現在報告されている微生物種は自然界に棲息する微生物の1%未満だと言われています。難培養微生物を含めて環境中には多くの未開拓な微生物資源が眠っています。
　これらの微生物を獲得するために植物や深海等の特殊環境に着目し微生物(対象は放線菌および関連細菌)の分離を行っています。
　さらに、それら微生物の二次代謝産物(発酵培養によって作り出される化合物)から薬のリードとなるような新規化合物の探索を行っています。また、生合成機構(生体内でどのような遺伝子や酵素が関与し、どのような反応で作られるのか)を明らかにし、創薬への応用を試みています。

　電子顕微鏡による微生物の形態観察、ゲノム解析や遺伝子操作、HPLCなどを用いた機器分析等、基礎から応用までさまざまな実験が行えます！新しい細菌を発掘し、創薬研究に役立てましょう！

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