概要

北里大学生命科学研究所

 大村智記念研究所は、生命科学領域の基礎研究・応用研究と高度専門教育に取り組み、各種重要疾病の原因・予防・治療法に関する研究と教育を通じ、学術研究の発展と人類の健康増進に貢献します。

 その第一段階として、感染制御とそれに関連する探索医療領域に特化した研究を行い、感染症の感染機構を解明して予防と治療法に関わる技術を開拓します。

 研究の方向性は、「感染制御」、「生体機能賦活」、「生物活性物質探索」、「サーベイランス」をキーワードに、基礎的・応用的研究を行います。さらに北里大学大学院各研究科と連携して基礎的研究を応用発展させ、優れた研究者や高度専門技術者の育成を目指します。

 また、「抗生物質に代替し得る生物資源の活用方法」および「耐性菌の出現しない抗感染症薬」を開発することによるワンヘルスの向上を重要テーマとしています。

大村智記念研究所と大学院感染制御科学府との関係

 大村智記念研究所は、北里大学において学校教育法に定める 「研究科以外の教育研究上の基本組織」 として 「研究部」 の機能を担います。
一方、「教育部」 としては、独立大学院である感染制御科学府を平成14(2002)年度に設置し、感染制御に関わる研究を遂行できる人材を養成するための大学院教育を行います。
 従来の大学における学部から大学院研究科までの縦型の教育研究組織は、専門分野の深化には向いていますが、感染制御に関する学問領域に必要な学際的な研究や、高度先端技術を駆使する教育・研究には適さない部分があります。

 そこで、研究部と教育部を分離した横型の組織をつくり、研究部としての大村智記念研究所では、研究内容の進展に合わせてプロジェクト研究課題を柔軟に組み立てられるようにしました。
 また、教育部としての大学院感染制御科学府では、既存の大学院研究科や国内外の学術研究機関とのネットワーク的に連携をすることで学際性・流動性を図り、問題解決型の教育を行います。