工弁置換手術が基本術式であるが、若年者の僧帽弁閉鎖不全単独症例においては自己弁温存術式を優先しています。
  • 胸部大動脈瘤の外科治療:人工血管置換手術を基本術式としているが、症例を選んで低侵襲手術として最近注目されているステントグラフト内挿術を行い、好結果を得ています。
  • 不整脈の手術:徐脈性不整脈に対するペースメーカー移植術に加え、致死性不整脈(心室頻拍、心室細動)に対する植え込み型除細動器(ICD)移植術、弁膜症に伴った心房細動に対するMaze手術(変法)を行っている。さらに最近、慢性重症心不全の治療選択肢の1つとして注目されている両心室同期ペーシング治療(CRT)を開始した。
  • 手術適応は、循環器内科・小児科との合同症例検討会にて最終決定しているが、術者の経験はもとより米国心臓病協会(AHA)や日本循環器学会のガイドラインも参考にして行っている。さらに、手術リスクとなる脳血管病変や全身の精査を可能な限り行って、安定した手術成績が得られるように努めている。

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研究内容・研修医教育内容

  • 心臓血管外科学研究内容
  • 初期研修プログラム
  • 後期研修(病棟医)プログラム

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医師一覧

医師名 職位・役職 専門分野 認定・専門医
宮地 鑑 教授 小児先天性心疾患 心臓血管外科専門医・修練指導者
日本胸部外科学会認定医・指導医
日本外科学会認定医・専門医・指導医
鳥井 晋三 医学教育研究開発センター
医療安全学研究部門
教授
虚血性心疾患
弁膜症
心臓血管外科一般
不整脈手術
(ペースメーカー、ICD、
CRTなど)
心臓血管外科専門医
日本胸部外科学会認定医・指導医
日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本循環器学会専門医
日本不整脈学会植込み型除細動器認定医
日本不整脈学会「ペーシングによる
心不全治療」認定医
日本不整脈学会日本心電学会認定不整脈専門医
北村 律 准教授 冠動脈手術
低侵襲僧帽弁・大動脈弁手術
大動脈瘤・解離手術
心臓血管外科専門医・修練指導者
日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本不整脈学会「植込み型除細動器/
ペーシングによる心不全治療」認定医
植込型補助人工心臓実施医
平田 光博 講師 末梢血管外科 日本外科学会専門医
日本脈管学会専門医
日本救命救急学会専門医
美島 利昭 講師 大動脈
腹部・末梢血管
日本外科学会専門医
胸部ステントグラフト実施医・指導医
腹部ステントグラフト実施医・指導医
下肢静脈瘤レーザー焼灼術実施医
杉本 晃一 講師 小児先天性心疾患 心臓血管外科専門医・修練指導者
日本外科学会専門医
日本循環器学会専門医
小児用補助人工心臓実施医
大久保 博世 診療講師 末梢血管外科 日本外科学会専門医
日本脈管学会専門医
日本血管外科学会認定血管内治療医
腹部ステントグラフト実施医・指導医
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医・指導医
心臓血管外科専門医
小林 健介 助教(研究員) 成人心臓血管外科一般
末梢血管外科
心臓血管外科専門医・修練指導者
日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本循環器学会専門医
日本脈管学会専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
田中 佑貴 助教(研究員) 心臓血管外科一般 日本外科学会専門医
心臓血管外科専門医
柴田 深雪 助教(研究員) 心臓血管外科一般 産業医
日本外科学会専門医
心臓血管外科専門医

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