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臨床実習

臨床実習

5年次から始まる臨床実習。ここではこれまでの授業で身につけた知識を総動員し、1年間をかけて大学病院の全診療科をローテーションでまわります。臨床医学の根幹となる科目を学ぶとともに、北里大学病院・北里大学東病院の基本理念である「患者さん中心の医療」についても理解を深めます。
また最終学年前期の臨床実習(選択実習)は、希望する3つの診療科を3週間ずつ経験するクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)です。6年次の実習は、専門知識や技能だけでなく、患者さんの立場に立った医療の精神を養います。

実習の特長

少人数グループで28の診療科をめぐる
キャンパスに隣接した北里大学病院と北里大学東病院の28の診療科を各1~2週間ずつ少人数グループでローテーションしてまわります。医療現場の厳しさ、命を預かる緊張感、医師という仕事の醍醐味を経験します。

少人数グループで28の診療科をめぐる

3つの診療科で診療に加わる選択実習
患者さんの心理的・社会的背景を深く理解し、適正で行き届いた医療を心がけることを学びます。医療チームのメンバーとして、より実践的に診療に参加、外来でも患者さんの予診をとって、診断確定に至るまでの詳細なプロセスを学びます。

3つの診療科で診療に加わる選択実習

選択実習は学外・海外でもOK
6年次の選択実習は、北里大学病院だけでなく、学外病院や、海外の大学病院で受けることも可能です。選択範囲には「病理学」「臨床検査診断学」といった基礎医学科目も含まれます。

選択実習

実習病院

新しい医療ニーズに応える北里大学相模原病院群

医療を取り巻くさまざまな外部環境の変化の中で、自ら成長し続け、地域社会を支え、新しい医療を切り開く病院を目指していきます。
2015年度より、超急性期から急性期医療を担う北里大学病院と、地域医療・在宅医療を支援し全人的医療を展開する北里大学東病院は「相模原病院群」として一体運営を開始しました。超高齢化社会の進行とともに医療現場は大きく変化しつつあります。2015年5月、東病院に、回復期リハビリテーション病棟、総合診療・在宅支援センター、小児在宅支援センター、人間ドックを新たに設置し、既存の精神神経疾患治療センター、神経耳科、心臓二次予防センター、神経内科疾患・神経難病センターなどとともに新しい医療ニーズに応える体制を整備しました。両病院は有機的に連携して、社会が必要とする医療の提供と、それを担う専門家の養成を進めています。

北里大学病院

急性期の医療に優れ、がん拠点病院としても神奈川県中域の医療の中核を担う
相模原キャンパスの入口に位置する北里大学病院。ヘリポートを備えた救命救急・災害医療センターや、出産前から幼児期までの「成育医療」を実現する周産母子成育医療センターなど、叡智を結集した最先端の医療環境となっています。
総病床数1033床を有する北里大学病院は、その診療規模、設備ともに日本でも有数の医療体制を誇る特定機能病院です。1971年7月の開院以来、「患者さん中心の医療」を基本方針として、高度で先進的な医療を提供するとともに、地域の基幹病院として、神奈川県の北部から県央地域の方々からの厚い信頼をいただいております。地域の三次救急に対応する救命救急・災害医療センター、災害時の最後の砦として機能する災害拠点病院、ハイリスクの妊産婦・新生児医療を担う周産母子成育医療センター、地域がん診療連携拠点病院等の指定を受け、文字通り地域医療の中核を担って、24時間体制で活発な医療を展開しています。2014年には新病院「本館」がオープンし、ハイブリッド手術室、手術支援ロボット等の最新の医療機器・設備が整備されました。最先端医療を開拓する特定機能病院として役割の充実をはかってまいります。北里大学は多くの医療専門職の養成を行っています。北里大学病院の大きな特徴は「チーム医療」の推進です。患者さんを中心とした、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、放射線技師等沢山の専門家によって構成される医療チームが、個々の患者さんにとっての最善の医療を提供できる環境の整備に努力を続けています。

