北里大学薬学部 生涯学習セミナー

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2018年度北里大学薬学部生涯学習セミナー(中期)お知らせ

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【テーマ】健康食品・ビタミン製剤や漢方薬・生薬に関する新しい知見と、
院外処方箋への検査値記載とその活用

  日々変化する環境事情や医療事情において、かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師は、基本的な知識に加えより高度で専門的な知識を習得する必要があります。そこで、今回のセミナーでは、健康食品・ビタミン製剤に関する制度や新たな知見を解説するとともに、健康と医療に役立つ漢方薬や生薬を安全に使用するための情報を紹介します。また、近年、院外処方箋に臨床検査値を表記し、保険薬局薬剤師が患者の状態を把握することが可能となりました。その上でこれらの情報を服薬指導にどのように活かすか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

第1回 薬剤師が知っておきたい機能性表示食品の動向とビタミンKの新しい知見
日 程  : 2018年9月1日(土) 14:30〜17:45
        講 義1 : 「健康関連分野での機能性表示食品の位置づけと動向」  (14:30〜16:00)
講 師  :
阿部 皓一 先生
(武蔵野大学薬学部SSCI研究所分析センター長/
三菱ケミカルフーズ株式会社顧問)
  機能性表示食品制度は着実に深耕し食品関連産業の活性化の1因子になっています。本セミナーでは機能性表示食品の健康関連分野における位置づけ・意義を述べ、その領域別動向を(1)ダイエット、(2)腸内環境・便通、(3)ストレス軽減、(4)血圧・血流・体温維持、(5)目、(6)肌、(7)記憶力保持、(8)関節機能に分けて解析します。注目される動きとしては(1)1成分の複数機能、(2)多成分の1機能性、(3)抗酸化性中心の成分などがあげられます。疾病から健康へのフローを確実にするのが医薬品であり、未病・半健康から健康へ行くベクトルを強化できるのが機能性表示食品です。機能性食品について一般用医薬品・医薬部外品との相違点と協調点なども、EBMとEBNの観点から考察することとします。
        講 義2 : 「ビタミンの体内動態変動を介した新規機序の薬物相互作用について
〜脂質異常症薬とビタミンKの意外な関係とは?〜」 
  (16:15〜17:45)
講 師  :
高田 龍平 先生
(東京大学医学部附属病院 薬剤部 講師/第一副部長)
  私たちの体内には数多くのトランスポーターが存在し、さまざまな薬物や生理活性物質の体内動態制御において重要な役割を果たしています。本講演においては、添付文書情報をきっかけに始めた研究である、コレステロールトランスポーターNPC1L1が実はビタミンKの小腸からの吸収も担っており、エゼチミブはビタミンKの吸収阻害を介してワルファリンの作用を増強しているという新規薬物相互作用の知見を中心にお話しします。

第2回 健康と医療に役立つ漢方薬・生薬の活用と注意点
日 程  : 2018年9月29日(土)  14:30〜17:45
        講 義1 : 「漢方薬と健康茶」  (14:30〜15:30)
講 師  :
三澤 心 先生
(北里大学東洋医学総合研究所 薬剤部)
  昨今のお茶ブームにより、水分補給や健康増進などを目的に多くの方がお茶を飲んでいます。一口にお茶といっても、単一の植物から製造される緑茶や麦茶から、数種類の原材料をブレンドした健康茶まで多岐にわたります。健康茶は食品であるにもかかわらず漢方薬で使用される生薬と類似する原材料が多く見受けられます。そこで今回漢方薬と健康茶の類似点や相違点、さらに使用する際の注意点などについてお話しいたします。
        講 義2 : 「医食同源の生薬の生産地」  (15:35〜16:35)
講 師  :
佐橋 佳郎 先生
(北里大学東洋医学総合研究所 薬剤部)
  「医食同源」は健康を思い浮かべる時、大変身近でわかりやすく親しみが湧いてくる言葉です。何といっても生薬を毎日口にすることで普通に、気楽に、養生を実践出来る考え方ですから・・・。今回、生薬により親しみを持っていただく意味で、中国でポピュラーなお茶の一つ「菊花茶」の菊花、日本で女性にひそかなブームになっている「ショウガ(生姜)」の生産地の状況・加工方法を紹介し、「健康に役立ちそうな生薬」を理解していただきます。
        講 義3 : 「漢方薬・生薬の活用と注意点」  (16:45〜17:45)
講 師  :
緒方 千秋 先生
(北里大学東洋医学総合研究所 薬剤部)
  健康維持を目的に漢方薬や生薬を活用されている方が見受けられます。一方、漢方薬や生薬によって、健康を害してしまう可能性もあります。医療の現場では漢方薬服用後に、甘草による血圧上昇、地黄による胃もたれ、山梔子による腸間膜静脈硬化症といった副作用や身近な食材(コムギ、ヤマイモ、ゴマ)による食物アレルギーの発現などの報告があります。そこで今回は、事例を挙げて漢方薬や生薬を安全に使用するための情報を紹介します。

