北里大学海洋生命科学部

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魚の「色白ホルモン」の産生量をコントロール

トップ 教育・研究 研究内容紹介魚の「色白ホルモン」の産生量をコントロール


 研究の対象は「マツカワ」。カレイの仲間で、目のある表側は黒っぽく、海底に接する裏側は白い。ところが、マツカワを養殖すると、本来なら白いはずの裏側も黒ずんでしまうという。「魚の体色調節にはホルモンが深く関わりますが、脳のメラニン凝集モルモン(MCH)は体色を白くし、脳下垂体の黒色素胞刺激ホルモン(MSH)は体色を黒くします。そして、これらのホルモンの産生量は背景色に応じて増減します」。実験の結果、白い背景の環境で飼育したマツカワはMCHの産生量が高く、黒くならなかった。つまり、白い水槽で飼うことによって体色の黒化を防げることがわかったのだ。
  「MCHには食欲の促進作用もあるとみられ、こちらも非常に面白いテーマ。体色調節と食欲調節の両面からMCHを研究していくことによって、養殖技術の向上に応用できると思います」。