生体制御学
生体制御学
English炎症メカニズムの解明をもとに、安全性の高い治療薬を検討。
この部門は生体内の情報伝達がテーマ。特に私は肺をターゲットに細胞レベルでの炎症の伝わり方を研究しています。肺炎は活性酸素が発症に深く関わるため、活性酸素の働きを抑える薬なら違う病気の治療薬であっても、肺炎に効く可能性は大いにあります。今後はそのような適応拡大の検証にも取り組みたいですね。
研究内容
研究概要
生体制御学教室では、薬学・医学・臨床検査学の接点として、生体の様々なメカニズムに関わる研究を行っています。
教員に医師がいるという特徴を活かし、医学と薬学の接点の場として、医学からみた薬学、薬学からみた医学という双方向的な視点を養って欲しいと思います。
北里研究所病院研究部(バイオメディカルラボ)にてヒト検体を用いた研究を含め、臨床に関わる研究をしています。
薬学部生にも、医療現場を肌で感じていただけるよう努めています。
1.肺癌に関する研究
2.炎症性腸疾患に関する研究
3.アレルギー疾患に関する研究
4.肺非結核性抗酸菌症と気管支拡張症に関する研究