北里大学医学部創立50周年記念事業について

創立50周年に向けて

1970年、「開拓、報恩、叡智と実践、不撓不屈」の精神に則り、人間性豊かで優れた医師の養成を目指して誕生した北里大学医学部は、2020年に創立50周年を迎えます。
その間に送り出した卒業生は4800名を越え、社会の様々な分野・領域で「北里医学」の継承者、実践者として、医療の発展と向上に貢献しています。
今、医学教育を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。特に医学、医療のグローバル化に伴い、国際的に通用するカリキュラムへの移行は急を要しており、本学部でも2019年度に世界医学教育連盟のスタンダードに準拠した「医学教育分野別評価」の受審を予定しています。
そのほか多様化・高度化する医学教育ニーズに対応すべく、2017年に北里大学臨床教育研究棟(IPE棟)を完成させたほか、間もなく新医学部棟の建設に着手するなど、ソフトとハードの両面で一層の充実を図る取り組みを積極的に進めています。
こうした状況で迎える創立50周年は、先人がたどった軌跡を振り返るとともに、未来の学部像を語り合い、その実現のための決意を新たにする絶好の機会です。
この大切な節目を迎える喜びを皆で共有しつつ、本学部の歴史に鮮やかに刻んでいくために、2020年の創立50周年記念事業を力を合わせて盛り上げていきたいと思います。
皆様のご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

事業の内容

  1. 1. 北里大学医学部新校舎の建設

    相模原キャンパスの現在の医学部M1号館の北西側に、地上14階建ての新校舎の建設を予定しています。新校舎には、現在M1号館からM3号館に分散されている機能を集約し、講義室、研究室、教員の居室、事務室、コミュニティースペースなどが配置されます。2017年8月に完成した北里大学臨床教育研究棟(IPE棟:Interprofessional Education:多職種連携教育)と隣接し、多様化・高度化する医学教育ニーズに対応する拠点になります。景観的には既存の建物との調和を図り、先進技術を取り入れ、環境に配慮した建物を目指します。

  2. 2. 教育・研究環境とカリキュラムの整備・充実

    今、日本の医学教育は大きな変革期を迎えています。患者や医師の国際間移動といった国際社会の動向を踏まえ、医学生が卒業までに修得すべき能力(学修成果)を明確にし、そのための教育課程を構築すべきというアウトカム基盤教育(Outcome- based Education)の導入が求められています。北里大学医学部では、2017年度より、学部教育の質を世界医学教育連盟(WFME)の示す国際基準に準拠した内容とすべく、カリキュラムを全面改訂しました。2019年秋に医学教育分野別評価を受審し、医学のグローバル化に対応します。

  3. 3. 創立50周年記念事業などの実施

    医学部創立50周年の記念行事を2020年5月16日(土)に開催いたします。これまでの半世紀を振り返り、次なる100周年に向けてのこれからの指針を学内外に向けて発信します。また、本学部が築き上げてきた歴史や伝統と時代背景、現在取り組んでいる教育・研究・医療活動、今後の展開などをまとめた記念誌を刊行し、本学部のアイデンティティを広く社会に発信していきます。