2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行された後も、厚生労働省や関連学会の推奨では、「医療・介護施設においては、当面の間、従来の感染症対策を継続することが望ましい」とされており、当院もマスクの常時着用をお願いしてまいりました。
　政府は「2024年3月末を以てすべての新型コロナウイルス感染症に関する施策を終了する」との方針を打ち出しました。数か月感染状況の推移を追ってまいりましたが、この度当院も感染症対策を見直すこととしました。主な変更は以下の通りです。

• 2024年10月1日よりマスクの常時着用のお願いを終了します。
• 発熱のある方、のどの痛み、せき や たん などの風邪症状がある方は、マスクを着用してください。
• インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症等の流行期には、常時マスクの着用をお願いすることがあります。
• 職員においても、新型コロナウイルス感染症流行前に戻り、標準予防策に則り適切な場面での装着・交換となることをご了承ください。

2024年9月30日
北里大学病院　病院長