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腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)に関するご案内

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北里大学メディカルセンター産婦人科における骨盤臓器脱(子宮下垂、子宮脱、膀胱瘤、膀胱脱)の治療

  子宮や腟、膀胱の下垂や脱出は高齢の女性にはよくある困りごとです。
  子宮や膀胱が降りてくることにより生命に関わる疾患につながることはありませんが、尿漏れや排尿困難、脱出感などが気になってしまうと毎日の生活に差し障りがでることがあります。

患者さんそれぞれにあわせた各種の治療方法を提供しております。

  1. 骨盤底筋体操
    分娩や加齢により弛緩してしまった骨盤底筋群を引き締めるための体操です。産婦人科外来にてパンフレットの配布もしておりますし、次のホームページではビデオで学ぶことができます。「骨盤底筋体操のページ」骨盤底筋体操のページへをご覧ください。
  2. 腟内リングペッサリー
    腟内にリング状のペッサリーを入れて子宮や膀胱が降りてこないようにつっかえ棒にする治療法です。腟内に異物を長期間留置するため、いろいろな違和感や不快感が生じることがあります。また、サイズや腟の状態によっては長期間の留置により膣壁の損傷などのトラブルが発生することがあります。2〜4ヶ月ごとの定期的な産婦人科泌尿器科の受診と検診が必要です。
  3. 手術療法
    上記の保存的な治療方法が合わない患者さんに対しては手術療法が選択可能です。ただし、手術療法をおこなっても再度子宮脱膀胱脱が発生してしまう可能性が5%から20%程度あるため、いつどのような治療方法をおこなうかについては慎重な判断が必要です
    A:  腟式子宮全摘術 子宮を摘出するだけの治療法なので、子宮を摘出した後膀胱や小腸などが下垂してくることがあります。
    B:  腟式子宮全摘術 + 前後腟壁縫縮術 子宮を摘出し腟の前壁後壁を補強する方法です。
    C:  腟式子宮全摘術 + 腟断端吊り上げ術 (McCall法、USLF法) 子宮を摘出した後、腟断端を骨盤内のしっかりとした組織に固定する方法です。
    D:  骨盤臓器脱メッシュ手術(TVM法) 子宮を摘出せず、腟の前壁後壁全体をメッシュを用いて骨盤のしっかりとした靱帯に固定する方法です。用いたメッシュのトラブルの可能性があるため当院ではおこなっておりません。
    E:  腟式子宮全摘術 + 腟閉鎖術 腟を完全に閉じてしまう方法です。再発率は子宮脱膀胱脱の手術の中では最も低いものになりますが、腟が閉じてしまうために性交ができなくなります。
    F:  腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC) 子宮の大部分(子宮体部)を切除して、残った子宮頸部を骨盤の骨(仙骨)に吊り上げる腹腔鏡手術です。再発率は子宮脱膀胱脱の手術の中では最も低いものになりますが、始められてからまだ数年しか経過していない手術方法なので長期的なトラブルが発生する可能性があります。


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産婦人科
048-590-1553(産婦人科直通)

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