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Education

特別プログラム

「専門性+α」の実力を身につける機会も豊富です。

漢方医薬学履修プログラム(薬学科)

伝統ある漢方治療の実績をもとに病院実習も含む実践教育を行います

日本の伝統医学である漢方(東洋医学)は西洋医学の補完的療法として注目されています。そうした流れを先取りするように、1972年に開設された北里大学東洋医学総合研究所(病院)では、漢方・鍼灸治療センターを中心に科学的見地から漢方の治療と研究に長年取り組んでいます。いわば漢方は北里の伝統ある学問分野の一つ。そうした伝統を受け継ぎ、薬学科では「漢方医薬学履修プログラム」を設けています。
プログラムは東洋医学総合研究所の漢方・鍼灸治療センターと、北里生命科学研究所の和漢薬物学研究室が協力。漢方を専門とする研究者、医師、薬剤師が学部教育に参加します。学生は「漢方調剤薬局実務演習」で東洋医学総合研究所での病院実習も経験するなど、漢方治療の現場と連携した実践教育が受けられます。

漢方医薬学履修プログラム

医療ボランティア実習(薬学科)

医療や福祉の現場でのボランティア経験から学びます

医療人に求められる自覚と、人間性、倫理観などを養うために、医療・福祉現場でボランティア活動を行う「医療ボランティア実習」プログラムが用意されています。
これは特別養護老人ホームなどの協力を得て、約1週間のボランティアを行うもの。薬学科3、4年次の学生、約100名が受講して医療や福祉を経験から見直す貴重な経験をしました(2016年度実績)。

医療ボランティア実習(薬学科)

学生Voice米谷 美里さん

「漢方医薬学履修プログラム」で漢方専門の病院へ。オーダーメードの処方が魅力的でした。
このプログラムで、5年次に「漢方調剤薬局実務演習」を経験。漢方に興味があり、北里大学に入学したのですが、患者さんの症状だけでなく体質も考慮して処方される漢方薬に、ますます興味が深まりました。西洋薬も漢方薬もしっかりと勉強して、幅広く相談に乗れる薬剤師になりたいですね。
米谷 美里さん
薬学科6年(学年は取材時)
神奈川県・私立横浜共立学園高等学校出身

海外研修制度

アメリカの大学病院や薬局での薬剤師業務を知る

1989年から続く米国ケンタッキー大学との国際学術交流など、北里大学薬学部では、早くから海外の大学との学術交流を積極的に進めてきました。加えて2011年からは米国アイオワ大学薬学部とも学術交流をスタート。現在、両大学での海外研修プログラムは6年次の希望者を対象に、約2週間の予定で行われています。
研修準備期間には受け入れ先の大学教員が来日し、英語でアメリカの医療制度や薬物治療学について講義。研修中は大学病院や地域薬局の薬剤師業務を見学し、薬物治療管理にかかわる教育の一部も体験するなど、アメリカの医療現場を知る充実した内容となっています。
また大学院薬学研究科の臨床統計学履修コースではハーバード大学(Harvard School of Public Health)との学術交流プログラムを設けています。

ケンタッキー大学教員による事前講義の様子

ケンタッキー大学教員による事前講義の様子

ケンタッキー大学薬学部での予防接種の実習

ケンタッキー大学薬学部での予防接種の実習(アメリカでは薬剤師による予防接種が一部認められています)

学生Voice髙橋 志帆さん

アイオワ大学での研修に参加。英語で薬学の専門知識を学べる海外研修。
海外の医療に興味があり、以前は「国際チーム医療演習」※も受講。アイオワ大学の海外研修は、薬学の専門研修が英語で受けられる点が魅力で参加しました。研修では講義で現地の医療制度などを学び、薬学部6年生に同行して病院や薬局で実習も体感。学生の知識の豊富さに加え、医療現場の討議にも積極的な姿勢に感銘を受けました。
※「国際チーム医療演習」は医療を学ぶ各国の学生を北里大学に招いて行う実習で、医療衛生学部を中心に実施。薬学部や医学部からも希望者が参加します。
髙橋 志帆さん
薬学科6年(学年は取材時)
東京都・私立田園調布雙葉学園高等学校出身

薬学と関係の深い健康・栄養分野

薬学と関係の深い健康・栄養分野も必要に応じて学べます

医薬品の研究者として、薬剤師としてサプリメントや健康食品による健康被害を防ぎ、薬との相互作用を検討するため、生命創薬科学科・薬学科は「栄養」「健康」「食品」「サプリメント」などに関する科目も開講しています。
また食品やサプリメントに関する「NR・サプリメントアドバイザー」や「健康食品管理士」に対応した講義も開講し、資格取得の道を開いています。

資格

所定の科目を履修すれば受験資格を取得できる資格

「NR・サプリメントアドバイザー」資格〈日本臨床栄養協会〉
(薬学科)

「健康食品管理士」資格〈日本食品安全協会〉
(薬学科、生命創薬科学科)

臨床検査技師国家資格の合格率も好成績

薬学科では臨床検査技師国家資格の取得希望者向けに、その受験資格が得られる課程を用意しています。平成29年第63回臨床検査技師国家試験では全国の薬系大学の新卒者合格率26.7%に対し、本学部では87.5%と非常に高い合格率を誇っています。

薬剤師と臨床検査技師のW取得も可能

臨床検査技師国家資格の受験資格を得るには、厚生労働省が定める科目を履修して単位を取得することが必要となります。北里の薬学部で必要となる科目の多くが薬学科の必修科目または選択科目のため、それらに以下の科目(6年次に配置)を加えることで同資格の受験資格が得られます。
[臨床検査技師養成科目(自由科目のみ)]
臨床化学実習、臨床検査総論実習、臨床生理学実習、臨床検査学実習、医用工学概論実習

その他の資格や業務について

一般に6年制薬学部を卒業すると「食品衛生管理者」などの資格が取得できます。また薬剤師国家資格を取得することで「毒物劇物取扱責任者」などの資格が取得でき、公務員試験合格後の「麻薬取締官」といった業務就任も可能になります。