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2024.11.22セミナー情報

第7回理学部セミナー開催(11/26)中止のお知らせ

2024年11月26日(火)に開催を予定していた理学部セミナーは講演者急病のため中止となりました。

 
演題 Immunometabolism: an emerging frontier to control the immune systems -「代謝で免疫を制御する」ことを目指して
講演者  遠藤 裕介(エンドウ ユウスケ)氏
[(公財)かずさDNA研究所 オミックス医科学研究室 室長 ]
開講時間 16:30~
場所 相模原キャンパス L2号館 410教室
詳細  近年、代謝システムと免疫システムとのクロストークを正確に理解することで、代謝疾患や免疫疾患の予防・治療を目指す「イムノメタボリズム」研究が注目されている。
 イムノメタボリズムの研究対象は、特定の代謝経路・代謝物による免疫細胞の分化/機能制御を解明する基礎研究から、肥満や糖尿病に代表されるメタボリックシンドロームなどの疾患治療を目指した応用研究まで多岐にわたる。
 従来は、代謝酵素の遺伝子改変動物を用いたフェノタイプベースの解析が研究の大半を占めていたが、分析技術の発展により、解糖系代謝、ミトコンドリア代謝および脂質代謝を介した細胞・分子レベルでの緻密な制御機構の解析が活発化している。
 こうした未解明の領域に対して、私たちの研究室ではゲノム編集技術によるハイスループットスクリーニングやリピドミクス解析などを有機的に組み合わせることで、脂肪酸合成のボトルネック酵素であるACC1や不飽和化酵素SCD2によって産生される脂質代謝物が免疫細胞の早期活性化・機能分化・記憶形成など一連の重要ステップに必須であることを解明した。本セミナーでは、この数年間で我々が見出した代謝と免疫の接点について、最新の知見を交えて紹介する。
担当 免疫学講座
対象 教職員・学生
備考 なお、本セミナーは大学院理学研究科の特別講義を兼ねています。
単位取得専攻分野:分子科学専攻・生物科学専攻
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