第3回 院外処方箋への検査値記載と薬局における臨床検査値の活用
日 程  : 2018年10月20日(土)  14:30〜17:45
        講 義1 : 「臨床検査値を活用した処方鑑査と服薬指導」  (14:30〜16:00)
講 師  :
横山 威一郎 先生
(千葉大学医学部附属病院 薬剤部)
  当院では2014年10月より院外処方箋に臨床検査値を表記することで、保険薬局薬剤師が患者の状態を一見して把握することを可能としました。更に、医薬品別検査値を表記することにより、医薬品ごとに禁忌、過量投与、副作用を発見可能とする仕組みを構築しました。臨床検査値に関する疑義照会は年間約600件発生し、そのうち約140件が処方変更となりました。特に、禁忌は毎年約40件回避しており、大きな成果を挙げています。本講座では、具体的な処方例を提示し、臨床検査値による薬学的管理の重要性を示します。
        講 義2 : 「薬局における臨床検査値の活用」  (16:15〜17:45)
講 師  :
坂田 祐樹 先生
(あさみ薬局 薬剤師)
  当薬局では北海道大学病院から検査値付き処方箋を応需するようになって5年なります。薬局薬剤師が現在行っている「目の前の患者から情報を引き出すこと」は重要ですが、そこに検査値という客観的なデータを加えて処方鑑査を行い服薬指導に活かすことは、大きなメリットがあります。本講座では検査値の開示に対して、薬局薬剤師がどのように取り組んだか、患者からの検査値に対する疑問にどのように答えたか、また5年経過して新規採用薬剤への意識の変化などを中心に、実症例を交えて話します。

主     催 :  北里大学薬学部生涯学習センター
共     催 :  北里大学薬友会・(公財)日本薬剤師研修センター
時     間 :  各回 午後2時30分〜午後5時45分
場     所 :  各回 白金キャンパス
1号館1501大講義室(予定)
定     員 :  各回 300名(定員になり次第締切ります。またやむを得ずご欠席の場合は事務局までご連絡ください。)
対     象 :  本学および他薬系大学の卒業生
受 講 料 :  各回 2,000円
認定単位 :  各回 日本薬剤師研修センター認定研修 2単位
申込み方法 :  北里大学薬友会HP生涯学習セミナーページ登録フォームよりお申込みください。
申込締切 :  第1回:2018年8月27日(月)
第2回:2018年9月24日(月)
第3回:2018年10月15日(月)
  または、メール・ハガキ・FAXのいずれかに住所・氏名(ふりがな)・電話番号・卒業大学・卒業年・勤務先・受講希望回をご記入のうえ、お申込みください。  なお、お申込み後は、本センターから受付番号をお知らせいたしますので、必ずご確認のうえ、受付にて番号をお申し出ください。
(お申込みから1週間以上経過しても返信がない場合は、下記事務局までお問合わせください。携帯電話メールからのお申込みの場合、一部返信が出来ない場合がございます。)

お申込み・お問合せ先

北里大学薬学部生涯学習センター事務局(北里大学薬友会内)
〒108-8641 東京都港区白金5-9-1
TEL&FAX : 03-3448-8191
メールアドレス : ph-llc@kitasato-u.ac.jp (メールアドレスが変わりました)
(ピーエイチ ハイフン エルエルシー@)