教 育

Education

臨床実習

臨床実習

4年次後期から始まる臨床実習。ここではこれまでの授業で身につけた知識を総動員し、1年間をかけて大学病院の全診療科をローテーションでまわります。臨床医学の根幹となる科目を学ぶとともに、北里大学病院の基本理念である「患者さん中心の医療」についても理解を深めます。
また最終学年前期の臨床実習(選択実習)は、希望する3つの診療科を3週間ずつ経験するクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)です。6年次の実習は、専門知識や技能だけでなく、患者さんの立場に立った医療の精神を養います。

実習の特長

少人数グループで28の診療科をめぐる
キャンパスに隣接した北里大学病院の診療科を各1~2週間ずつ少人数グループでローテーションしてまわります。医療現場の厳しさ、命を預かる緊張感、医師という仕事の醍醐味を経験します。

腎臓内科実習

3つの診療科で診療に加わる選択実習
患者さんの心理的・社会的背景を深く理解し、適正で行き届いた医療を心がけることを学びます。医療チームのメンバーとして、より実践的に診療に参加、外来でも患者さんの予診をとって、診断確定に至るまでの詳細なプロセスを学びます。

整形外科実習

選択実習は学外・海外でもOK
6年次の選択実習は、北里大学病院だけでなく、学外病院や、海外の大学病院で受けることも可能です。選択範囲には「病理学」「臨床検査診断学」といった基礎医学科目も含まれます。

6年次-海外選択実習

実習病院

新しい医療ニーズに応える北里大学病院

医療を取り巻くさまざまな外部環境の変化の中で、自ら成長し続け、地域社会を支え、新しい医療を切り開く病院を目指していきます。
2020年4月、大学病院本館に隣接した西館に東病院の全部門が大学病院に移転し、稼働を開始しました。これにより、北里大学病院は本館(760床)、東館(273床)そして西館(97床)の3つの建物からなる稼働病床1,130床の特定機能病院に生まれ変わりました。今後も、医療者の理想とする医療と患者さんの求める医療を「実現する病院」を目指し、より良い医療を提供し、いつでもどんなときでも地域の皆様の安心と安全のお役に立てるよう活動を続けます。

北里大学病院

急性期の医療に優れ、がん拠点病院としても神奈川県中域の医療の中核を担う
総病床数1,130床を有する北里大学病院は、その診療規模、設備ともに日本でも有数の医療体制を誇る特定機能病院です。1971年7月の開院以来、「患者さん中心の医療」を基本方針として、高度で先進的な医療を提供するとともに、地域の基幹病院として、神奈川県の北部から県央地域の方々からの厚い信頼をいただいております。地域の三次救急に対応する救命救急・災害医療センター、災害時の最後の砦として機能する災害拠点病院、ハイリスクの妊産婦・新生児医療を担う総合周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院等の指定を受け、文字通り地域医療の中核を担って、24時間体制で活発な医療を展開しています。2014年には新病院「本館」がオープンし、ハイブリッド手術室、手術支援ロボット等の最新の医療機器・設備が整備され、今後も最先端医療を開拓する特定機能病院の役割を果たしてまいります。また、北里大学は多くの医療専門職の養成を行っています。北里大学病院の大きな特徴である「チーム医療」を推進し、患者さんを中心とした、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、放射線技師等沢山の専門家によって構成される医療チームが、個々の患者さんに最善の医療を提供できる環境の整備に努めてまいります。

大学病院西館Ⅱ

北里大学病院02

北里大学病院03

教育実習病院としての役割を担っています。
北里大学病院では、基本理念として「患者さん中心の医療・ともに創り出す医療」を掲げ、①高度医療の推進と地域貢献②教育・研修③医療の質と医療安全④臨床研究⑤患者サービスを推進しています。医学教育においては、4年次からの臨床実習を中心に、教育実習病院としての役割を担っています。卒後教育においては、2年間の初期臨床研修に続いて、各診療科の専門医を目指す4年間の後期研修制度が整備されています。後期研修中または終了後は大学院への進学や医学部の研究員(助教)への任用が開かれており、充実したカリキュラムによって医学知識、臨床技術に優れ、人間性豊かな医師の養成を行っています。

