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感染症医療人材養成事業

文科省「感染症医療人材養成事業」(令和2年度第3次補正)に本学が選定されました。
本事業は、今般の新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえ、医学部生等を対象に、 感染症の特性等を踏まえた診療や感染制御に関する実践的な教育プログラムを構築し、 感染症に関する高度な知識を身に付けた医療人材養成を行うことを目的としています。

ご挨拶

2019年冬より始まった世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは未だ収束せず、世界中で多数の感染者、死亡者を出す大惨事となっています。我が国の医療体制も逼迫の危機にさらされるなど、この新興感染症は我々に多くの課題を突き付けました。今回のパンデミックにおける重大な課題として、
①感染症患者に対応できる入院ベッドの不足、②新興感染症に対応する医療人材の不足、③頻発するクラスターへの対応、④検査体制の不足などがあげられます。
 
北里大学・北里研究所では、学祖北里柴三郎博士の意思を引き継ぎ、開学当初から現在に至るまで感染制御対策やワクチン開発について尽力してきた実績を有しており、これまでも感染制御に関わる人材育成を行って参りました。しかし、現在世界が経験している新興感染症パンデミックのような全くフェーズの違う状況においては、地域や院内での感染拡大を防止しつつ、より多くの感染症患者に高度な医療を持続的に提供できる体制を迅速に構築・拡大していくため、感染症に対するより実践的で高度な知識を持った人材の育成を加速させる必要性があります。
 
このような中、本学は2021年3月に文部科学省の「感染症医療人材養成事業」に採択されたのを契機に、上記等の新興感染症蔓延時の課題を解決に導く感染症医療人材の教育を迅速化・高度化するために“北里感染症医療人材養成推進プロジェクト”を立ち上げました。具体的には、医療用シミュレーターや人工呼吸器・ECMO実機、VR(バーチャルリアリティ)などを用いた医療系学部学生のより実践的な感染症教育、大学病院や地域に従事する医療従事者への新興感染症対応教育を充実させています。本部門が中心となって新興感染症の医療現場で活躍する、感染症に対応する高度な知識を備えた即戦力となる医療人材を数多く・迅速に排出することを目指しています。
 
北里感染症医療人材養成推進プロジェクト事業推進責任者
北里大学副学長
北里大学医学部長
浅利 靖

プロジェクトメンバー

氏名役職所属 
浅利 靖副学長北里大学副学長
北里大学医学部長
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山下 拓教授医学科長
耳鼻咽喉科・頭頚部外科学
新世紀医療開発センター長
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