北里大学病院01

北里大学病院02

北里大学病院03

北里大学東病院とともに教育実習病院としての役割を担っています。
北里大学病院では、基本理念として「患者さん中心の医療・ともに創り出す医療」を掲げ、①高度医療②地域社会医療への貢献③教育・研究④国際学術交流を推進しています。医学教育においては、4年次からの臨床実習を中心に、北里大学東病院とともに教育実習病院としての役割を担っています。卒後教育においては、2年間の初期臨床研修に続いて、各診療科の専門医を目指す4年間の後期研修制度が整備されています。後期研修中または終了後は大学院への進学や医学部の研究員(助教)への任用が開かれており、充実したカリキュラムによって医学知識、臨床技術に優れ、人間性豊かな医師の養成を行っています。

北里大学病院長海野信也

北里大学病院長
海野 信也

北里大学東病院

健康科学による病気の予防に優れ、回復期までをケア
北里大学病院の東に位置する北里大学東病院は、1986年4月に開院し、現在総病床数413床。特定機能病院であり高度先進医療を担う北里大学病院とともに、教育の受け皿として、慢性期・回復期までの切れ目のない医療を推進する地域の基幹病院としての役割を担っています。また、神奈川県における難病治療センター、認知症疾患医療センター、精神科緊急医療中核病院としても活動しています。2015年5月、北里大学東病院は組織を再編成し、新たな体制でリニューアルオープンいたしました。従来の精神神経科、神経内科、神経耳科、心臓二次予防センターに加え、新たに総合診療科、小児科が診療を開始し、リハビリテーション科、人間ドック部門もより充実した体制となります。新しい北里大学東病院は、『患者中心の医療』、『共に創り出す医療』、『人としての尊厳の維持』、『自立支援・回復支援』を理念として掲げ、全人的医療の実践を目指しています。今後も、北里大学病院と密に連携し、地域に開かれた大学病院として、病気の予防、回復期、在宅を含めた慢性期の疾患に対して、良質で人にやさしい医療をご提供してまいります。

北里大学東病院01

北里大学東病院02

北里大学東病院03

卒前から卒後まで、チーム医療学習を担う大切な場です。
北里大学病院と北里大学東病院は、比較的近くにあり両病院で卒前ならびに卒後教育を行っています。北里大学の教育の特徴としてチーム医療教育があります。医学部、薬学部、医療衛生学部、看護学部等で学ぶ学生達が、協調することにより各々が担う役割などを体験する独自の試みです。北里大学東病院は、精神神経科、神経難病、在宅部門など北里大学病院とは異なる診療部門を有し、チーム医療学習の大事な場として活用されています。診療部は8つのセンターで構成されていますが、これは各職種が医療チーム内でお互いの特徴を発揮できるよう、連携の良い医療を展開しようとするものです。
医学部1年次の体験当直を始め、4年次の臨床実習など、北里大学東病院での医療・看護の経験は学生達に大変好評です。両大学病院で幅広く展開される医療は卒前・卒後教育を実りあるより豊かなものにします。

北里大学東病院長宮岡等

北里大学東病院長
宮岡 等

北里大学北里研究所病院

北里医療の原点「土筆ヶ岡養生園」を継承する都市型病院
1893年に北里柴三郎博士によって開設された日本最初の結核専門病院「土筆ヶ岡養生園」を前身とし、1999年新棟が建設されて今日に至っています。常に多様な医療ニーズを先取りした医療を実践すべく、現在では29の診療科目の他、内視鏡手術、頭痛、人工関節などさらに専門的な10のセンター系診療を有する急性期型医療機関に成長してきました。一般、救急診療のみならず、北里柴三郎博士が唱えた「予防医学」を重視し、予防医学センターを中心に人間ドック、予防接種、メディカル・フィットネスなど健康増進にも力を入れています。がん診療においては、専門スタッフ体制のもと、最新の放射線照射機器導入などの充実を図っています。先進的な医療や臨床研究にも積極的に取り組み、国内でもトップクラスの治験病床を設置し、総病床数は329です。また医療はあらゆる職種が協力して成り立つという観点から、従来より院内感染対策や栄養サポートなどのチーム医療も推進してきました。「都市型医療機関」として、地域の診療所、高齢者施設との連携はもちろん、企業の健康管理部門との密接な連携も築いています。さらに、臨床・研究とともに病院運営の柱である教育にも力を置き、医学部や薬学部などと連携しつつ当院独自のカリキュラム作成を行い、北里研究所病院出身として誇れる教育体制を掲げています。