岩村大学病院長

北里大学病院長
岩村 正嗣

北里大学北里研究所病院

北里医療の原点「土筆ヶ岡養生園」を継承する都市型急性期病院
1893年に北里柴三郎先生によって白金に設立された「土筆ヶ岡養生園」を前身とする長い歴史と伝統を誇る病院です。常に多様なニーズを先取りした医療を実践すべく、現在では29の診療科目の他、内視鏡手術、糖尿病、人工関節など専門的なセンターを有する急性期型医療機関に成長してきました。一般、救急診療のみならず、北里柴三郎先生が唱えた「予防医学」を重視し、予防医学センター、総合スポーツ医学センターを中心に人間ドックや区の健診事業などの受託、予防接種、メディカル・フィットネス、メンタルヘルスなど健康増進にも力を入れています。がん診療においては、内視鏡外科や化学療法の専門家が充実しており、最新の放射線照射機器を導入しています。臨床研究にも積極的に取り組み、国内でもトップクラスの治験病床を設置しています。
医療とは患者さん中心にあらゆる職種が協力して成り立ちます。この観点から従来より緩和ケア、栄養サポート、感染対策、高齢者医療支援チームなどの「チーム医療」も推進してきました。「都市型急性期医療機関」として、地域包括病棟も設置し、診療所、高齢者施設のみならず企業とも密接な連携を築いています。さらに「臨床・教育・研究・危機管理」の4本柱を基本方針として、病院運営の柱である教育にも力を置いています。医学部や薬学部などと連携しつつ、学祖北里先生の志を受け継ぐ北里医学の伝統を継承した特徴ある研修プログラムを実践して、北里研究所病院の特徴を生かした教育体制を進めています。

北里大学北里研究所病院01

北里大学北里研究所病院02

北里大学北里研究所病院03

學祖北里柴三郎博士の志を「終始一貫」継承する都市型病院。
。學祖北里柴三郎先生は「医の原点は予防にあり」の志のもと、1892年に福沢諭吉先生のご援助で「伝染病研究所」を設立され、その1年後、白金に日本初の結核サナトリウム「土筆ヶ岡養生園」が設立されました。「土筆ヶ岡養生園」の敷地内に1914年「北里研究所」が、1917年には「北里研究所付属病院」が設立されました。その両者が現在の「北里研究所病院」のルーツであり、輝かしい伝統が全職員の誇りです。当院は都市型病院として高度な治療を実践しつつも、大病院では得られない家族的で心温まる医療を展開してまいりました。北里先生の志を受け継ぐ予防医学センターやメディカルフィットネスセンターは、地域住民や企業関係者の1~2次予防に貢献してきました。高齢化社会に向けて、近隣の医療機関と連携し、地域包括ケアを推進しています。当院は北里大学の教育関連病院群の一つとして、世界に誇れる卒後教育システムの構築を目指しています。北里先生が掲げた理想の実現に向け、診療、研究、教育において、先生のお言葉通り「終始一貫」邁進することが当院の使命です。

渡邉北里研究所病院長

北里大学北里研究所病院長
渡邊 昌彦

北里大学メディカルセンター

地域医療のネットワークづくりを展開する
破傷風菌の純粋培養に成功し、血清療法を確立した北里柴三郎は「日本の細菌学の父」として知られており、その卓越した才能に世界中から招聘があったものの、当時の脆弱な日本の医療体制や伝染病の脅威から日本国民を守るべくその半生を費やしました。その北里柴三郎の「実学の精神」を活かすためにこの北本の地につくられたのが、北里大学メディカルセンターです。北本市は、東京日本橋から約45㎞、埼玉県の中央部に位置し、国の天然記念物に指定されている「石戸蒲ザクラ」を代表とした桜が市民の人々に親しまれていることから市の木は桜と指定されています。また市の花は北本の特産品として知られている菊であり、魅力ある自然とあいまって心を豊かにしてくれています。このようなすばらしい環境の下、当院は地域との連携を密にし、そのニーズに応えるべく高い専門性はもとより安全な医療を提供することに努力を重ねています。さらに、ヘリポートの完備により救急医療の充実も図っています。ハード面での充実は、日進月歩の医学界において必要不可欠な要素ではありますが、当院では真の健康は心の充足であってこそのものと考えています。今では「絵のある病院」として皆様に認知されておりますように、人にも自然にも地域にもやさしい病院を目指して、これからも努力していきます。

北里大学メディカルセンター01

北里大学メディカルセンター02

北里大学メディカルセンター03

患者の皆様の目線に立った医療を提供できる医師の育成に努めています。
患者の皆様の目線に立った医療を提供できる医師の育成に努めています。
北里大学メディカルセンターは、2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生の研究業績を基に1989年に建設された病院です。病院理念には北里柴三郎先生の建学の精神を掲げ、地域の医療、福祉の充実をめざしています。地域医療支援病院として第一線の診療にあたり、安心で安全な医療を提供できるよう、医師・看護師をはじめ多職種の医療スタッフが連携を取りながらチーム医療を実践しています。また、「地域医療を追究し学べる病院」をモットーに医学部教育としての卒前・卒後教育に取り組み、プライマリーケアから高度医療まで、広い視野に立って医療の最前線で活躍できる医師を養成する努力を病院全体でしています。自然に恵まれ、充実した研修環境であると同時に、「文化の発祥の場としての病院」という大村先生の発想により多くの美術品が展示されており、ヒーリングアートの先がけとなった施設でもあります。

坂東KMC病院長

北里大学メディカルセンター病院長
坂東 由紀