医学部について

School of Medicine

医学部長メッセージ

医学部長 宮下俊之

北里大学医学部は、北里大学の設立8年後の1970年に誕生しました。従って東京オリンピックの行われる2020年には創立50周年を迎えます。

これまでに送り出された4,800余名の卒業生は全国で活躍されています。
相模原キャンパスでは5階建ての臨床教育研究棟が2017年夏に竣工しました。5・6年次の臨床実習は新築の臨床教育研究棟を拠点として、また卒後の研修は最新の設備と医療機器が整備された北里大学病院で行うことができます。
しかし、器が新しく立派なだけでは優れた医師は育ちません。医師を目指すモチベーションを高めてもらうため、入学して間もなく病院体験当直を行い、2年次では外部の介護・福祉施設等での実習を通じて豊かな人間性の涵養やコミュニケーション能力の向上を目指しています。

北里大学の強みは、全国でも珍しい医療系も含めた生命科学の総合大学であることです。学生時代、他学部の学生とも交流が広がるほか、この利点を生かしてチーム医療、農医連携といった学際的な教育も行っております。

優れた医療を行うためには科学としての医学を探求する姿勢が重要です。医学研究の醍醐味を味わってもらうために、3年次の約1か月間、各教育研究単位に配属されてリサーチの一端に触れてもらいます。さらに深く学ぶことを希望する学生のために「学生医学論文」という制度があり、長期にわたって研究室に出入りすることができます。

医学部の基本理念の一つに「国際貢献の推進と地域医療への協力」があります。北里大学医学部はドイツ、イタリアなどに提携大学があり、6年次に9週間までの海外留学を選択することが可能です。また、相模原市の地域医療に総合診療医として貢献する志のある志願者には「相模原市地域医療医師修学資金貸付制度」という修学資金の援助制度があります。

日本の医学部は今、グローバル化の波に晒されております。国際的に通用する医学教育を行うために、2017年度よりカリキュラムの改正を行い、第1学年より順次新カリキュラムへ移行しつつあります。臨床実習に重点が置かれる分、低学年で学ぶ科目が少しずつ前倒しになります。そして北里大学の医学教育の質を国際的見地から保証してもらうことを目的に、2019年度に日本医学教育評価機構の分野別評価を受審する予定です。