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演題 | DNA維持メチル化の構造生物学 |
講演者 | 有 田 恭 平 氏 [横浜市立大学 生命医科学研究科 教授] |
開講時間 | 16:30~ |
場所 | 相模原キャンパス S号館3階 セミナー室2・3 |
詳細 | 哺乳類のCpG配列中のシトシンのメチル化は、遺伝子発現の制御やレトロトランスポゾンの抑制などに重要な役割を果たす。細胞分化の過程で一旦確立したDNAメチル化は、個体の生涯を通して正確に維持される。 このDNA維持メチル化により、細胞は個性を保ったまま正常に増殖できる。DNA維持メチル化では、DNAメチル化酵素DNMT1とその補助因子UHRF1が必須因子として働く。 本セミナーでは、クライオ電子顕微鏡単粒子解析やX線結晶構造解析によって明らかにしてきたDNA維持メチル化に関わる生体分子の構造生物学的な知見について紹介する。 |
担当 | 幹細胞学講座 |
対象 | 教職員・学生 |
備考 | なお、本セミナーは大学院理学研究科の特別講義を兼ねています。 単位取得専攻分野:分子科学専攻・生物科学専攻 |