海洋生命科学部
School of Marin Biosciences

カリキュラム
Curriculum

カリキュラムの特色

高い専門性と国際的な視野を養う1年次~4年次までの学び。

4年次

最先端の技術と知識を躯使し、社会の諸問題の解決を図る。
科目名をクリックするとシラバスがご覧になれます。
3群科目必修科目海洋生命科学演習 卒業論文

卒業論文例<4年次>
水圏生態学研究室「東南アジアの食用クラゲ類の生活史研究」

私たちの食卓にはクラゲの酢の物が出てくることがありますが、このほとんどは東南アジアから輸入されています。東南アジアでは資源管理されずに取り放題の状態になっていて、今後とれなくなる恐れがあります。しかし、それらのクラゲの一生はほとんど分かっていません。そこで、タイ、マレーシア、フィリピンから採集してきたクラゲを繁殖させて、研究室でどのように増殖するのかを研究し、資源管理に役立てています。また、その成果は水族館等にも利用されています。
食用クラゲ

水族病理学研究室「寄生虫の宿主認識メカニズム」

トラフグ養殖において、しばしば大量死を引き起こす病気に、ヘテロボッリウム症があります。この病気は、 Heterobothrium okamotoiという寄生虫が、フグのエラに寄生することで生じます。本研究では、この寄生虫が、トラフグ粘液中のある分子を目印とすることで、寄生を開始することを明らかにしました。この知見を元に、現在はこの寄生虫の駆除を目的とした応用研究を行っています。
寄生虫

資源化学研究室「海洋生物の骨格形成メカニズムの解明」

ヒトとは異なりサンゴなどの海洋生物はCaC03を主成分とする骨格を持っていますが、どのようにCaC03ができるのかはわかっていません。我々は生体物質であるポリアミンが空気中のCO2を捕捉しCaC03形成を促進することを見出し、サンゴなどの骨格形成へのポリアミンの関与を検証しています。炭酸塩は地球の炭素循環にも大きく寄与するため、昨今の環境問題の新たな対策法開発に繋がることを期待しています。
サンゴ稚ポリプの蛍光写真

PICK UP
海洋生命科学演習<4年次>

演習を通じて各専門分野におけるより高度な知見の集積を目指します。加えて、文献講読やグループミーティングなどにより、英語の読解力、日本語によるディスカッション能力、さらにはプレゼンテーション能力、情報収集整理能力の向上を固ります。
海洋生命科学演習

卒業論文<4年次>

社会の要請や当該分野の到達段階を考慮して研究課題を設定した上、課題に関する調査研究を行い、その成果を卒業論文にまとめます。卒業論文完成の過程では、専門的知識や技術の獲得を図るとともに、課題解決の方法を学びます。また、自らの考えや研究成果を論理的に記述し、口頭発表する能力の習得も目指します。
卒業論文