北里大学北里研究所病院01

北里大学北里研究所病院02

北里大学北里研究所病院03

臨床医として重要な思考力や人間力を育みます。
北里大学北里研究所病院では、1999年の新棟開院時より、「心ある医療」を病院の理念とし、診療、教育、研究それに危機管理を基本方針の中心に据えて運営を行っています。医師、看護師、薬剤師他のあらゆる職種が協同して行う質の高い「チーム医療」と、診療各科のあいだのスムーズな連携が当院の特色で、病院が一体となって患者さん中心の全人的医療を展開しています。臨床研修においても、このような病院の特性が生かされており、さまざまな診療科や職種の人たちとも一緒になって、実地研修やカンファレンスなどが行われています。この中から、臨床医として重要な、知識や技術、そしてこれらを豊かに使いこなす思考力や人間性を育むことができると考えています。

北里大学北里研究所病院長土本寛

北里大学北里研究所病院長
土本 寛二

北里大学メディカルセンター

地域医療のネットワークづくりを展開する
破傷風菌の純粋培養に成功し、血清療法を確立した北里柴三郎は「日本の細菌学の父」として知られており、その卓越した才能に世界中から招聘があったものの、当時の脆弱な日本の医療体制や伝染病の脅威から日本国民を守るべくその半生を費やしました。その北里柴三郎の「実学の精神」を活かすためにこの北本の地につくられたのが、北里大学メディカルセンターです。北本市は、東京日本橋から約45㎞、埼玉県の中央部に位置し、国の天然記念物に指定されている「石戸蒲ザクラ」を代表とした桜が市民の人々に親しまれていることから市の木は桜と指定されています。また市の花は北本の特産品として知られている菊であり、魅力ある自然とあいまって心を豊かにしてくれています。このようなすばらしい環境の下、当院は地域との連携を密にし、そのニーズにこたえるべく高い専門性はもとより安全な医療を提供することに努力を重ねています。さらに、ヘリポートの完備により救急医療の充実も図っています。ハード面での充実は、日進月歩の医学界において必要不可欠な要素ではありますが、当院では真の健康は心の充足であってこそのものと考えています。今では「絵のある病院」として皆様に認知されておりますように、人にも自然にも地域にもやさしい病院を目指してこれからも努力していきます。

北里大学メディカルセンター01

北里大学メディカルセンター02

北里大学メディカルセンター03

患者の皆様の目線に立った医療を提供できる医師の育成に努めています。
北里大学メディカルセンターは、2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生の研究業績を基に1989年に建設された病院です。病院理念には北里柴三郎先生の建学の精神を掲げ、地域の医療、福祉の充実をめざしています。地域医療支援病院として第一線の診療にあたり、安心で安全な医療を提供できるよう、医師・看護師をはじめ多職種の医療スタッフが連携を取りながらチーム医療を実践しています。また、「地域医療を追究し学べる病院」をモットーに医学部教育としての卒前・卒後教育に取り組み、プライマリーケアから高度医療まで、広い視野に立って医療の最前線で活躍できる医師を養成する努力を病院全体でしています。自然に恵まれ、充実した研修環境であると同時に、「文化の発祥の場としての病院」という大村先生の発想により多くの美術品が展示されており、ヒーリングアートの先がけとなった施設でもあります。

北里大学メディカルセンター病院長廣瀬隆一

北里大学メディカルセンター病院長
廣瀬 隆一