北里大学海洋生命科学部

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イカがつくるアミノ酸が海藻から発見!?

トップ 教育・研究 研究内容紹介イカがつくるアミノ酸が海藻から発見!?


 海の生物は、陸上の生物がつくりだせない物質をつくっていることが多い。菅野先生が研究している「オピン」もその一つだ。イカやタコ、貝類などの海産無脊椎動物がつくるアミノ酸物質で、ピルビン酸と結びつくアミノ酸の種類によって5種類のオピンが確認されている。
  「一つの生物が複数種のオピンをつくることもあるのですが、その理由や、なぜ5種類もあるのかは未だ不明。運動する時に使うオピンと、呼吸できない状況でじっと我慢する時に使うオピンは違うのではないかと考えられていますが……」。
  さらに、最近では海藻である紅藻からもタウロピンというオピンが見つかった。なぜ紅藻が、海産無脊椎動物の代謝物であるオピンを持っているのか、どんな働きをしているのか、これは全くわかっていない。
「もしかしたら海藻の寄生生物や共生生物がオピンをつくっている可能性も。海藻のオピンについては研究が手つかずなので、非常に興味がありますね」と菅野先生。海の神秘は実に底が深いのだ。