迷惑メールフィルタサービスについて(教職員メール)

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迷惑メールフィルタサービス「Secure MX」は2023年10月2日をもって終了しました。
現在は「Exchange Online Protection(EOP)」を利用しています。

以下、EOP のサービスの紹介と、運用の変更点について説明します。


EOPサービスの紹介

EOP によるメール防御の仕組みについて説明します。

メールがEOPに入るとまず、(1)送信者の評価を確認します。
次に(2)マルウェア検査が行われます。
その後(3)メッセージのスパムやフィッシングなどの迷惑メール判定を行います。
これらをクリアして安全なメールであると判断されてから受信者のメールボックスに届く仕組みとなります。


(1)送信者の評価によって危険な送信者と判定された場合

危険な送信者がリスト化されたデータベースとの照合や、送信元メールサーバが実施しているメールセキュリティのチェックによって、送信者の安全性を評価します。

迷惑メールの大半はこの時点でブロックされます。

(2)マルウェアと判定された場合

マルウェアとは、ウィルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアの総称です。

メールや添付ファイルなどからマルウェアが見つかった場合、メールは検疫に移されて隔離状態となります。ユーザが受信することはありません。

(3)迷惑メールと判定された場合

迷惑メールには、お金や情報をだまし取ろうとする詐欺目的の「架空請求メール」、法外なサイト利用料を要求する「不当請求メール」、IDやパスワード、クレジットカード番号や口座番号を盗む目的の「フィッシング詐欺メール」、広告や営業など受信者の意向を無視して一方的に送り付けられる「スパムメール」等があります。
迷惑メール判定されたメールは、必要に応じて検疫などを経て、「迷惑メールフォルダ」へ振り分けられます。

メールが見当たらない場合はまず迷惑メールフォルダをご確認ください。

Secure MXからの運用の変更点

Secure MX からEOPへ切り替わったことによる、運用の変更点について説明します。

「脅威メール隔離レポート」というメールは送られません。

Secure MX では、脅威メールであると判定されたメールは隔離され、ユーザには隔離されたメールがあることを知らせる、「脅威メール隔離レポート」が配信されていましたが、EOPでは、このようなメールは届きません。

上述の通り、(1)送信者の評価によって危険な送信者と判定された場合、および(2)マルウェアと判定された場合は、ユーザにはメールが届きません。
(3)迷惑メールと判定された場合は、必要に応じて検疫などを経て、「迷惑メールフォルダ」へ振り分けられます。

迷惑メール判定されて、「迷惑メールフォルダ」へ隔離されたメールは危険である可能性が高いメールです。安易に開いて添付ファイルやURLクリックせず、速やかに削除してください。(手動で削除しなくても、30日経過すると自動的に削除されます。)

本来受け取るべきメールが「迷惑メールフォルダ」へ振り分けられてしまった場合は、メールをよく確認した上で下記手順にて受信トレイにメールを移動させてください。
迷惑メールかどうかの判断に迷う場合は、『開封する前に』ICT推進センターまでお問い合わせください。

大事なメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったときは

フィルタ機能により大事なメールが迷惑メールと誤判定され、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。
その場合には以下の手順で迷惑メール判定を解除します。

◆ Outlook on the Web の場合
迷惑メールフォルダ内にあるメールを選択し、「迷惑メールではない」というリンクをクリックし、「迷惑メールではない報告」をします。


◆ Outlookアプリ(M365版)の場合
迷惑メールフォルダ内にあるメールに合わせて右クリックメニューを表示して、
「迷惑メール」→「迷惑メールではないメール」を選択します。
「*****(送信者アドレス)からの電子メールを常に信頼する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

本件お問い合わせ先

ICT推進センター
メール:kids-support@kitasato-u.ac.jp
電話:042-778-9513
受付時間:平日月〜金 09:00〜17:00迄

※上記時間外に届いたものは翌勤務日以降での対応となりますのでご了承下さい。